野津田公園に到着するツインライナー

連節バス「ツインライナー」でJリーグ・町田ゼルビアを子連れで観戦♪

こんにちは!子連れライターMです。

海外ではおなじみの連節バスですが、日本でもちらほらと導入されているのをご存知でしょうか・・・?

ちょっと画像が古く、荒いもので恐縮ですが、2010年パシフィコ横浜で開催された「バスフェア」で、デモ走行したときのものです。

連結バス(ツインライナー)
(写真は2010年バスフェアのもの)

有名なものには、慶応大学と湘南台を結ぶ路線や、幕張周辺を周回する路線があります。

今回は子ども2人連れで、この連節バス「ツインライナー」に乗車してサッカー観戦をしてきました!

2016年2月からスタート!J2リーグ試合のための直行バス

ツインライナー・町田ゼルビア直行便

この連節バス「ツインライナー」は、町田ゼルビアの試合のあるときだけ運行される直行便です。
今日は、町田ゼルビア×徳島ヴォルティスの試合です。

町田バスターミナル

出発は、町田駅の町田バスターセンターから。
相変わらず、バスだらけ。

バス待ちのサポーターがいっぱい

バスターミナルは、すでにバスを待っているサポーターが行列になっていました。
とはいっても、それほど長~い行列ではありません。

ツインライナーに乗る整理券をゲット

整理券が一人ひとりに手渡されます。
これで絶対に乗車できるから、ほっと安心!

実は、町田ゼルビアのための町田から野津田公園間のツインライナーは、今年2月に導入されたばかり。
観戦のための路線バスを知らない地元の方もちらほらいるようで、「これは何の行列ですか?」と2人くらい尋ねられました。

ツインライナー導入は、東京オリンピックとパラリンピックのキャンプ地としての招致という理由もあるそうで、野津田公園の利便性を上げているのだとか。

ツインライナーは当然バリアフリー

バスは当然、バリアフリー対応になっています。
大きな海外モノのベビーカーでも、余裕で入れそうです。

ツインライナーの車内の様子

ですが、ツインライナーの車内は、場所によっては通路が狭いところもあります。

ツインライナーはドイツ生まれのネオプラン社製

「ツインライナー」はドイツ生まれのネオプラン社製で、車内は海外バスっぽいデザインです。

日本仕様に改良されているそうですが、それでも日本のバスにないデザインで、乗車するだけで特別な感覚になります。
何となく、座席が広いような気がしたのですが、気のせいでしょうか?!

運転手さんからプレゼント!

実は、バスに乗車前に、運転士さんにあれこれ質問をした、私たち。

ツインライナーを運転できるのは神奈中バスでも16人しかいないとか、あれこれお話を聞きました。
運転士さんから、こんなカードもいただきました。5才の次女、うれしいー!

長いバスでも、軽く、スイスイ。曲がる!曲がる!

さて、バスは出発!

私たちは、最後尾に乗車したのですが。
気になることがいくつかありました!

まずは、エンジン音。

最後尾席はエンジン音がうるさい

実は、最後尾はうるさい・・・。
耳をふさぐ長男。
超大型バスゆえの宿命かもしれません。

次は、非常用ハンマー。

ツインライナー・非常時脱出用のハンマーを装備

非常時は、ハンマーでガラスを割って脱出するらしいです。
しかも、どの窓からでもOK。
いたるところにハンマーが設置されていました。

いざというときに、叩く勇気がでるか心配。
窓の破片が刺さったらどうなるか気になって、叩く勇気が出ないかも。

そして、連節部。

ツインライナーの連結部分

アコーディオンのような、蛇腹のようなところ。

連結部分をバス車内からみたところ

走行中は連節部には立ち止まってはならないようです。

連節部はターンテーブルで接合されているそうで、鉄道の車両と車両の間のような、走行中のガタガタ段差は感じませんでした。

そして一番、気になったのが、これ!

「この長いバスが、ちゃんとカーブを曲がれるのか」

隣のカップルが「このバス、ちゃんと回るのかな・・・」と心配していました。
そう、私たちも心配だったんです!(だから最後尾に乗車)

実は、この路線、ほとんどカーブがありません。
カーブが少ない路線でしか運行できないのかな、なんて想像していたのですが・・・。

左折もバッチリ曲がれるツインライナー

信号も、左折バッチリ!

