鳴門春の渦まつり

3月~4月が見ごろの渦潮、「2024年鳴門春の渦まつり」が3月9日(土)からスタート

鳴門といえば、なんといっても「渦潮(うずしお)」。徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある鳴門海峡で発生するダイナミックな潮流の渦で、世界でも最大規模といわれ、世界遺産登録を目指しています。

この渦潮観光を盛り上げるイベントとして、毎年約1.8mの鍵を渦に投げ入れる「渦開き」イベントを開催。2023年はコロナ禍で中止されて以降、2年ぶりとなる「渦開き」が行われて話題を呼びました。

この行事に合わせてさまざまなお得なキャンペーンや催しもあるので、この機会にぜひ、鳴門を訪れてみませんか?

鳴門に渦潮が起こるメカニズムとは?

渦潮が作られるメカニズムとは
(画像提供:財団法人 徳島県観光協会)

鳴門の渦潮が発生するメカニズムは、潮汐により1日に2回、大量の海水が太平洋から瀬戸内海に出入りすることと、鳴門海峡の幅が狭いことに加え、海底の複雑な地形が影響しているといわれています。

潮流は13~15km/hの速度で流れ、大潮の時にはなんと20km/hに達することもあるそうです。このスピードは日本で一番速く、「世界三大潮流」にも数えられることも。この早い潮流と、海峡両岸に近い穏やかな流れの境目で発生するのが、鳴門の渦潮です。

渦潮は、両岸や海峡にかかる大鳴門橋から渦潮を見ることもできますが、橋の上は駐停車禁止なので、遊覧船から楽しむのがベストです。また、渦潮には「見ごろ」があり、大潮の時がもっともダイナミックでおススメだそう。

大鳴門橋渦の道
大鳴門橋 渦の道

「大鳴門橋 渦の道」は大鳴門橋45mから渦潮を見下ろすことができる大迫力の観潮スポット。団体予約も可能です。

また、「大鳴門橋架橋記念館 エディ」は「渦」と「橋」をテーマにしたミュージアム。渦潮や大鳴門橋のメカニズムについて楽しく学びながら、ワクワク体験が楽しめます。

港には無料大駐車場を完備しているので、こちらにバスを泊めて、迫力満点の渦潮見学を「大鳴門橋 渦の道」や遊覧船からじっくり楽しみましょう。

Information

春の渦まつり2024
●うずしお汽船~春の渦開き~
小型高速観潮船・うずしお汽船でオープニングセレモニーを開催。船上での安全祈願神事と鳴門鯛の放流、先着100名に「鳴門ワカメ」をプレゼント
日時:2024年3月9日(土)大潮 セレモニーは10時から
【運行日時】8時~16時30分の間で30分おきに出港
【料金】大人1,600円、子ども800円
【出港場所】亀浦漁港
【問合せ先】うずしお汽船 088-687-0613

●うずしお観潮船・大型観潮船わんだーなると~春の渦開き~
大型観潮船わんだーなるとでも同様に”渦開き観潮船”が出港。こちらでもオープニングセレモニー、渦を開く”黄金の鍵”を投げ入れるイベントが行われます。

ご当地キャラクター撮影会の他、先着100名に「鳴門ワカメ」プレゼントと鳴門金時スイーツふるまいが行われます。
日時:2024年3月9日(土)大潮 セレモニーは11時10分から
【運行日時】89時~16時20分の間で40分おきに出港
【料金】大人1,6800円、子ども900円
【出港場所】亀浦観光港
【問合せ先】大型観潮船わんだーなると 088-687-0101

大鳴門橋遊歩道 渦の道
営業時間:3月~9月 9時~18時/GWと夏休み期間 8時~19時/10月~2月 9時~17時
※入館は閉館30分前まで
休館日:3月、6月、9月、12月の第2月曜日
入館料:大人510円、中高生410円、小学生260円、6歳未満無料
※20名以上の団体で割引あり
住所:徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)エディより徒歩3分
問合せ先:088-683-6262
バス駐車場:「鳴門公園駐車場」大型バス20台分あり、2,000円

大鳴門橋架橋記念館 エディ
大鳴門橋架橋記念館 エディ

大鳴門橋架橋記念館 エ
「春の渦祭り 特別フォトスポット」を設置。
営業時間:9時~17時
※入館は閉館30分前まで
入館料:大人620円、中高生410円、小学生260円、6歳未満無料
※20名以上の団体で割引あり、渦の道+大鳴門橋架橋記念館エディとのお得な共通入館券もあります。
住所:徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)渦の道より徒歩3分
問合せ先:088-687-1330
バス駐車場:「鳴門公園駐車場」大型バス20台分あり、2,000円

春に泊まろう!!キャンペーン
鳴門に泊まって宿泊券や特選品が当たるお得なキャンペーン。対象の宿泊施設でスタンプをもらい、アンケートに応えると抽選で素敵なプレゼントが当たります。
【開催期間】2024年3月9日(土)~5月31日(金)
【問合せ先】鳴門うずしお観光協会 088-684-1731

▼その他の主なイベント

本家松浦酒造(酒造見学や試飲など)
見学日:月~土 9時
住所:徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19
問合せ先:0120-866-140

大塚国際美術館
「絵画でめぐろ世界遺産の旅」を開催中。
※参加費は無料ですが、別途入館料が必要
開館時間:9時30分~17時、月曜休館
入館料:一般3,300円、大学生2,200円、小中高 550円
住所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
問合せ:088-687-3737

