唄げんか大橋

大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「宇目」

大分市と宮崎県延岡市の県境近くにある道の駅「宇目」。エメラルドグリーンの水をたたえた北川ダム湖の上にかかる銀色に輝く「唄げんか大橋」のたもとにあります。

「唄げんか大橋」は、地元の民謡「宇目の唄げんか」にちなみ命名されました。送りと返しからなる対話形式の歌詞が繰り返される子守唄で、互いに相手を揶揄するような攻撃的な歌詞が特徴。近くの木浦鉱山に働きに出た夫婦のもとに子守奉公として集められた娘たちの唄が原型となっているそうです。

木浦鉱山は露天掘りに近い採掘で、1157年頃から入山を始めたといわれています。竹田岡藩による藩営時代には特に繁栄を極め、現在の大切峠九合目付近にある大切坑は、毎日2,000人の坑夫が入坑して『千人間府』とよばれるようになったとか。銀・錫の産出はとくに素晴らしく、大切銀坑は佐渡、但馬、石見と並び、四大銀山の一つとして栄えたそうです。

「唄げんか大橋」は日本初のPC斜張橋で、塔から斜めに張ったケーブルを橋桁まで直接つなぎ支える構造をしています。道の駅に隣接してある「ととろの森 うめキャンプ村」では様々なアクティビティが充実。渓谷ツアー(キャニオニング)や観音滝トレッキングなど人気のイベントを開催しています。また、北川湖の上に渡したケーブルに沿ってハングライダーで飛ぶ「ケーブルハングライダー」を楽しむ人もいます。

「ととろの森 うめキャンプ村」には、オートキャンプサイト、木造ケビン、多目的広場、炊事棟が完備。ドッグランを併設しているのでペット連れでも楽しめます。石釜でピザ焼き体験を楽しんだり、夏はそうめん流しで盛り上がったりと、各種体験ができます。

道の駅にある直売所では宇目産の農作物や花、猪肉、鹿肉などがずらり。特に「宇目ぶどう」は入荷しても午前中には売り切れてしまう人気商品になっています。お米やしいたけ、栗などもおススメです。

「宇目」のグルメ情報

●レストハウス「うめりあ」

道の駅うめのレストラン
(C)ツーリズムおおいた

代表的なメニューは「ししラーメン」。スープは味噌味、豚骨味の2種類あります。トッピングのチャーシューももちろん猪肉。麺は太麺でしっかりした歯ごたえです。変わり種としては猪ピラフ、鹿カレー、鹿肉のカットステーキセットなどもあります。冬は猪鍋がおススメ。この他、シイタケ発祥の地といわれる宇目らしいメニューとして「しいたけごはん」をぜひ!
[営業時間]10時~18時、木曜定休

●宇目のから揚げ

大分一の呼び声も高い宇目のから揚げ。これだけのために道の駅を訪れる人もいるというおいしさ。味付けはシンプルににんにく醤油で、大き目カットされた鶏肉が食べごたえ抜群!ジューシーでサクサク。しかも安い!

●「うめ茶屋」のマロン(栗)ソフトクリーム

寒暖差の高い宇目ならではの高品質な栗を使用したソフトクリーム。物産直売所で購入可。濃厚な栗の味が口の中で広がり、自然な甘さが楽しめます。ルーベリーやバニラ、ミックスなどもあります。名産の栗拾いを楽しむなら9月~10月上旬がねらい目。道の駅近くにある観光農園で丹波や国見、筑波などの品種があります。

「宇目」周辺の見どころ

●トトロバス停

宇目町にあるバス停でその名も「轟(ととろ)」。映画「となりのトトロ」に登場するバス停そのままの雰囲気で、人気のドライブスポットになっています。道の駅から旧国道を1.5㎞ほど走ったところにあります。轟(ととろ)地区8軒の人たちが手作りで作ったもので、映画とは何の関係もなかったそうですが、メディアで紹介され人気になりました。

●藤河内渓谷

祖母傾国定公園内にある大分県の名勝のひとつ。桑原川の上流にある渓谷で、水源の観音滝から藤河内集落まで分流を合わせると約8㎞にわたり続いています。いたるところに臼状、渦巻き状、瓢箪状、流線状など屈曲した甌穴(おうけつ)群があり、変化に富んだ景観を見せています。

