旭川電気軌道所有・三菱ふそうMR430

9月19日(金)・20日(土)に「バステクスペシャルin旭川」が開催決定。旭川電気軌道の三菱ふそうMR430もやってくる!

旭川電気軌道が100周年を迎える記念事業の一環として廃車からレストアし、蘇らせた1963年式三菱ふそう(旧三菱日本重工業)MR430 3軸バス。2023年に大阪・舞洲(空の広場)で開催された「バステクフォーラム」でその雄姿を公開して大きな話題を呼びました。

今回、2025年の「バスの日(9月20日)」に合わせて、旭川市にある「大雪クリスタルホール」で旭川電気軌道×ぽると出版による特別なイベント「バステクスペシャルin旭川」の開催が決定。体験型のバスイベントが初めて本州を飛び出し、北海道で開催されるという夢のような催しとなっています。

すでに出展事業者なども続々と集まっている様子。
バス事業者の皆様、バスファンの皆様、どうぞ楽しい2日間をお過ごしくださいね。

「バステクスペシャルin旭川」のチラシが届きました!

「バステクスペシャルin旭川」のチラシ

旭川電気軌道の100周年を記念したイベント「みんなのバスの日」。2025年9月19日(金)・20日(土)の2日間に渡り、旭川市の大雪クリスタルホールで開催されます。

道内現役バスやレトロバスの展示などが行われるとともに、ぽると出版による「バステクin旭川」も駐車場で同時開催される、というわけです。

9月19日(金)はホール内でバステク関連フォーラムも行われます。バスの日を楽しむとともに、バス事業者に向けた最新情報も発信しちゃいますよ。

普段なかなかバステク関連にイベントに足を運べない、という道内の事業者さん、この機会に北海道旅行も楽しみたいという愛好家の皆さん。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

「みんなのバスの日」&「バステクin旭川」by 旭川電気軌道×ぽると出版概要

■開催日程:2025年9月19日(金)・20日(土)各10時~16時30分(雨天決行)
■開催場所:大雪クリスタルホール 屋内/駐車場
★入場無料★
※「バステクスペシャルin旭川」は入場登録制になっています。名刺2枚を用意するか、受付にある入場登録用紙に記入し、係員にお渡しください。
■全体イベント主催:旭川電気軌道株式会社
■バステクスペシャルin旭川主催:株式会社ぽると出版<バステク事務局>
■協賛:NPOバス保存会、バス車両展示各事業者
■後援:旭川市、北海道、北海道バス協会
■協力:旭川市立大学短期大学部

<全体プログラムと開催場所>

  • バステクスペシャルin旭川:駐車場
  • 道内現役バス&レトロバス展示:駐車場
  • バス関連フォーラム:ホール内(9月19日)
  • 未来をつくる子ども達へ:ホール内(9月20日)
    ファミリースマイルプロジェクト(旭川市立短期大学)/吹奏楽コンサートほか
  • クルーズキッチンバス、キッチンカーほか、北海道うまいもの祭:駐車場

<会場へのアクセス>

旭川駅から徒歩約10分、旭川駅から会場間は巡回無料シャトルバスを運行します
※当日、会場の駐車場は利用できません。

せっかくなので旭川電気軌道の三菱ふそうMR430を予習(復習)しておく!?

三菱ふそうMR430 inバステクフォーラム2023
「2023バステクフォーラム」より

「2023バステクフォーラム」では公道を自走し、小樽~舞鶴間をフェリー航送して会場入りを果たした旭川電気軌道の三菱ふそうMR430。

舞鶴から移動する間も大勢の熱烈なファンに見守られながら会場までやってきたそうです。

当日は幸運にも選ばれた約50人が試乗を体験。レストアで新たに魂を吹き込まれたエンジン音を響かせながら会場を周回しました。

こちらのバスは1963年(昭和38年)に旧旭川バスが導入し、1978年(昭和53年)で廃車となったそうです。その後、いろいろな場所を転々としつつ保管されていた車体を旭川電気軌道が譲り受け、走行可能な状態までレストアしたとのこと(参照元:旭川電気軌道バスの特設ページより)。

往年の姿を取り戻した三菱ふそうMR430
「2023バステクフォーラム」より

エンジンはガスケット等の補修部品が入手不可能だったそうで、内部の確認はせずに可能な限り洗浄や調整、再塗装。40年以上も眠っていたようですが、状態がそれほど悪くなかったため、自走できるところまでこぎつけることができました。

通勤ラッシュを支えたバスの社内

バス車内は通勤ラッシュを支えたとあって大勢が乗車できるように横長シート。貸切バスとして登録(一般貸切運行はしていません)しているため、定員は45名となっていました。

現役時代の姿をできる限り再現
「2023バステクフォーラム」より

呉羽車体工業製の車両でMR430は、旭川電気軌道が所有していた3台のみだったそうです。現役時代の姿を可能な限り再現したこちらのバスを、直接見ることができる貴重な機会となりそうですね。

行き先表示も当時のまま
「2023バステクフォーラム」より

こちらのバスを見に行くだけでもかなり価値ありです。ぜひ「みんなのバスの日」&「バステクin旭川」へ足をお運びください。

ちなみに毎年恒例の「第11回バステクin首都圏」は2025年10月31日(金)に、江東区・海の森水上競技場で開催が決定。こちらも詳しい情報を入手しましたらこちらでお知らせしますね。

■首都圏開催のバスイベント
「第2回バステクin首都圏」
「第3回バステクin首都圏」
「第4回バステクin首都圏」
「第5回バステクin首都圏」
「第6回バステクin首都圏」
「第7回バステクin首都圏」
「第8回バステクin首都圏」
2022年「第8回バステクin首都圏」の取材レポート<番外編>
・「第9回バステクin首都圏
・「第10回バステクin首都圏

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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