道の駅「おがわまち」

埼玉へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット道の駅「おがわまち」

道の駅「おがわまち」は、埼玉県比企郡小川町の国道254号沿いにあります。

小川町は秩父の山々に囲まれた自然豊かな場所にあり、かつては鎌倉と上州を結ぶ街道の要として栄えてきた歴史があります。

1300年の手すき和紙の技術が残され、中でも「細川紙」の技術は国の重要無形文化財に指定。風情ある町並みや伝統ある夏祭りなどが残されていることから「武蔵小京都」と呼ばれています。

「和紙のふるさと」で紙すき体験!伝統工芸に触れられる小川町の道の駅

和紙の里小川町

「細川紙」は現在、日本の手すき和紙技術として本美濃紙(岐阜県)、石州半紙(島根県)とともにユネスコ無形文化遺産登録をめざし、申請中です。

駅の中にある和紙工房ではこの「細川紙」の技術を継承する職人が実際に和紙をすいているところを見学することができます。紙漉き体験は「伝統工芸会館」で可能ですので、ぜひチャレンジしてみては?受付時間は9時30分~15時まで。

生花等でアレンジしたポストカードや色紙、短冊などをつくります。団体の場合は事前予約を。

「物産館」には、小川和紙の原稿用紙やびんせんの他、岩槻人形、行田の足袋、所沢の羽子板、鴻巣の雛人形など、県内の工芸品も取り揃えています。

もちろんおなじみの直売所では地元産有機野菜やお惣菜、地酒、和菓子なども購入できるので立ち寄ってみてください。

レストラン「仙元」では、五大銘飯の一つ「忠七めし」がおすすめです。

「忠七めし」とは、海苔がたっぷりかかったご飯の上に、さらしネギとわさび、柚子をのせ、その上にたっぷりのだし汁をかけていただく、お茶漬けのようなごはんです。

山岡鉄舟に「料理に禅味を盛れ」と示唆された八木忠七がつくり上げた小川町の名物料理です。

▼「おがわちょう」周辺で楽しめるアクティビティやイベント

●手すき和紙実演・体験(有料)
米10名以上の団体の場合は要予約
●工芸の里まつり 初夏・秋
●楮かしき 秋
●小川町七夕まつり 7月第4土・日

「おがわまち」グルメ情報

●麺工房「かたくり」

手打ちうどん

地元産小麦粉100%を使用した手打ちうどんと手打ちそばが自慢です。小麦粉は自家製粉するこだわりよう。

地元産の野菜の天ぷらとあわせていただくのがおススメ。おとなりのお惣菜コーナーで好みのおかずを購入し、こちらでうどんと一緒に食べるというのもツウな食べ方だそう。
[営業時間]11:00~14:00

「おがわまち」周辺の見どころ

●埼玉伝統工芸会館(道の駅内)

県内の伝統工芸をテーマにした展示と実演を行う施設になっています。

企画展等を行うスペース、和紙すきを体験できる工房、和紙製品を扱うショップも。展示室では、埼玉県指定の伝統的手工芸品30品目すべてが展示されています。

●仙元山見晴らしの丘公園(駅から車で約25分)

ふるさと創生事業の一環としてつくられた小川町を一望できる公園。203mのローラーすべり台があり、子どもたちからも大人気。大人(高校生以上)200円、小中学生は100円で利用できます。

●尾ノ内渓谷

尾ノ内百景氷柱

両神山を源流とする清流がつくりだしたもので、一番滝、油滝など、大小数多くの滝があり、マイナスイオンをたっぷり補給できます。

奥地には原生林がのこり、沢登り好きにはたまらないスポット。渓谷の入口には「尾ノ内自然ふれあい館」があり、休憩場所に最適です。

毎年、1月~3月上旬には地元の人たちが作り上げた氷柱が見ごろを迎え、美しくライトアップされることで有名。期間中は甘酒無料サービスや郷土料理のふるまいなどもあります。

●カタクリとオオムラサキの林 (駅から車で約25分)

オオムラサキは国蝶

小川町のかつての里山風景を取り戻そうと地域住民が保護活動を続けてきた結果、カタクリが咲き誇る景色が蘇っています。

カタクリは現在、「カタクリとオオムラサキの林」、「カタクリとニチリンソウの里」、「西光寺境内」の3か所で楽しむことができます。

「カタクリとオオムラサキの林」は道の駅から30分~1時間の散策コースがあるので、初春に花を咲かせるカタクリ、ニチリンソウ、しだれ桜を楽しむのもおススメです。カタクリが咲く3月下旬には地元ボランティアによるカタクリ祭りもあります。

林の中には展示館兼、休憩所があり、国蝶オオムラサキの他世界の蝶や昆虫を見ることができます。オオムラサキの放蝶会は7月です。

「おがわまち」おすすめのお土産情報

●小川和紙

小川和紙は素朴で温かみのある風合いが魅力。厳しい寒さと清らかな水で育まれた逸品です。

1,300年前、武蔵の国と呼ばれた当時は高麗からの帰化人が多く、彼らの手すき技術を取り入れたのが小川和紙だといわれています。

中でも「細川紙」は楮(こうぞ)だけを使用したもので現在は、小川町と東秩父村で伝承されています。未さらしの純楮紙が持つ強靭さ、素朴さ、つややかさなど、独特の味わいと雅味さがあります。

封筒や便箋、折り紙、はがきなどの他、ティッシュ入れや小箱などもそろっています。

●地酒

秩父山系の良質な水と気候でつくられる銘醸地。古くから関東灘の異名を持ちます。

現在、小川町には「晴雲酒蔵」、「松岡醸造」、「武蔵鶴酒造」の3軒の造り酒屋が残っています。「おがわ和紙の里」や「おがわ紙すき娘」などがおススメ。

●小川和紙もなか

和紙のふる里ということで「和紙」をつかった名前のお土産がいろいろそろっています。

「小川和紙もなか」は全国菓子博覧会で何度も受賞する実力派。小川和紙の手すき行程がもなかの皮に書かれているのでお土産によろこばれるかも。

information
施設名:道の駅 おがわまち
アクセス:
<電車>
池袋駅から東武東上線急行で小川町駅まで約1時間10分
東武東上線・JR八高線「小川町駅」から徒歩40分
<バス>
小川町駅から「小川パークヒル」行バス 伝統工芸会館前下車徒歩1分
<車>
関越自動車道 嵐山・小川ICから10分
住所:埼玉県比企郡小川町大字小川1220番地
電話:0493-72-1220
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
駐車場:普通車96台 大型バス7台 身障者用4台
トイレ:男性用23器 女性用19器 身障者用3器
 
※最新情報は公式ホームページを参照してください

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