沖縄で送迎バスを貸切したらいくら?料金相場・計算方法を徹底解説

沖縄で送迎バスを貸切したらいくら?料金相場・計算方法を徹底解説

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沖縄は移動手段が限られているため、レンタカーを借りるか、貸切バスをチャーターする場合がほとんど。大人数なら空港から貸切バスを運転手付きで借りるのが便利ですね。

空港からリゾートまでの移動手段として送迎バスを借りるケース、旅行中は借りたまま観光を楽しむ場合など、いろいろなケースがあると思います。

貸切バスの運賃・料金は、国土交通省が下限から上限までの目安を定めています。その金額は、各地方運輸局によって少しずつ違うため、同じ条件でバスをチャーターしても出発エリアによって値段が変わってくるんです。

今回は、一般の方には難しい貸切バス料金の計算。沖縄出発でバスを運転手付きでチャーターした場合、いくらになるか「短時間送迎」「日帰り」「1泊2日」について詳しく解説します!

内閣府沖縄総合事務局運輸部が設定している「貸切バス運賃・料金」とは?

貸切バス料金は、国土交通省・地方運輸局が管轄していますが、沖縄のみ内閣府沖縄総合事務局運輸部です。

貸切バスの運賃は、「貸切バスを走らせた距離=キロ制運賃」と「ドライバーさんの時給=時間制運賃」を足したもの

キロ制運賃は1㎞あたりの金額(単価)で、時間制運賃は1時間あたりの金額(単価)で、下限から上限までの範囲を内閣府沖縄総合事務局運輸部が目安として設定しています。

この範囲内であれば、特に申請・認可は不要で、各バス会社が自由に料金設定ができます。

逆にこの範囲よりも「安い」「高い」運賃であれば、その理由(根拠)を示した上で、内閣府沖縄総合事務局運輸部へ申請し、認可されればその料金で運行してもよいことになります。

下の一覧表は、貸切バスを1人の運転手(ワンマン)が昼間運転した場合の基本的な運賃を示したものです。

沖縄エリア出発で貸切バスを借りた場合の運賃・料金表

バスの種類 キロ制運賃 時間制運賃
大型バス 187~275(税抜:170~250)円/km 4,466~6,457(税抜:4,060~5,870)円/時
中型バス 165~231(税抜:150~210)円/km 3,773~5,456(税抜:3,430~4,960)円/時
小型バス・マイクロバス 132~198(税抜:120~180)円/km 3,245~4,686(税抜:2,950~4,260)円/時

(引用元:内閣府沖縄総合事務局運輸部ホームページより)

沖縄で早朝や深夜バスを頼んだ場合、長距離走る場合は?

沖縄の場合、深夜バスや早朝送迎を依頼するケースはあまりないかと思います。ただ撮影のロケなどで、移動距離が長い、待機時間が長いという場合は注意が必要です。

貸切バスを1人で運転してよい時間は1日11時間まで。距離は昼間の運行で500㎞まで(夜間は400㎞まで)と決められています。

これを超える場合は、交替ドライバーが必要(ツーマン運行)となりますのでご注意ください。

また、貸切バスの早朝・深夜の時間帯とは、夜の22時~翌朝5時までを指します。この時間帯にバスの運行時間がかかる場合は、タクシーと同じように割増料金が必要です。

バスの運賃は、ドライバーさんが営業所で、運行前の安全確認・運行後の安全確認の時間帯も含めて計算しますので、ご注意ください。

◆交替運転手配置料(運転手2名体制になった場合)
キロ制運賃 時間制運賃
33~55(税抜:30~50)円/km 2,321~3,344(税抜:2,110~3,04)円/時
◆深夜早朝運行料金(夜22時~朝5時まで)は2割増し(時間制運賃・交替運転手配置料金時間制料金ともに)

沖縄で電動リフト付きバスやトイレ付バスなど、特別なバスの貸切は料金高め

福祉施設などで、車イスの利用者多い場合の移動手段として電動リフト付きバスは便利です。また、撮影のロケなのでトイレが近くにない場所では、トイレ付バスを借りたいというケースもあることでしょう。

ただ、所有しているバス会社が少ないこと。バスの維持費やメンテナンス費用が高くなるため、通常の料金よりも高め(特殊車両割増=運賃の5割増し以内)に設定することが許されています。

いずれにせよ、所有しているバス会社が少ないので、レンタルしたい場合は、早めに相談することが大切ですね。

▼こちらの記事も参考に
≫貸切バス料金相場について
≫貸切バスをお得に手配するコツ
≫貸切バス(送迎バス)のキャンセル料は?

沖縄出発で貸切バスを「短時間」借りた場合の料金は?

沖縄でのリゾートウェディングは大人気!参列する家族や親せきなどをホテルまで、一度に大勢が移動する場合は、貸切バスはとっても役立ちますね。

この場合「片道だけ1時間ぐらい利用したい」という要望がありますが、実は貸切バス、最低でも3時間利用からという決まりがあります。また、バス運行の前後に各1時間ずつ、安全点検の時間をとることが義務付けられているため、最低でも5時間利用として料金を計算します。

つまり、1時間の利用であっても、3時間の利用であっても料金はまったく同じなのでご注意ください。

沖縄で結婚式送迎バスを借りた場合の料金例

結婚式場まで送迎バスを貸し切る

実際に那覇空港からウェディング会場(リゾートホテル)までの片道送迎バスを、運転手付きでレンタルした場合の料金を計算してみましょう。

那覇空港== ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート(挙式・披露宴・宿泊)
[移動時間:約1時間/移動距離:約53㎞]
※貸切バス利用時間は最低3時間(安全点検の2時間を加えて5時間)10㎞以下はすべて切り上げで計算

バスの種類 貸切バス運賃
大型バス 33,550~48,785円(税込)
中型バス 28,765~41,140円(税込)
小型マイクロバス 24,145~35,310円(税込)

バス会社から、バス乗車場所(那覇空港)までお迎えの分、披露宴会場から車庫に戻る回送の分は含まれていません。詳しくは見積りを取り寄せましょう!

