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古き情緒を色濃く受け継ぎ、江戸の風情を楽しめる町「倉敷」。倉敷には、倉敷川のほとりに白壁・格子窓の町家や蔵などが並ぶ「美観地区」をはじめ、歴史的町並みや旧跡が数多く残っています。瀬戸大橋の入り口がある「児島地区」は、日本のジーンズの聖地。回船問屋の面影残る港町に繊維産業が息吹いています。江戸から昭和初期にかけて栄えた港町「玉島地区」は、昭和の風景を残すレトロタウン。白桃の産地としても有名で、春に咲き誇る桃の花は町をピンク色に染めます。レトロな坂の町「尾道」に足を伸ばすのもおすすめです。

歌人与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことから「満奇洞」とつけられた全長450mの鍾乳洞です。つらら石、カーテン、洞穴サンゴなど見事な景観を見せる洞窟ですが、中でも洞内の奥にある地底湖とそこに架かる赤い「竜宮橋」は、「夢の宮殿」と呼ばれる幻想的な空間となっています。「井倉洞」は、全長1,200m、高低差90mの大きな鍾乳洞です。高さ50mを流れ落ちる「地軸の滝」は、洞内滝としては日本一です。

岡山で高原リゾートを楽しむのなら「蒜山高原」へ。高原のグリーンに包まれた広大なアミューズメントパーク「ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク」や、ジャージー牛に触れ合え、味わうこともできる「ひるぜんジャージーランド」、約16ヘクタールの里山に広がる自然公園「津黒いきものふれあいの里」、そして日帰り温泉施設「蒜山やつか温泉快湯館」など、大人から子どもまで目いっぱい楽しめる施設がたくさんあります。冬は白銀のゲレンデが広がります。