大分県「藤河内渓谷」


初夏は新緑やツツジ、秋は紅葉の名所としてたくさんの観光客が訪れるビュースポット。源にある観音滝は高さ77m、幅2mもある大飛瀑で、花崗岩の鱗状節理が美しく、太陽の光を浴びてきらめく様子は大変見応えがあります。

渓谷の真ん中あたりには「藤河内渓谷キャンプ場」があり、雄大な自然とのふれあいが楽しめるよう、最低限必要な設備のみを備えています。近くには「おおいあた里の駅 木浦名水館」があり、豊の国名水百選のひとつ「連光寺湧水」を利用した鉱泉で入浴可能。ヒノキをつかったお風呂で贅沢な時間を過ごせます。休憩スペースやレストランもあるので、キャンプの自炊に飽きたら訪ねてみるのもおススメ。
また、藤河内渓谷の花崗岩から湧出する冷泉をを利用した鉱泉の「藤河内湯~とぴあ」もあります。キャニオニングや登山のあと、ゆっくり汗を流すことができます。

●うめの里 陶芸工房

道の駅から約2㎞ほどのところにある、気軽に陶芸体験ができる工房。10名までの団体受け入れ可能(要予約)です。所要時間は約3時間。体験料金は大人1,500円、小学生以下1,000円。ロクロは2,000円、絵付け1,500円で送料は別途。
[開館時間]10時~18時、水曜定休
[問い合わせ&予約]Tel:0972-54-3911

●柳瀬チューリップ祭り

柳瀬地区の棚田を利用し、毎年4月に行われている「柳瀬チューリップ祭り」。棚田45アールに植えられた約4万5千個のチューリップが一斉に咲き誇る姿は圧巻です。広場では宇目神楽保存会による神楽やひょっとこ踊り、鶴岡八幡太鼓の演奏、餅まきや抽選会など、さまざまなイベントが行われます。
棚田ではオーナー田、農業体験、陶芸体験、農家民泊などの交流活動も盛んで、秋は栗農園での栗拾いも楽しめます。

「宇目」おすすめのお土産情報

●トトログッズ

トトロの人形やマグネット、お財布など、トトロのバス停にちなみ、小物が並んでいます。バス停を訪れた記念にいかがですか?

●猪肉、鹿肉

猪肉は豚肉に比べると堅いですが、臭みがなく意外においしいと評判。ぜひチャレンジ!

大分県「猪肉」

●ごまだし各種

佐伯といえば、やっぱりコレ!エソ(ワニエソ、トカゲエソ、マエソなど)の他にも鯛のごまだしもあります。エソは白身でおいしい魚ですが、固い小骨が多いため、骨切りした後すり身にし、揚げて食べることが多い魚です。癖ののないタンパクな味で歯ごたえが良く、最高級品の魚肉練り製品として人気があります。
ごまだしにするときは焼いたものをゴマと一緒にすりつぶし、醤油などで味付けします。うどんやそうめんなどと一緒に食べたり、ごはんに乗せたり、豆腐や野菜にあえてもOK。

●亀の甲の甘酒

大分県直川産ヒノヒカリを使用。砂糖や添加物は一切使わず、米と米麹だけで昔ながらの手作り製法でつくられています。

大分県「甘酒」

体内時計を整える働きがあるといわれ、毎朝一杯、甘酒を飲むとよいとか。サプリメント感覚で牛乳に混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたり、夜はお酒に入れたりと楽しめます。

information
施設名:道の駅 宇目
アクセス:東九州自動車道 佐伯ICより車で約60分
住所:大分県佐伯市宇目大字南田原2513-5
電話:0972-54-3090
開館時間:9時~18時(1/1 10時~)
休館日:年中無休
駐車場:普通車:138台 大型バス:12台 身障者用:5台
トイレ:男性:11器 女性:8器 身障者用:1器
その他:うめ家族キャンプ場 15時~翌11時

※最新情報は公式ホームページを参照してください

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