道の駅「喜連川」

栃木へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「きつれがわ」

※写真はリニューアル前の外観

道の駅「きつれがわ」は、栃木県さくら市の国道293号沿いにあります。2017年4月にリニューアルオープンし、大正ロマンをテーマにしたレトロ調の建物にイメージを刷新。さくら市ゆかりの野口雨情や商店街のイメージとマッチングする雰囲気は、懐かしく親しみやすい印象です。

新しく野口雨情を紹介するコーナーも新設。本館屋上には里山の風景を見渡せる展望台、願いを込めて鍵を取り付けられる「喜びの鐘」もあります。

喜連川地区は、かつての奥州街道の城下町で歴史と文化の町。周辺は豊かな自然に恵まれ、春の桜をはじめとした四季折々の表情を見せてくれます。

三大美肌の湯に選ばれている喜連川温泉。当駅にも23時まで営業している温泉施設があります。2012年11月からは無料で利用できる足湯がオープン。家族で楽しめる水着着用のクアハウスも併設されており、関東道の駅の「好きな道の駅アンケート」でも常に上位、全国の「好きな道の駅50選」にも選ばれています。

道の駅喜連川の周辺には、内川、荒川が流れ、川沿いには水辺公園があり水辺散策を楽しむことができます。アスレチックやBBQ(5月~9月まで、4時間3,000円)も楽しめるので、直売所で新鮮な野菜を入手し、こちらで楽しむのもおすすめですよ。

近隣には、道の駅を含めて8つの温泉があり、季節の自然の移ろいを観賞しつつ、湯めぐりを楽しむことができます。

▼「きつれがわ」周辺で楽しめるアクティビティやイベント

●桜まつり 4月
●天王まつり 7月
●サマーフェスティバル&花火大会 8月
●きつねの嫁入り行列 10月

「きつれがわ」のグルメ情報

●竹末道の駅本陣(本館)

ユニークなラーメンを提供し、行列をつくってきた喜連川のE.Y竹末が道の駅にもオープンしました。看板メニューの「ごちそう喜連川ラーメン」は、ヤシオマスと鮎の出汁に、ヤシオマスと鰻のペーストをトッピング。牛ハラミの熟成肉を贅沢に使ったチャーシューとのマッチングも楽しめます。

宇都宮にはおしゃれな雰囲気の「CAROL」、下野市に「竹末食堂」、鹿沼市に「D.M竹末」、東京にはスカイツリーのおひざ元、押上にも店舗があります。
[営業時間]10時30分~18時、第2・4月曜(祝日の場合は翌日)休み

●桔梗 花実や(本館)

割烹の味を気軽に楽しめるレストラン。季節の素材を活かした天丼や地粉を使った氏家うどんが人気メニューです。夜は栃木和牛のステーキやマグロサラダ、カレイのから揚げなどのボリュームのあるメニューもそろっています。

[営業時間]火~金曜 10時30分~15時30分/16時30分~19時30分、土日祝 10時30分~15時30分/17時~21時、毎週月曜休み

●Gelateria KITS(本館)

砂糖以外にトレハロースを利用し、すっきりとした甘さのジェラートが人気を呼んでいます。ワッフルコーンはひとつひとつ手焼き。鳳凰美田の上質な酒粕を使用した吟醸酒粕ミルクや栃木らしい生いちごミルク、数量限定のロイヤルミルクティなど、ここだけの味に出会えます。
[営業時間]9時~19時/冬季は18時まで、第2・4月曜(祝日の場合は翌日)休み

●あさの牧場(新館)

「あさの豚」でおなじみのあさの牧場直営レストラン。あさの豚は水、餌、環境にこだわりストレスなくのびのびと育てた豚で、きめ細かな肉質と臭みのないおいしさが評判です。脂身も甘く、牛肉のような食感。その豚肉を使ったボリューム満点の豚丼は、大人気を博しています。

