子連れでお出かけにぴったり!ベビーウェルカムホテル認定の「湯の杜ホテル 志戸平」

ここ数年、ますます熱を帯びてきているウェルカムベビーホテル界隈。7歳と2歳の子どもを持つ私・鈴木も昨年、ついにウェルカムベビーホテルデビューを果たしました。
その時宿泊した「グランドメルキュール那須塩原」でウェルカムベビーホテルの想像以上の快適さを知った私たち家族。
今年4月に娘の卒園&入学祝旅行を予定していたので、今度は岩手にある子連れ歓迎お宿「湯の杜ホテル 志戸平」に宿泊してみました。
実際に泊まってみての感想や設備詳細などをお伝えしますので、ご参照ください。「花巻おもちゃ美術館」と「宮沢賢治童話村」にも立ち寄ったので、そちらの情報も併せてご紹介します!
岩手県花巻市のウェルカムベビー認定ホテル「湯の杜 ホテル志戸平」

「湯の杜ホテル 志戸平」があるのは、岩手県花巻市。市街地から車で15分ほど離れたところに建っています。
東北自走車道の花巻南インターチェンジと、東北本線花巻駅からそれぞれ車で15分程。新幹線が停まる新花巻駅からは、車で30分程でアクセスできます。
予約をすれば、花巻駅・新花巻駅ともにシャトルバスでの送迎を利用することもできますよ。
私が住んでいる宮城県東部からだと、電車よりも車の方がアクセスしやすく、東北自動車道を使って2時間20分程でした。今回の旅行では、ホテルへ行く前に「花巻おもちゃ美術館」に立ち寄ったので、さっそくその様子からご紹介します!
大人もワクワクしちゃう「花巻おもちゃ美術館」

今回の家族旅行で最初の目的地、「花巻おもちゃ美術館」!10段巻きソフトクリームで有名な「マルカンビル」の2階に入っています。
1階から階段で2階へ向かうのですが、すでに遊び心が満載!この階段、ピアノになっていて、段を踏むたびに音が奏でられます。

美術館の中に入るとまず目に飛び込んでくるのが、広々としたおままごとコーナー。前出のソフトクリームを販売している「マルカンビル大食堂」をモチーフにしていて、一般的な野菜や魚などだけでなく、食堂で実際に提供されている料理をおままごとで作ることもできます。



もう少し奥に行くと、木製野菜の収穫体験コーナーが!収穫して、キッチンに運んで、調理して...とリアルなおままごとに子どもたちは大盛り上がり。


おままごとコーナーの次は、磁石のついた棒で、木の幹に空いている穴からイモムシを引っ張り出すコーナー!


ほかにも、グッド・トイ・アワードのコーナーや、けん玉やコマなど昔ながらのおもちゃ、滑り台、赤ちゃんがゆったり遊べるコーナーもありましたよ。


子どもだけでなく、大人の遊び心も刺激されるワクワク空間でした。
Information
花巻おもちゃ美術館
住所:岩手県花巻市上町6-2
問合せ先:080-9257-7987
時間:10時~16時
休館日:毎週水曜日・年末年始
バス駐車場:要問合せ
いよいよ「湯の杜ホテル 志戸平」へ!

「花巻おもちゃ美術館」に未練たらたらの子どもたちを、なんとか車に乗せて走ること20分。いよいよ「湯の杜ホテル 志戸平」に到着です。
「湯の杜ホテル 志戸平」は、〈日常からの解放〉をコンセプトに掲げた渓流リゾートホテルです。2020年のビュッフェレストラン新設を皮切りに、ロビーラウンジ、客室、大浴場「日高見の湯」のリニューアル、洞窟サウナ新設など改築を重ねて来ました。
そして、2024年にはミキハウス子育て総研「ウェルカムベビーのお宿」に認定!大浴場「天河の湯」のリニューアルと溶岩サウナも新設された、今注目のホテルです。
キッズ向けの備品やアメニティが豊富で、気軽に使える!

「湯の杜ホテル 志戸平」は、ベビー&キッズ向けのアメニティが豊富!アメニティーステーションから、気軽に持ち出して使用することができます。
また、ベビーウェルカムタイプのお部屋を予約すれば、上の写真に写っているものはほとんどお部屋に完備されています。テーブルにはコーナーガードが設置されていたり、希望のサイズのオムツが10枚提供されたりと、かゆい所に手が届くサービスも。

館内着も90サイズから用意があります。身長82.5㎝の息子も、90サイズの袖をひとまくりすれば問題なく着用できました。

一着700円で好みの浴衣をレンタルできるサービスもあり、こちらは100サイズから。100サイズは、2wayで着られて着崩れもしにくいセパレート型でした!
ホテルでも「花巻おもちゃ美術館」監修のおもちゃで遊べる!

