大分県「道の駅 原尻の滝」

大分へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「原尻の滝」

東洋のナイアガラとも称される「原尻の滝」すぐ横にある道の駅「原尻の滝」。もともとあった「滝の茶屋(現:花水車)」や「滝の館」の他、トイレや駐車場、吊り橋、遊歩道などを整備し、大分県で第1号となる道の駅に登録されました。

緒方町は江戸時代からの緒方平野を取り囲むように縦横に巡らせた水路が残され、緒方五千万石といわれる米どころといわれてきました。「原尻の滝」は今から20万年前、阿蘇の火砕流が平野を覆い尽くしたのち、削られ、今の姿になったものです。落差20m、幅120m、巨大な岩の柱が寄り添って立つ柱状節理と呼ばれるところに水しぶきをあげて轟音と共に流れ落ちる姿は美しく、迫力満点。滝の落ち口までぎりぎりに見に行くことも可能で、幅広い河川敷からは滝壺に近づくこともできます。滝の真正面から眺められる吊り橋でマイナスイオンをたっぷり浴びるのもおススメです。

原尻の滝は近くで見ることができる
(C)ツーリズムおおいた

原尻の滝上流500mほどのところに原尻橋(5連アーチ橋)がかかっており、こちらも必見。石橋の町ともいわれる緒方町では、町のあちこちで石橋を見ることができます。代表的な石橋としては「緒方橋」、「長瀬橋」などがありますが、「原尻橋」は大正12年に完成したもので、倉園地区と原尻地区を結ぶ生活道路として使われてきました。橋を覆う緑色のつたが趣ある表情を見せてくれます。

駅の周辺は小さな公園になっており、茅葺屋根の食堂や2連水車などがあり、のどかな田園風景が広がります。道の駅には農産物直売所「滝の館」の他、農産物や麺どころになっている「愛菜果」、レンタサイクル棟、軽食や喫茶が楽しめる「花水車」があります。ここでのおススメは大分名産のカボスを使用した「カボスソフトクリーム」。フライドポテトやタコ焼きなどの軽食もあるので、小腹がすいたときはぜひ食べてみてください。

「原尻の滝」のグルメ情報

●レストラン白滝

郷土料理のだんご汁定食、豊後牛陶焼定食、地鶏わっぱ飯、とり天定食などの定食ものが充実。特に豊後牛陶焼定食は、本場の豊後牛が手頃に味わえるヒット商品になっています。店長のおススメはさといもコロッケ定食で、肉を使わずしいたけと切干大根を使っているとか。滝の見えるオープンテラスで夏はビアガーデンを開催。ミニ会席料理や団体向けメニューもあります。
[営業時間]10時~17時30分(3月~11月)/10時~16時30分(12月~2月)、閉店30分前がオーダーストップ、年末年始休み

●ファーストフード「滝の館」

ミルク味、カボス味のソフトクリームが大人気。チューリップの球根を粉末にして入れた珍しいフレーバーのソフトクリームもあります。

「原尻の滝」周辺の見どころ

●俚楽(りがく)の郷伝承体験館

米所として栄えて来た緒方町。農村の暮らしの中で育まれてきた独特の郷土芸能「俚楽(りがく)」や文化を知ることができる施設です。俚楽とは、緒方町に伝わる神楽や獅子舞などの伝統芸能です。1階は「暮らしと祭り」をテーマに館内には昭和初期〜中期の農村の暮らしを再現。後藤絹さんの手による紙粘土人形(絹さん人形)や日本晴伝承ホール、体験コーナー、情報ライブラリーがあります。2階は「祈りと祭り」で、神幸行列・緒方三社・緒方神楽・祖母山信仰・石造物が展示されています。
工芸体験館では陶芸体験が可能。手びねり体験、絵付け、電動ろくろ体験(日曜のみで要予約)ができます。
[開館時間]9時30分~17時、毎週火曜定休、年末年始休み
[問い合わせ先]Tel:0974-42-4822