春の窯まつり~スプリングフェスタ~
阿波の焼物・大谷焼の里で開催。対象商品が割引販売されます。
開催日時:2024年4月27日(土)~4月29日(月)9時~16時
開催場所:鳴門市大麻町大谷 各窯元
問合せ先:大谷焼陶業協会(大麻町商工会内) 088-689-0204

鳴門海峡の渦潮が育んだ海の幸「うずの幸グルメ」
渦潮を挟んで隣接する徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市が連携し、鳴門海峡の渦潮が育んだ海の幸を堪能できる「うずの幸グルメ」を開発。いろいろなお店で30メニュー以上提供しています。
問合せ:088-684-1157(鳴門市観光振興課)

徳島市・徳島城博物館で「ひな人形の世界」開催中

徳島城博物館
徳島城博物館

徳島城博物館は徳島藩と蜂須賀家に関する歴史資料の収集保存、展示公開などを行っています。城下町の暮らしや阿波水軍の活躍など5つのテーマで構成。

徳島城の御殿跡に立地し、書院造り風の建物となっています。博物館に隣接する「旧徳島城表御殿庭園」は、徳島城の表御殿に設けられた回遊式の庭園で、国の名勝に指定(入園料別途)。

ロビーからは庭園を鑑賞することもできます。

その「徳島城博物館」では、春の企画展として「ひな人形の世界」を開催中。「立雛」から「享保雛」、「有職雛」「次郎左衛門雛」「古今雛」などが顔を揃えます。

さまざまな様式の変遷を通して、ひな人形の歴史を振り返るとともに、徳島市民から博物館に寄贈された「御殿飾り」「段飾り」なども展示。今回の展示では、徳島藩主蜂須賀重喜の流れを汲む徳島藩中老・蜂須賀山城の末裔の方から御寄贈いただいた近代の「内裏雛」が紹介されています。

Information

春の企画展「ひな人形の世界」
【開催期間】2024年2月3日(土)~4月7日(日)
【会場】企画展示室
●博物館で雛遊び 2月15日(木)~3月1日(金)、平日10時~12時まで
●雛の煎茶会 3月3日(日)10時~15時、先着100名
●藤井悦子の書展「源氏物語」 3月28日(木)~31日(日)、9時30分~17時

徳島城博物館
開館時間:9時30分~17時(入館は閉館の30分前まで)、月曜休み(祝日の場合は翌日休み)、年末年始他
入館料:500円、大高校生300円、中学生以下無料
※20名以上の団体で割引あり
バス駐車場:東側駐車場、要予約(088-655-9037)、大型3台まで駐車可・1台1,310円、マイクロバスは西・南側駐車場も可、要予約(088-654-5350)

阿南市「椿自然園」で「徳島椿まつり」を3月1日(日)から開催

椿まつり

徳島88景の1つに数えられている「椿自然園」。「阿波の松島」といわれている橘湾を眼下に眺める絶好のロケーションで、日本全国の銘椿、外国椿など700品種・3000本が植裁されています。

祭り期間中は、椿の鉢物の展示をはじめ、苗木の販売や栽培方法の指導などが行われます。入場は無料です。

自然園には宿泊施設もあります。全客室・浴室から絶景橘湾の雄大な風景が楽しめるのでおススメ。椿泊湾の海の幸、椿町の野菜や山の幸を使った会席料理が人気です。

2月から椿泊漁協でアワビ漁が解禁になっていますので、とれたて旬のアワビを満喫できますよ。

園内では「こだわりのコシヒカリ」も栽培しており、9月には新米祭りも!忘年会や新年会にもぴったりですね。

Information

【開催日時】2024年3月1日(日)~31日(火) 9時~17時
【開催場所】徳島県阿南市椿町瀬井45 椿自然園
【問合せ先】椿自然園 0884-33-1127
バス駐車場:要問合せ

春の訪れをお花と共に、神山町春のイベント

梅の花が咲く神山町
梅の花が咲く神山町

神山町は徳島県北部に位置する名西郡にあり、街の中央を鮎喰川が流れる自然豊かな場所。江戸時代は阿波人形浄瑠璃が盛んに上映されるなど、賑わいました。

春は次々と花が咲き誇り、1年でもっとも華やぐ季節。町内では数々のイベントが開催されます。

「阿川梅の里・梅まつり」
県内最大級、30ヘクタールの敷地に約1万6千本の梅が咲く。主に鶯宿と呼ばれる品種が中心で、全部で4種の梅が植えられています。
【開催日時】2024年2月25日(日)~3月10日(日)
【開催場所】旧阿川小学校他
【問合せ先】阿川公民館 088-678-0332

棚田を埋め尽くする菜花

江田の菜の花まつり
美しい棚田風景が広がる江田地区では、春になると菜花が辺り一面を黄色く染めます。見ごろは3月中旬~下旬。
【問合せ先】上分公民館 088-677-0010

しだれ桜

明王寺(みょうおうじ)のしだれ桜
明王寺は蜂須賀家政がお城の鬼門に位置する場所に創建されたと伝わる高野山真言宗のお寺。徳島七福神霊場第七札所でもあり、布袋尊を祀っています。

境内には樹齢60年と80年のしだれ桜が2本あり、3月下旬~4月上旬に美しい花を咲かせ、大勢のお花見客が訪れます。期間中の土日はイベントも行われてにぎやかです。

【住所】徳島県名西郡神山町下分字東寺56
【問合せ先】神山町観光協会 088-676-1118(神山町役場 産業建設課内)

この他、「神山森林公園イルローザの森さくら祭り」「ゆうかの里」「人形浄瑠璃・小野さくら野舞台春の定期公演」「上分花の隠里(ツツジ)」「鮎喰川あめこまつり」「春の岳人に森まつり」なども開催。

詳しくはこちらをチェック≫

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

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