大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「あさじ」

大分県豊後大野市にある道の駅「あさじ」は国道57号沿いにあります。のどかな田畑に囲まれた風景に現れるアーチ状の屋根。県産の杉材約200本をふんだんに使用し、スケルトンログ工法で建てられた丸太材の建物「菜花朧月館(さいろうげつかん)」は、東京芸術大学黒川哲氏設計によるもの。銀色の舟型の屋根が印象的です。

屋根は杉丸太材を独自の接合金物で組み合わせ、35mの大スパンを実現。集成材を用いたものを除いて、国内最大の規模を誇ります。木造でありながら柱が一本もなく、ガラス張りで解放感あふれる大空間は、ドライブの疲れを癒すのにぴったりです。道の駅の「菜花朧月館」は、歌唱「朧月夜」の懐かしく幻想的なイメージから名付けられています。

道の駅の裏を流れる平井川にカッパが住み着き、旅人を川に引き込んで困らせていたところ、旅の僧侶が千年は淵から出られないよう岩の中に封印したという逸話が残されているそうです。そんなところから、駅のイメージキャラクターに選ばれたのがカッパの朝太郎。駅ではかわいい朝太郎の銅像が出迎えてくれます。

道の駅のある朝地町は人口約3千人の小さな町。特産品は朝地牛、しいたけ、綿田御前米、御前米焼酎あさぢ(限定販売)、地場野菜など。

豊かな自然の中ではぐくまれた朝地牛は“豊後牛のなかの豊後牛”と呼ばれるほど。口に含むと驚くほど柔らかく、じゅわっととろけていく感じ。良質の赤肉に霜降りの脂肪がよく調和し、群をぬく肉質を誇り、冷えても堅くなりにくく、口当たりの良さが人気です。

じいたけは肉厚で生でも干しても香り高くブランド品として注目されています。

綿田米は、かつて岡藩の「御前米」として献上されていたもので、香り、味、粘りに優れたヒノヒカリを使っています。そのお米を仕込んで常圧蒸留で醸し出されたお酒が「本格焼酎あさぢ」。米のうま味と甘みが存分に引き出され人気商品になっています。

平成24年熊本国税局酒類鑑評会で入賞。大分の米焼酎では唯一の優等賞受賞酒として高い評価をもらっています。

道の駅では年4回、体験型の学校「もち米の学校」を開催。田植え、案山子づくり、稲刈り、餅つきをすべて手作業で体験できます。

年末の餅つき大会ではお正月用の鏡餅や小餅もつくります。応募締切は毎年4月下旬まで。参加費用は5,000円です。

「あさじ」のグルメ情報

●レストラン福寿草

ガラス張りの明るい店内からは、平井川を眺めながら食事が楽しめます。お米はすべて豊後大野市産のお米を使用。ここでのイチオシは朝地牛を使った「あさじん丼」。

朝地牛のステーキを豪快に乗せた逸品。肉好きにはたまらないボリューム感です。この他、牛のタタキや焼肉定食、牛丼などもあり。また、特産品のしいたけ天ぷら、なんばんも試す価値あり。平日のみ日替わり定食もあります。デザートにはぜひ、山ブドウソフトクリームを。
[営業時間]10時30分~17時

「あさじ」周辺の見どころ

●用作公園(ゆうじゃくこうえん)

駅から車で約5分程度。毎年11月に行われるもみじ祭りが有名。ライトアップで湖面に映し出される紅葉はとても幻想的です。

大分県「用作公園」

もともとは江戸時代岡藩の別荘地だったところ。楓やもみじなどの木々が約500本あり、その色づきが南北の円字池、心字池に映し出される光景を楽しむため県内外から約20万人の観光客が訪れます。

●朝倉文夫記念公園

朝倉文夫記念館
(C)ツーリズム大分

朝地町は彫刻家の朝倉文夫の生まれ故郷。園内には朝倉文夫記念館もあり、彫刻作品を見ることができます。梅や桜の木が植えられ、春にはお花見も。毎年秋には大分アジア彫刻展も開催。

●里の駅「やすらぎ交差点」

地元で獲れた野菜や畜産物を扱うお店。ここの名物はよくばりコロッケと「第2回地産地消給食等メニューコンテスト(外食・弁当部門)」の農水大臣賞を受賞した「やすらぎ定食」。よくばりコロッケは、ライスコロッケで朝地牛、綿田※、しいたけを使ったまさに朝地町の味です。1個100円でプレーンとカレー味があります。

やすらぎ定食は地元特産の干しシイタケや朝地牛、綿田米、季節の野菜をふんだんに使ったオリジナルメニュー。

「あさじ」おすすめのお土産情報

●お母さんたちのつくる牛めし

地元産新米と朝地牛100%を使った大ヒット商品。牛の混ぜご飯に肉厚の朝地牛が乗っています。1日30パック限定なので見つけたら買い!

●オリジナル「朝太郎のとっておき塩だれ」

町内で生産したゴマ、県産のカボス、ゆずを使用。あっさりとした爽やかな酸味が人気。焼き肉やから揚げ、刺身、納豆にもあうと評判です。

●大分むぎ焼酎「牟禮鶴(ムレヅル)」

朝地町の小さな蔵元で製造されている焼酎。御前米焼酎「あさぢ」も醸造しています。少量生産のため手に入りにくいですが、こだわりの味をぜひ味わってみてください。

information
施設名:道の駅 あさじ
アクセス:大分市より約1時間
(国道10号線を佐伯方面に走り犬飼町より国道57号線を24キロ)
住所:大分県豊後大野市朝地町大字板井迫1018-1
電話:0974-64-1210
開館時間:「菜花朧月館」9:00~18:00/レストラン・喫茶
3月~5月 10:30~17:00・6月~9月 10:00~17:00
休館日:12月29日~1月1日
駐車場:普通車:52台 大型バス:8台 身障者用:2台
トイレ:男性:13器 女性:9器 身障者用:2器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

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