信号もOK、ツインライナー

曲がる!曲がる!

ツインライナーは、するするっと上手に曲がってゆきます。びっくり!

実は、「内輪差は通常のバスよりちょい大きい程度、最少の回転半径は約10メートルと、普通のバスとほぼ同じ」だそう。なるほど納得です。

さて、バスは野津田公園に到着。

野津田公園に到着するツインライナー

改めてみると「ツインライナー」、長いです!

ツインライナーは全長18m

それもそのはず。「全長18メートル」とあります。
「追い越し注意」の表示も。普通の路線バスには見られない表示です。

試合前のイベントはとってもにぎやか!

試合前の野津田公園の様子

野津田公園は、私たちは何度も足を運んだことのある、おなじみの場所です。

町田ゼルビアのイベント開催中

ですが、今日は特別ににぎやか!
試合前に町田ゼルビアのイベントが開催されていました。

試合前のイベントで賑やかな会場

ゼルビーのふわふわドームに、エア型のスライダー。
「行きたい」という次女を無理やり連れてそさくさと他の場所へ。

玉川大学マッチデー

今日の試合は、「玉川大学マッチデー」ということで、玉川大学の学生らがお店を出したり、ステージイベントをしています。

スズメバチの巣

長男が喜んだのは、玉川大学農学部のブース。
巨大スズメバチの巣に触れました。とても軽いです。

ミツバチの巣

実物のミツバチの巣の観察巣箱もあります。すっかりハチに魅了される長男。

町田ゼルビアの選手

魅了されている長男のすぐ後ろに、町田ゼルビアの選手が・・・!

次々とサポーターにサインをしてます。

「写真、一緒に撮ろうよ」

と母が子どもたちを誘うも、2人はハチに夢中。

・・・。

試合は勝利!ゼルビーとハイタッチ!

サッカーの試合場所は、野津田公園内の陸上競技場です。

野津田公園の陸上競技場

2013年にリニューアルされたばかりの施設で、すべてがとってもきれい!

J1の基準を満たしていないのが残念

ただ、残念なことに、この競技場はJ1の基準を満たしていないのです・・・・

町田ゼルビアは、J2で今、2位。
J1に昇格できる可能性があるのですが、もしかしたら競技場の基準で昇格できない可能性があります・・・。
どうなるのやら。

席はゼルビアのホーム側

席は、ホームの自由席。
とはいえ、ほぼ最前列の席に座れました。
こんなに近くで観戦できることに、びっくりです!
Jリーグ観戦では初めてです!

間近で試合観戦

キックオフ。想像以上に、サポーターの応援もすごい!

試合は、やっぱり町田ゼルビアが優勢でした。
徳島ヴォルティス、一時はJ1に昇格したことがあったのに、どうしたんだろう・・・。

マスコットのゼルビー登場

ハーフタイムに、ゼルビーがやってきました。

ゼルビーは何かはわかる次女

サッカーは理解できなくても、この生き物は理解できる次女。

しっかり握手とハイタッチをしていました。

「怖くなかった。」
「手がフワフワしてた。」

だそうな。

結局、試合のほとんどは、サッカー観戦にすぐに飽きた次女に振り回されて、競技場を出たり入ったり。(再入場できます)

いつの間にか試合終了

いつの間にか、試合、終わり。

1-0で町田ゼルビア勝利!!

ツインライナーが3台

帰りもツインライナーで。3台もバスがあります!

帰りもツインライナーで

行きと同様、整理券をもらって、乗車。
町田駅まで向かったのでした。

楽しいサッカー観戦でした・・・!

■町田ゼルビア「町田市立陸上競技場(野津田競技場)」
神奈中バス:JR線・小田急線町田駅より4番乗り場、野津田公園行き直行バス(ツインライナー)
時刻:キックオフ前の2時間前と1時間30分前の2便。
※試合によって運行時間が変更される場合があるので、事前にホームページをご覧ください。
所要時間:約30分
料金:大人 現金310円(IC309円)
小児 現金160円(IC155円)※土休日は現金50円

※料金やサービスは取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

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