●川上渓谷と祖母山系

大分県「川上渓谷」

緒方町の南部、再奥部に広がる祖母・傾山系の山々。その中で尾平(おびら)からながめる祖母山や天狗岩はとても美しく迫力があります。また尾平トンネルまでの山岳風景はドライブに最適。尾平の奥にある川上渓谷は原生林が密集し、「森林浴の森日本百選」のひとつになっています。川上渓谷を歩くには登山靴が必要ですのでご注意を。
登山なら祖母山もおススメ。4月末~5月中旬にかけて「曙ツツジ」を見ることができます。ここには特別天然記念物の日本カモシカが生息するなど、多くの野生動物や植物の宝庫。5月中旬からはシャクナゲ、6月初旬~中旬まではミヤマキリシマが楽しめます。

ゴールドハンティングは砂金掘りを体験できる施設。砂金採りのお皿(パン)を使い、水槽の中の砂をすくいながら砂金をみつけていく作業になります。砂金の他、天然石やダイヤ(ジルコニア)なども見つかることも!金の延べ棒がゲットできるアイテムも混ざっているので、思わず夢中になりそうです。1回30分、600円(小学生以上)。団体は20名以上で550円です。
[営業時間]3月~11月9時~17時/12月~2月10時~16時30分、1/1休館

●チューリップフェスタ

原尻の滝道の駅の前に広がるチューリップ
(C)ツーリズムおおいた
大分県「チューリップ」

緒方町のイベントといえばこれ!毎年4月初旬から開催されているもので、遊覧飛行もできます。チューリップ畑の中での乗馬体験や花ウォーキング、地元産グルメ、バルーンアートなど楽しい催しが盛りだくさんです。

もともとは「原尻の滝」を観光名所にするためにスタート。水田の空いている時期に球根を植え、春先に美しい花を楽しんでもらおうと企画されました。第1回目は平成5年で約3万球だったチューリップも、平成16年には50万球を超え、観光客も50万人を超えるようになりました。

「原尻の滝」おすすめのお土産情報

道の駅のお土産コーナー
(C)ツーリズムおおいた

●お米ラーメン、お米冷麺

道の駅のある緒方町は江戸時代から米どころとして有名。地元産ヒノヒカリで作った麺はつるつる、もちもちの触感でおいしいと評判です。やきそばやつけ麺、パスタとしてもおススメ。

●地酒、焼酎

緒方の造り酒屋「浜嶋酒造」の「鷹来屋」。全量槽しぼりの小さな小さな造り酒屋で、ていねいなつくりが人気です。

大分県「地酒・焼酎」

丹誠酒類の麦焼酎の「荒城の月」、「琥珀の秘酔」、純米酒の「ゆすら桃」、「丹誠」などもおススメ。

●津江 鶏飯

大分名物、鶏めしと中津江特産のゆずこしょう、を効かせた鶏飯の素。国産の古鶏と若鶏、胸肉・もも肉を絶妙なバランスで配合し、独自な製法で炒め、煮込んでいます。

●かぼすクレープロールクッキー「原尻の滝」

道の駅売上No.1を誇る人気商品。この他「滝の花づつみ」、「チューリップサブレ」などもあります。

●サトイモ

大分県「サトイモ」

緒方町の一村一品といえばサトイモ。だんご汁にも欠かせない食材です。この他、大根、白菜、ネギ、ヒノヒカリ(お米)など、地元農家の人々が愛情たっぷりに育てた野菜がずらり。焼きもちやゆで餅、手作り菓子、キッチンうすだのパンなど、道の駅ならではのお土産を見つけてみては?

information
施設名:道の駅 原尻の滝
アクセス:竹田市国道57号天神交差点より国道502号で約10km
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
電話:0974-42-4140
開館時間:9時~17時30分(4月・5月・8月は9時~18時30分、12月~2月は9時~16時30分)
休館日:12月31日、1月1日
駐車場:普通車:194台 大型バス:6台 身障者用:2台
トイレ:男性:11器 女性:8器 身障者用:2器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

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