例:沖縄出発で短時間の大型送迎バス(~45名定員/補助席利用で53~55名乗車可能)を借りた場合の計算方法(5時間利用・10㎞走行)

下限~上限の運賃計算方法:大型送迎バスの場合
距離単価170~250円×60㎞=10,200~15,000円
時間単価4,060~5,870円×5時間=20,300~29,350円
合計:30,500~44,350(税込:33,550~48,785

▼お役立ち情報
結婚式の送迎バスならお任せ!料金相場・手配のポイント
貸切バスを片道だけ利用したい!料金相場と計算方法
貸切バスで名護市から古宇利島にある結婚式場へ!ゲスト往復送迎の料金目安は?

沖縄出発で貸切バスを日帰りで借りた場合の料金計算方法は?

社員旅行などで沖縄を訪れた場合、ホテルから日帰りで観光・アクティビティを楽しむことがあります。

日帰りバス旅行でリーズナブルに貸切バスを利用したいなら、運転手1名で運行できる時間・距離に抑えることです。

沖縄出発日帰り貸切バスツアー料金例

古宇利島のハートロック
古宇利島のハートロック

一般的な日帰りバスツアーで貸切バスを利用した場合の料金を計算してみましょう。

ルネッサンス リゾート オキナワ9時出発==美ら海水族館10時10分着・12時発==ランチ==古宇利島へドライブ13時30分~14時30分==オリオンハッピーパーク15時着・工場見学や試飲など ==万座毛17時着==ホテル18時着終了
[移動時間:9時間/移動距離:170㎞]

バスの種類 貸切バス運賃
大型バス 80,916~117,777円(税込)
中型バス 69,553~99,286円(税込)
小型マイクロバス 58,135~85,206円(税込)

バス会社から、バス乗車場所(苫小牧駅)までの回送分は含まれていません。詳しくは見積りを取り寄せましょう!

例:北海道出発で日帰りバス旅行・大型観光バス(43~45名定員)を借りた場合の計算方法(9時間利用・170㎞走行・安全点検のための時間2時間を含む)

下限~上限の運賃計算方法:大型観光バスの場合
距離単価170~250円×170㎞=28,900~42,500円
時間単価4,060~5,870円×11時間=44,660~64,570円
合計:73,560~107,070(税込:80,916~117,777)円

▼お役立ち情報
日帰り貸切バスツアーならお任せ!バス料金・プラン

沖縄出発1泊2日旅行で貸切バスを借りた場合の料金計算方法は?

社員旅行やグループ旅行で沖縄を訪れた場合、那覇空港から貸切バスをチャーターし、現地での観光を楽しむにはとても便利ですね。

2日間バスを借りる場合、運転手が1名で運行できる時間・距離を守ることと、2日間の平均運転時間を1日9時間以内の抑えることがポイントです。

沖縄出発1泊2日貸切バスツアー料金例

首里城

那覇空港発着で1泊2日バスツアーを企画した場合の料金を計算してみましょう。

<1日目>
那覇空港10時出発==首里城見学==ランチ==識名園見学== 斎場御嶽見学== くるくまの森絶景カフェで一休み==Royal Hotel 沖縄残波岬18時着・宿泊
<2日目>
宿9時出発==真栄田岬==琉球村でアクティビティ&ランチ==国際通り・各自自由観光==那覇空港16時着終了
[移動時間:15時間/移動距離:160㎞]

バスの種類 貸切バス運賃
大型バス 114,774~166,683円(税込)
中型バス 98,087~140,624円(税込)
小型マイクロバス 82,775~120,714円(税込)

バス会社から、バス乗車場所(那覇空港)までの回送分は含まれていません。詳しくは見積りを取り寄せましょう!

例:那覇空港出発で1泊2日バス旅行・大型観光バス(43~45名定員)を借りた場合の計算方法(15時間利用・170㎞走行・安全点検のための2時間×2日分を含む)

下限~上限の運賃計算方法:大型観光バスの場合
距離単価170~250円×160㎞=27,200~40,000円
時間単価4,060~5,870円×19時間=77,140~111,530円
合計:104,340~151,530(税込:114,774~166,683)円

※すべての貸切バス料金には、バス車両チャーター代、ドライバー代、バス車内で起きた事故をカバーする保険代は含まれています。
※それ以外でお客様負担となる実費(駐車場代、有料道路代、ドライバーの宿泊費など)は含まれていませんのでご注意ください。

▼お役立ち情報
≫1泊2日の貸切バス旅行は駐車場・運転手のホテル予約は必要?

沖縄で貸切バスを借りた場合の料金相場・計算方法まとめ

沖縄で貸切バスを借りた場合まとめ

貸切バスを自分たちで借りる場合、料金計算はかなり厄介です。初めての場合や旅行プランに沿って、移動距離や時間を計算するとなるとなおさらです。

同じ内容でも、バス会社の場所によっては料金がかわりますし、時季や曜日によっても違いがでます。

「貸切バスの達人」から沖縄のバス会社にまとめて見積りを取れば簡単!しっかりバス会社を比較することで、お得な料金で貸切バス移動ができます。お気軽にお問合せください。

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