
“バスの日”を満喫!「バスまつり2025 in 大井競馬場」が大盛況のうちに終了
2025年9月27日(土)、品川にある大井競馬場 ウマイルスクエアで東京都交通局主催「バスまつり2025 in 大井競馬場」が開催されました。都営バスをはじめ、協賛バス会社が大集結する関東エリアでも大規模なイベント。
当日は天候にも恵まれ、来場者は1万人を超えたとのこと。6年ぶりに協賛バス会社が参加し、バスファンのパワーを感じる1日だったと思います。

早速当日の様子をご紹介していきましょう。
各社自慢のバスを激写!皆さんのお目当てのバスはありましたか?

都営バスを含め、全7社局のバスがずらりと並ぶと壮観です。それぞれをダイジェストでご紹介していきましょう。
都営バスはノンステップバスやフルフラットバス、燃料電池バス、EVバスを展示

まず1代目はノンステップバス。前扉から中扉までは段差がないものの、後方はエンジンの位置関係などにより、床が少し高くなっています。
この段差が影響して車内の中ほどで人が滞留する、つまづく可能性があるなどが指摘されてきました。このため都営バスでは、2018年(平成30年)からフルフラットバスの運行をスタート。

製造メーカーはSCANIA(スカニア)製で、エンジンルームを車体の背面へ垂直に配置することで段差を解消しています。

都営バスの燃料電池バスを使って交通安全教室も行われました。東京都交通局では2027年度までに燃料電池バス100両導入を目指しています。

会場入口に展示されていたのはEVバス。
グリーンとオレンジのラッピングが特徴の都営バスですが、こちらは江戸紫色を使用し、充電プラグとバッテリーのイラストがあしらわれたデザインです。車内はフルフラットフロアで高齢者でも利用しやすい仕様となっています。
EVバスは6月から北自動車営業所路線で運行。EVバスの導入に併せて、北自動車営業所の庁舎壁面へ薄型太陽光発電パネル(最大10kW)を設置し、発電した電力をEVバスの充電の一部に活用しているそうです。
創業77周年を迎えた「はとバス」

黄色い車体が目印の「はとバス」。1948年(昭和23年)に旧・新日本観光株式会社が設立したバス会社です。
1949年(昭和24年)に東京都から遊覧バス事業を譲渡され、現在の社名・はとバスに改称されたのが1963年(昭和38年)。現在の鮮やかなレモンイエローカラーとなったのは1979年(昭和54年)からです(参照元:はとバスホームページより)。

展示車両にははとバスの公式キャラクター「しゃぽぽ」があしらわれていました。「しゃぽぽ」ははとバス70周年を記念し、2018年8月10日(はとの日)に誕生したものです。
はとバスといえば、「第4回バスドライバー安全運転コンテスト東京 2025」で団体優勝しました。
見事なハンドルさばきを見せたのはお2人とも女性だったのでとても話題に。バスドライバーさん不足が深刻化しているので、バスを運転する仕事に魅力を感じていただけたら嬉しいですね。
京浜急行バスは三菱ふそうMP38エアロスター「4代目・けいまるくんラッピングバス」を展示

京浜急行からはマスコットキャラクター「けいまるくん」をあしらったH6423号車が展示されていました。

「けいまるくん」は、京浜急行バス開始15周年を記念してデビュー。H6423号車は羽田営業所路線で運行されており、飛行機や羽田エリアにある穴守稲荷、蒲田エリアの黒湯温泉なども描かれ、地域の魅力を伝えています。
東急バスからは燃料電池バスSORAが来場

東急バスからは水素を燃料として走る燃料電池バスSORAが展示されていました。所属は目黒営業所だそうです。

東急バスといえば赤帯が印象的ですが、こちらはオレンジと赤のグラデーション。
水素燃料バスを走らせるのに必要な水素ステーションは都内では21ヶ所あるそうです(2025年4月現在)。導入しているバス会社は東京都交通局、京浜急行バス、日立自動車交通、東急バス、大新東、京王電鉄バス、京成バス、ジェイアールバス関東、中日臨海バス、kmモビリティサービス、そして学校法人片柳学園。
今後、水素ステーションをどう増やしていくかがカギですね。
小田急バスからは日野ブルーリボンシティハイブリッド車

日野ブルーリボンシティハイブリッドは、いすゞ自動車のエルガと共同開発され、2024年で製造終了したバス。ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、低燃費・低排出ガスを両立させたモデルとして注目されました。

屋根上にハイブリッド用バッテリーを搭載することで、ノンステップ化されています。今後はEVバスへと切り替わっていくと思われるので、希少なバスということになりますね。
67年ぶりにリニューアルされた西武バスのデザイン

西武バスからは上石神井営業所で運行されているA5-28、いすゞエルガの路線バスです。こちらのデザインは「S-tory(エストリー)」という愛称で親しまれているもので、2020年春から導入されています。