[営業時間]9時~16時、土日祝9時~18時、第2・4月曜(祝日の場合は翌日)休み

●パン工房温泉パン(新館)

60年以上の歴史を誇る、喜連川名物の温泉パン。昭和15年、笹沼氏により開業。メインはコッペパンでスタートしました。その後、温泉掘削に関与したことから記念に「温泉パン」という名前に変更し、今に至ります。どっしり、ふっくら、懐かしい味の元祖温泉パンをはじめ、クルミ入りやレーズン、コーヒーなどさまざまな味がそろっています。
[営業時間]9時~18時、第2・4月曜(祝日の場合は翌日)休み

●たいやき鱒屋(新館)

あんこをぎっしり抱えたボリューム満点のたい焼き。焼きそば、たこ焼きもあります。
[営業時間]9時~18時、毎週月曜(祝日の場合は翌日)休み

●惣菜工房花のれん(新館)

地元のお母さんたちが心をこめて手作りするお惣菜やお弁当の数々。人気メニューは「きつねのたまご」です。
[営業時間]9時~18時、第2・4月曜(祝日の場合は翌日)休み

「きつれがわ」周辺の見どころ

●日本三大美肌の湯「喜連川温泉」

道の駅には温泉ソムリエや温泉ソムリエマスターも常駐。内風呂、露天風呂、サウナの他、クアハウス(歩行浴・ハーブバス・シルキーバス・電気風呂・ストロングバス)もあります。

ちょっとした休憩にうれしいのが足湯で、こちらは靴置き場、ロッカー、足洗い場も完備。靴を脱ぐのが面倒!という場合は手浴もあります。
[足湯]11時~16時、月曜(祝日の場合は翌日)休み、無料
[温泉]10時~23時(クアハウスは20時まで)、第2・4月曜(祝日の場合は翌日)休み、中学生以上500円、小学生300円、未就学児無料

●喜連川

喜連川道の駅喜連川の周辺には、内川、荒川が流れ、川沿いには水辺公園があり週末には家族連れでにぎわいます。「喜連川」という名前の由来は「狐川」といわれたことからという説と、荒川と内川が来て連なるところから説、喜連川足利氏初代の国朝が、この地に移った際に名付けられたなど、諸説あるそうです。

●喜連川神社

喜連川神社速須佐之男命(スサノオノミコト)と櫛名田比売命(クシナダヒメノミコト)の二柱をお祀りする神社。7月末に行われる例大祭は天王祭と呼ばれ、あばれ神輿として知られています。400年以上も続く神事でい、昼は神主や天狗、武士にふんした百物揃いの行列、夕方からは激しく揺らす神輿の迫力に圧倒されること間違いなし。

「きつれがわ」おすすめのお土産情報

●大谷石のコースター

喜連川モダンボーイと名付けられた栃木県産大谷石を使った新ブランド。「喜連川モボトレイセット」は、コースターやアッシュトレイ、ナッツトレイがあります。

●樺山錦(かばやまにしき)

大正天皇への献上品になった伝統の打ち菓子。もち米でつくられた味甚粉(みじんこ)にミルク、砂糖で焼き上げたしっとりとした食感のもので、ココアや挽き茶、ミルクの三種類あります。さくら市の「さくらブランド認証」品。

●オリジナルTシャツ、酒屋風前掛け

道の駅オリジナルのデザイン。レトロなデザインでおしゃれ。お土産にも喜ばれそうです。おそろいの温泉タオルもあります。

information
施設名:道の駅 きつれがわ
アクセス:矢板ICから車で20分
住所:栃木県さくら市喜連川4145-10
電話:028-686-8180
開館時間:9時~23時
休館日:第4月曜日(祝日の場合翌日)
駐車場:普通車242台 大型バス17台 身障者用4台 EV1台(24時間利用可)
トイレ2か所:男性用18器 女性用15器 身障者用4器(24時間利用可)
その他:電気自動車充電器(EV急速充電器)、授乳室、車椅子貸し出し
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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