「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」鳥取で聖地巡礼!米子で古代史オタク活動もちょっぴり編

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」鳥取で聖地巡礼!米子で古代史オタク活動もちょっぴり編

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木しげるさん生誕100周年記念作品として2023年に公開されたもの。以来、ファンを増やし、ポップアップイベントやコラボ企画、舞台化などなど、さまざまな場所でひっぱりだことなりました。

わが娘もすっかりドはまりし、家にはグッズがあふれかえり、調布への聖地巡礼や謎解きツアーなどに参加するなど推し活を楽しんでいる様子。ならば水木先生が生まれた境港に行かねば片手落ちということで、行ってきました鳥取へ。

ついでに古代史オタクスポットにもいっちゃえ、ということでJALのセールでチケットを取り、島根・出雲縁結び空港発着で3泊4日の旅です。

羽田~出雲縁結び空港~松江~米子(境港・むきばんだ遺跡)

出雲縁結び空港着==松江しんじ湖温泉のホテル宿泊==米子駅までバス・電車で移動==レンタカーで境港(水木しげるロード・水木しげる記念館)へ==ランチ==麦木晩田(むきばんだ)遺跡==ホテル着==夕食==宿泊・終了

■米子~鳥取

ホテルチェックアウト==鳥取駅まで電車で移動==白兎神社==道の駅 神話の里 白うさぎランチ==宇部神社==鳥取砂丘==ホテル着==夕食==宿泊・終了

白兎神社・宇部神社・鳥取砂丘観光はこちら≫

鳥取~出雲

ホテルチェックアウト==鳥取駅から出雲市駅まで観光列車「あめつち」乗車==出雲市駅(着予定だったけどたどり着けなかった)==(出雲大社の予定だったけど行けなかった)==出雲縁結び空港==羽田空港着終了

観光列車「あめつち」の旅≫

JALを使って出雲空港へ。前乗りして松江しんじ湖温泉駅近くに宿泊

羽田空港 出雲縁結び空港行きの搭乗ゲート
羽田空港

今回、鳥取旅行がメインなのですが、たまたまJALがセールをやっていまして…。米子は島根との県境ということで、JALで出雲縁結び空港発着にし、電車&レンタカーを使って鳥取県内を周遊する計画を立てました。

夕方のフライトにして出雲へ前乗りし、松江で宿泊して翌日米子に移動して…というスケジュール。

JAL機内

本来なら出雲縁結び空港発着でレンタカーを通しで借りた方が効率が良かったんですが、どーしても観光列車「あめつち」に乗りたかったので、米子・鳥取でレンタカーを借りることに。しかし、これがのちのちアダになったりして…涙。

出雲縁結び空港に到着、リムジンバスで松江しんじ湖温泉へ

実は今回のフライト、出雲縁結び空港着最終便。フルサービスキャリアだからちゃんと着くよね?という楽観的に構えてたらちょっと遅れてしまってハラハラ。

奈良弾丸ツアーの悪夢が心をよぎります。

出雲縁結び空港から松江しんじ湖温泉までの交通手段は最終のリムジンバスのみ。これを逃すとタクシーで…ヤバイ…。

しかし、さすがLCCじゃなかったのでほぼ予定通りに到着。リムジンバスもこのフライトに合わせて運行するので、ちゃんと待っててくれました。

松江じんじ湖温泉駅から徒歩で「松江ニューアーバンホテル」へ

松江ニューアーバンホテル
松江ニューアーバンホテル

本当なら松江駅周辺で宿泊した方が翌日の移動がラクなのですが…。ちょっとホテル代を節約。

宍道湖が見える「松江ニューアーバンホテル」に泊まりました。1階にはコンビニが入っているのでなかなか便利です。
お風呂も天然温泉なのでゆったりくつろげました。

宍道湖の目の前
宍道湖

翌朝、松江しんじ湖温泉駅まででて、路線バスで松江駅まで移動。そこからJR山陰本線に乗り米子を目指します。

電車で松江駅から米子駅へ。駅からはレンタカーで移動

松江駅 スーパーまつかぜ
特急「スーパーまつかぜ」

松江駅からは特急「スーパーまつかぜ」に乗って米子を目指します。所要時間は約23分で、通常の山陰本線を使っても30分程度なので近いですよね。

島根も鳥取も横にながーい県なので、米子と松江は近いですが、米子と鳥取はとっても遠い(電車で約2時間、特急でも1時間はかかる)んですよ。最終日に予定している観光列車「あめつち」は鳥取駅から出雲市駅まで約3時間30分でつないでいます。