「湯の杜ホテル 志戸平」には、「花巻おもちゃ美術館」が監修したあそび場が館内に設けられています。おもちゃ美術館に未練たっぷりだった我が子たちは、「ここでも遊べるの?!」と大喜び!
スタッフの方が一緒に遊んだり見守ってくれ、サービスの手厚さを感じました。
写真奥に写っている温水プールはオールシーズン利用可能。夏季には屋外プールもオープンします。
レストランも子ども向けサービスが充実!

「湯の杜ホテル 志戸平」は、夕食も昼食もビュッフェスタイル。レストランには、子どもたちが自分で料理を取りやすいキッズコーナーが設けられているほか、カトラリーや種類豊富なキッズチェア、ベビーフード、記念撮影まで様々なサービスが用意されています。

料理にはすべてアレルギー表示があり、安心して料理を選ぶことができました。オムレツにイラストを描いてもらえるサービスもあり、娘は大好きなピカチュウを描いてもらい大喜び。

ほかにも和洋中バラエティ豊かなお料理が並んでいた...はずなのですが、私のスマートフォンにはなぜかスイーツの写真しかなく(汗)参考にならず、すみません...。

そして、これまたファミリーに嬉しいサービス!レストランの一角にもキッズスペースがあるんです。
おもちゃはそれほど多くありませんが、たまたま一緒になった子ども同士で仲良くなったり、壁に取り付けてあるモニターで名作系のアニメも流れていました。

我が家は夕食も朝食もキッズスペースの真横の席を利用できたので、早々に食事を切り上げて遊び始める子どもたちの様子を見ながら、大人はゆっくりとビュッフェを楽しむことができてとてもありがたかったです。
大人でも手こずる!謎解きイベントも開催!

「湯の杜ホテル 志戸平」では、定期的に謎解きゲームイベントを開催しています。私たち家族が参加した「志戸平トレージャーハント~ハナマキングと古の秘密探偵」は、なんと13作目!
ホテルに到着するまでこの企画のことを知らなかった私たち家族。ホテルに着いたら夕食の時間までは遊び場やラウンジでゆっくりする予定だったのですが、謎解き大好き娘と一緒にキーワードを探して館内を歩き回ることに...(苦笑)
そして、この謎解きがなかなか難しい!すべての謎が解けて無事景品を手に入れたのは翌日、チェックアウトぎりぎりの時間でした。
謎解きが楽しめる年齢のお子さんなら、このイベントだけでもホテル時間を退屈せずに過ごせると思います。ちなみに次の謎解きイベントは、12月末ごろから「ハナマキングといにしえの千年風車」の開催が決定していますよ。
サービスの充実に加え、スタッフのあたたかさも魅力!

もうひとつ魅力に感じたのが、子どもたちに対するスタッフの方々の対応でした。フロント、ラウンジ、レストラン、どこに行ってもスタッフさんが子どもたちに声をかけてくれたり、笑顔で見守って下さり、「騒がしくてお邪魔になっていないだろうか...」などと気を張らず、リラックスして滞在できました。
レストランで息子がふざけていてテーブルに頭をぶつけてしまうということがあったのですが、そのこともスタッフ間で情報共有して下さっていたようです。翌日、別のスタッフさんから心配のお声がけをいただき、そこでもホスピタリティの高さを感じました。
帰りの道中で、私も夫もまた泊まりたいね~と意見が一致。とても満足度の高い宿泊体験でした!
翌日は「宮沢賢治童話村」へ!

旅行2日目は、同じく花巻市にある「宮沢賢治童話村」へ。
言わずと知れた、岩手県花巻市出身の詩人で教師で童話作家の宮沢賢治。童話村は、『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『オツベルと象』など数々の代表作を残した宮沢賢治の童話の世界観にふれることができる施設です。
敷地内は、宮沢賢治の童話の世界に入り込める〈賢治の学校〉や、石・鳥・星・動物・植物の5つの要素について考える〈賢治の教室〉、森の中の散策路〈妖精の小径〉〈ふくろうの小径〉〈山野草園〉など、賢治の作品の世界観に基づいた構成になっています。

童話村への入場自体は無料で、〈賢治の学校〉のみ大人350円、高大生250円、小中学生150円の入場料が必要です。今回はあいにく小雨がぱらついていたので、屋内施設の〈賢治の学校〉と〈賢治の教室〉だけ見ることに。

〈賢治の学校〉のファンタジックホールには、真っ白な空間に様々なデザインの椅子が並んでいます。賢治の作品を紹介するフロアですが、神秘的で写真映えもする空間です。

ミュージックホールを過ぎると、宇宙の部屋、天空の部屋、大地の部屋と薄暗い演出の部屋が続きます。特に大地の部屋は、薄暗い空間に虫や草村などの巨大なオブジェが展示されていて、入場者が小人のようになった感覚を楽しめるのですが、我が家のこともたちは怖がってあっと言う間に通り過ぎてしまいました...。