西武バス90周年を祝うイベント「西武バス90周年 大感謝祭」が2022年12月に行われ、足を運んできましたが、この時「S-tory」に塗装されたAO-158号が出展されていました。
「SeibuBlue」、「SeibuLightBlue」「SeibuGreen」を基調に、ディープブラックやホワイトなど計8⾊を配⾊。少しずつ「⻄武バス」の新しい顔として定着しつつあるのではないでしょうか。
新車を展示したのは関東バス

関東バスの武蔵野営業所へ2025年に配属されたというB1975。2025年度燃料基準に適合したいすゞエルガ2RG-LV290Q4です。
ドライバー異常時対応システム(EDSS)に自動検知機能も搭載するなど最新式のバス。

ちなみに関東バスは1931年(昭和6年)、アメリカ・フォード社の車輛を使い、新宿駅東口から小滝橋までの1.9kmの運行を担ったのが始まり。2014年(平成26年)年に、イメージキャラクターの「かんにゃん。」が誕生し、大人気となっています(参照元:関東バスホームページより)。

一般の方の入場は11時からでしたが、開場前から大勢の方が並び、開始時間をいまかいまかと待っていた様子。各社バスが集合するのは6年ぶりということで待ちわびていたファンも多かったのでしょうね。
天候に恵まれ、楽しい1日になったのではないでしょうか。
全6社局のマスコットキャラクターが大集結!

そして皆さんお待ちかねだったのがマスコットキャラクター大集合。
上写真向かって左から都バス「みんくる」、東京さくらトラム(都電荒川線)マスコットキャラクター「とあらん」、小田急バス「きゅんた」、関東バス「かんにゃん。」、西武バス「エンジェ」、東急バス「ノッテちゃん」、はとバス「しゃぽぽ」です。
「きゅんた」はなんと小田急バスに乗って登場です!
フォトブースには大行列

会場内にはマスコットキャラクターが大集合したバスまつり2025限定フォトスポットも登場して大人気。「みんくる」と一緒に撮影できる撮影会は事前に抽選が行われ、ラッキーな当選者は嬉しいひと時となったのではないでしょうか。

「みんくる」「とあらん」と一緒に写真撮影ができるブースもありました。
「マスコットキャラクター10メートル走」を制したのは?

今回のバスまつりでは、大井競馬場で行われたことを受けて、マスコットキャラクター10メートル走を開催。果たしてどのキャラクターが1位を制したのでしょうか…。

皆さん、真剣に予想します。結果は以下の通り。
| 第1位 | エンジェ |
| 第2位 | かんにゃん。 |
| 第3位 | しゃぽぽ |
| 第4位 | ノッテちゃん |
| 第5位 | とあらん |
| 第6位 | きゅんた |
| 第7位 | みんくる |
勝敗を決したのは性格??足の長さ!?ころんとしたみんくるが走る姿は最高にかわいかったです。
ぬり絵コーナーやバスダイヤ引き講習、スタンプラリーなども大盛況

「バスまつり2025限定マスコットキャラクターぬり絵」「都営EVバスプルバックカー」を配布。ぬり絵やプルバックカーを組み立てて楽しむ親子がたくさんいらっしゃいました。

かつてはバスの運行計画を手描きで作成。現在はデジタル化され、便利になっています。
アナログで運行計画を図で表す、という技術や知識は後世にもぜひ残しておきたいもの。バスのダイヤ引きを学べる講習会も行われ、ファンを楽しませました。

大井競馬場での開催ということで登場した、小さくてかわいい「ミニチュアホース」と記念撮影ができるコーナーです。
愛らしいお馬さんの表情に癒されました。
この他、スタンプラリーも行われ、ゴールした方はバスまつり2025限定カプセルトイを回すことが出来ました。みんなはどんなアクリルキーホルダーが当たったのかな?
ファンなら並んででも欲しい、各社のバスグッズ販売

バスまつり、皆さんのお待ちかねは各社が販売するバスグッズ。都営バスでは「みんくるパッチンバンド」が再販され、注目を集めました。

小田急バスからはきゅんたぬいぐるみキーチェーンが約6年ぶりに制作・販売。関東バスはかんにゃん。グッズの他、バスコレやペンケースも登場です。

京浜急行バスからはトミカ製「安全運転訓練車」、西武バスは新製品「エンジェぬいぐるみパスケース」、東急バス「ノッテちゃん今治ハンドタオルハンカチ」、はとバス「しゃぽぽマスコット」など新製品も続々。
お目当ての商品は購入できたかな?
6年ぶりに各社バスが大集合した東京都交通局主催の「バスまつり2025 in 大井競馬場」いかがでしたでしょうか。また来年も開催されることを祈りつつ…。
■取材協力
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