米子駅に到着
米子駅に到着

米子駅に到着。天気は良さそうなので良き観光日和です。

駅からすぐのところにあるオリックスレンタカーへ。公共交通機関だと思うように観光できない。しかし、バスを借りる人数じゃない、というわけでレンタカー移動です。

インバウンドがわんさかいた境港・水木しげるロード

境港市営 境港駅前駐車場
境港市営 境港駅前駐車場

着きましたー。水木しげるロードにも近い境港市営・境港駅前駐車場に車を停めて徒歩で向かいます。

観光バスはこちらの駐車場に隣接している大正町駐車場北側のバス専用駐車場(境港市大正町1)が無料で利用できます。

水木しげるロードに至る道中にもキャラクターがいっぱい

境港警察署「鬼太郎交番」
Ⓒ水木プロ

駐車場から水木しげるロードに向かう道中、境港の駅周辺、交通サインなど、いたるところに水木先生のキャラクターがいっぱい。交番も”鬼太郎交番”とかかれているなど、見逃し厳禁です。

水木しげるロードで記念撮影
Ⓒ水木プロ

水木しげるロード内には郵便局があり、ここからハガキを出すと消印が鬼太郎になっているそうです。

水木ロード郵便局

訪れたのは9月25日(木)でしたので比較的空いていたものの…やっぱりインバウンドのお客様がたくさんいらっしゃいました。

水木しげるロードマップ
水木しげるロードマップ Ⓒ水木プロ

水木しげるロードマップを見ると、駅に近い方から「水木マンガの世界」「森にすむ妖怪たち」「神仏・吉凶を司る妖怪たち」「身近なところにひそむ妖怪たち」「家に棲む妖怪たち」というカテゴリーでたくさんの妖怪たちのブロンズ像が飾られています。