続いて、5棟のログハウスからなる〈賢治の教室〉。石・鳥・星・動物・植物の5つの要素について展示されています。
星の教室は、子どもたちも興味津々でゆっくり見ることができました。


一方、動物の教室は、入り口のドアを押し開けると猫の泣き声が流れる演出になっていて、知らずに開けた子どもたちは飛び上がって私にしがみついてきました(苦笑)ほかの教室も割とひっそりとした雰囲気で、怖がりな子どもたちはそそくさと退室。

天気が良ければ森の中を散策したり、芝生広場でピクニックしたりと楽しめるのですが、今回は雨だったこともあり1時間ほどで童話村をあとにしました。
毎年7月~10月頃にかけてはライトアップイベントが開催されるのですが、芝生広場や森の中にキラキラ輝く幻想的なオブジェが設置され、それらがオーロラのように美しくライトアップされてめちゃくちゃきれいなんです。
次回はその時期に子連れでリベンジしたいと思います!
Information
宮沢賢治童話村
住所:岩手県花巻市高松第26-19
問合せ先:0198-31-2211
時間:8時半〜16時半
定休日:12月28日〜1月1日
バス駐車場:あり
子連れ岩手旅行なら「湯の杜ホテル 戸平」がおすすめ!

卒園&入学祝いとして計画した岩手家族旅行。「おもちゃ美術館」や「宮沢賢治童話村」も楽しかったですし(子どもたちは怖がっていましたが...)、なにより「湯の杜ホテル 志戸平」での宿泊がとても快適でした。
子連れでの宿泊となると、うるさく思われないか、汚しちゃったり飽きちゃったりしないかなど心配や気疲れがつきものですが、きめ細やかなサービスとスタッフの方々のあたたかな雰囲気にとてもリラックスできました。
岩手へ旅行に行く際は、ぜひ「湯の杜ホテル 志戸平」を利用してみて下さいね!
ベビーウェルカムホテルの快適さを知ってから、私の中の子連れ旅行のハードルがぐんと下がりました。次はどこのお宿に泊まろうか、今から楽しみです!
Information
湯の杜ホテル 志戸平
住所:岩手県花巻市湯口字志戸平27-1
問合せ先:0570-026-410
バス駐車場:あり
赤ちゃんや小さいお子さん連れでお出かけするなら断然貸切バス

子ども会旅行、卒園・卒業旅行でバス旅行を楽しむなら貸切バスがイチバン。ご両親の長寿のお祝いなどで、親戚や複数家族で旅行する場合もドアツードアなのでラクラクですね。
岩手県の1泊2日旅行、モデルコースとおよその料金目安をご紹介しましょう。
1泊2日岩手バス旅行の料金目安
盛岡駅から花巻市までを往復した場合と、宮城から往復した場合の2パターンでバス料金目安を計算してみました。ご家族でのバス旅行の参考になさってください。
<盛岡発着1泊2日のモデルコース>
1日目)
盛岡駅10時出発==岩手ヤクルト工場見学==ランチ==花巻おもちゃ美術館==湯の杜ホテル 戸平15時チェックイン・宿泊
2日目)
ホテル10時チェックアウト==宮沢賢治童話村==道の駅 石鳥谷(ランチ・お買い物)==盛岡駅15時頃着終了
貸切バスで送迎をお願いした場合の参考料金(距離140㎞、所要10時間)は、以下の通りです。
- 大型バス 125,972円(税込)~
- 中型バス 107,184円(税込)~
- 小型マイクロバス 91,938円(税込)~
<仙台発着1泊2日のモデルコース>
1日目)
仙台駅10時出発==Ark館ヶ森アーク牧場散策&ランチ==湯の杜ホテル 戸平15時チェックイン・宿泊
2日目)
ホテル10時チェックアウト==花巻おもちゃ美術館==厳美渓(観光・食事)==仙台駅16時頃着終了
貸切バスで送迎をお願いした場合の参考料金(距離370㎞、所要11時間)は、以下の通りです。
- 大型バス 176,935円(税込)~
- 中型バス 152,130円(税込)~
- 小型マイクロバス 131,120円(税込)~
※上記金額は2023年8月25日に国土交通省が公示した「新公示運賃額(最低基準額)」に基づき、計算した最低基準額です。実際のバス料金は、各バス会社が関東運輸局に届け出た単価で計算します。
※バス運行前・運行後の安全確認を行う2時間・2日間を含めて15時間で計算しています。
※有料道路・高速道路代、バス駐車場代、ランチ代、施設入場料、バス運転手の宿泊代(1泊2食付き)などは別途実費となります。
※バス会社からバス乗降場所までの回送分は含みません。
▼貸切できる送迎バスの種類一覧
貸切送迎バスの種類|大型バス|中型バス|小型バス|マイクロバス|サロンバス
バス会社の比較がポイント!