ねずみ男と記念撮影
Ⓒ水木プロ

お気に入りのブロンズ像と一緒に記念撮影する人がたくさん。私も布多天神社でおみくじを引いた時に「ねずみ男」のような性格wと出たので、ねずみ男と記念撮影しました…。

妖怪をキーにした足湯や池など、休憩にも最適

妖怪たちの足湯
妖怪たちの足湯

街歩きにつかれたらここで一休みという感じで、駅に近いところにあった「妖怪たちの足湯」。

河童の泉
河童の泉 Ⓒ水木プロ

コインを投げ入れると願いが叶うかも!?と書かれた「河童の泉」。

河童の三平他、キャラクターが登場
Ⓒ水木プロ

水木先生の作品「河童の三平」にちなんだスポットで「河童の三平」以外に、悪魔くんや鬼太郎、小豆洗い、ねずみ男、カッパなどのブロンズ像が飾られていました。

街灯も目玉!?
街灯も目玉おやじ!? Ⓒ水木プロ

街灯も目玉になってたりして、ぼんやり歩いていてはいけません。マンホールの蓋などいたるところに仕掛けがあるのでじっくり探してみましょう。

御利益ありそうな!?「妖怪神社」

妖怪神社
妖怪神社 Ⓒ水木プロ

そして2000年に誕生した「妖怪神社」。ご神体は高さ約10尺(約3m)近くある黒御影石と樹齢約300年の欅です。

ご身体の目玉石
「目玉石」Ⓒ水木プロ

神社に向かって左手に置かれている「目玉石」は、ご神体の石の絵を見て「この石に目玉をつけたらいい」といわれた場所がポロリとめくれ落ちたものなのだとか。

目玉のお清め石
目玉がぐるぐる回転する手水舎 Ⓒ水木プロ

樹齢約300年の欅には、水木先生がデザインした木々に宿る精霊の目玉が描かれ、鳥居の入口には目玉おやじ清めの水が置かれていました。

御朱印がもらえるショップ
Ⓒ水木プロ

妖怪神社のお隣にあるショップ「むじゃら」で「御朱印」がもらえます。

妖怪神社の御朱印
Ⓒ水木プロ

ショップではキャラクターグッズのお土産や「鬼太郎ビール」なども販売。たくさんのお客様で賑わっていました。

先生のおいたちから苛酷な戦争体験なども肌で感じられた「水木しげる記念館」

「水木しげる記念館」
「水木しげる記念館」Ⓒ水木プロ

水木しげる先生は境港市出身。水木ロードをたどった先にあるのが「水木しげる記念館」です。

入館案内とチケット
Ⓒ水木プロ

水木しげる記念館は、水木しげるの作品世界を楽しみながら知ることができる施設です。代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ、漫画や妖怪画、水木しげるの言葉などを映像や立体物も交えて紹介しており、貴重な原画をほぼ年間を通して鑑賞することができます。

記念館の入口にある回る鬼太郎
Ⓒ水木プロ

2024年4月にリニューアルオープンしたばかり。

幼少期のエピソード
Ⓒ水木プロ

同行した小娘は映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」でハマった口ではありますが、水木先生が描かれた「総員玉砕せよ!」を読み、今回記念館に立ち寄るのを何よりも楽しみにしていました。

「総員玉砕せよ!」
Ⓒ水木プロ

記念館では先生の娘さんたちが語る先生の戦争体験を、映像と共に見ることができるコーナーも。先生が作品に込めたたくさんのメッセージを受け取れる場所であり、鳥取旅行で最も印象に残ったスポットでした。

水木先生が戦地で助けられた「ぬりかべ」のフォトスポット(展示終了)で記念撮影。企画展のみの展示だったので貴重な1枚となりました。

フォトスポット
企画展「水木しげるの戦記漫画」限定のフォトスポット Ⓒ水木プロ

境港市では小中学生向けの「平和学習プログラム」として”水木しげるが見た戦場~どんなにつらくても、己の道を進む~”を用意しています。校外学習や修学旅行でぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

水木しげる記念館にある「妖怪ポスト」
「妖怪ポスト」Ⓒ水木プロ

ちなみに記念館の中庭には「妖怪ポスト」もあります。こちらから手紙を投函しても鬼太郎の消印が押されて届きますよ。また、投函してから5年後に届く「妖怪未来ポスト」が水木しげるロードにあるので、ぜひ探してみてくださいね。

Information

水木しげる記念館
開館時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)
入館料:一般1,000円、中高生500円、小学生300円
※20名以上で団体割引あり
住所:鳥取県境港市本町5番地
問合せ先:0859-42-2171
団体での利用はこちら≫

水木しげるロードガイドマップはこちら≫

■取材協力

堺市観光振興課水木プロダクション

境港から仕入れたネタが自慢「山陰のお寿司ヒトトセ 境港駅前店 」

「山陰のお寿司ヒトトセ 境港駅前店 」

少し遅めのお昼ご飯を食べに境港駅まで戻ります。今回おじゃましたのが「みなとさかい交流館1階」にある回転すし店「山陰のお寿司ヒトトセ 境港駅前店」です。

日本有数の水揚げ量を誇る境港からネタを仕入れて提供。江戸前寿司伝統の赤シャリで握ってくれます。

のどぐろやカニ、ウニなどを贅沢に

ここぞとばかりに山陰のお魚のおいしさを堪能。ごちそうさまでした。

Information

山陰のお寿司ヒトトセ 境港駅前店
営業時間:11時~21時(L.O20時30分)、不定休
住所:鳥取県境港市大正町215番地 みなとさかい交流館1F
問合せ先:050-3099-5447

境港駅周辺にも水木しげる先生の作品がいっぱい!

境港駅周辺にもたくさんのフォトスポットが
Ⓒ水木プロ

境港駅周辺にもたくさんの水木しげる先生の作品が飾られています。

水木しげるさんんがマンガを書いているところ
Ⓒ水木プロ

ご本人登場のオブジェや、キャラクターをモチーフにした銅像などなど…。

駅に隣接した公園で記念撮影
Ⓒ水木プロ

駅に隣接してキャラクターをモチーフにしたミニ公園もありました。なんとも名残惜しいですが午後の予定である古代史オタ活に出発です。

古代人が見た美しい景色に感動する「むきばんだ遺跡」

むぎばんだ遺跡

なんとも怪しい空模様の下、国指定史跡「むきばんだ遺跡」のある「鳥取県立むきばんだ史跡公園」へ向かいます。実は2022年に島根へ古代史オタクツアーにいっており…。

その時、「むきばんだ遺跡」に行く予定が急遽ダメになり、上淀廃寺跡「上淀白鳳の丘展示館」へおじゃました。

もちろん「上淀白鳳の丘展示館」もすごく良かったのですが、行けなかったとなると、どうしてもいってみたくなるのがオタク魂。ということで、今回の訪問となったわけです。

中国地方の最高峰・大山の麓に広がる弥生時代の大集落

中国地方の最高峰・大山の麓に広がる弥生時代の大集落

約152ヘクタール(東京ドーム約30個分)という広大な敷地に広がるむきばんだ遺跡。米子市と大山町にまたがる晩田山丘陵一帯で発見された弥生時代後期を中心とした大集落の跡です。

 約2000年前~1700年前の竪穴住居跡が400棟以上、掘立柱建物跡が500棟以上見つかっており、弥生時代の遺跡としては全国最大級の規模。主に4つの地区に分かれています。

  • 仙谷地区
  • 洞ノ原地区
  • 妻木新山地区
  • 妻木山地区

事前のリサーチでは「仙谷地区」からの眺めが素晴らしい、という評判だったので、こちらを見学する予定だったのですが…。2025年6月~12月まで整備工事のため公開中止に。

がぁ~ん(昭和な反応)。「むきばんだ史跡公園」のスタッフの方から、「景色の良さでは引けを取らない(イチオシ)のは「洞ノ原地区」にある西側丘陵・環濠集落からの眺め」とのアドバイスが。

さらに妻木山地区の「遺構展示館」からの眺めも素晴らしい、ということでこの2地区に絞って見学することにしました。

弥生のムラを再現している「洞ノ原地区」

洞ノ原地区 竪穴式住居
洞ノ原地区 竪穴式住居

午後3時過ぎということで見学に訪れているのは私たちを含め3~4組みぐらい。しかも天気が怪しく、スタッフの方から「この後、傘がきかないほどのかなり激しい雨が降るのであまり遠くまで行かない方がいい」と声を掛けられます。

草屋根竪穴住居

再現された集落の姿を見ながら、四隅突出型墳丘墓群へ。

四隅突出型墳丘墓
四隅突出型墳丘墓

皆さん、古墳というとまず頭に思い浮かべるのが鍵穴のような形をした「前方後円墳」ですよね。「四隅突出型墳丘墓」は、前方後円墳よりも前の時代、弥生時代に出雲や伯耆(ほうき・鳥取西部)を中心に北陸地方などで作られてきたものです。

方形墳丘墓の四隅が舌のように飛び出した形が特徴

方形墳丘墓の四隅が舌のように飛び出した形が特徴です。島根オタク旅の時に「西谷墳墓群史跡公園」で四隅突出型墳丘墓を見学させていただきましたが、出雲に大きな力をもった首長が存在していたことは間違いありません。

島根も鳥取も都会のようにビルや道路が次々作られる、ということがあまりないから古代の遺跡があまり発見されてこなかっただけで、「むきばんだ遺跡」よりもスケールの大きな集落がまだまだ眠っているかもしれませんね。

首長墓への祭祀も行っていたと推察される環濠へ

洞ノ原地区の最奥にある環濠。急いで向かいますが雨が降ってきました…。途中であきらめてひとまず雨宿りに「弥生の館 むきばんだ」に戻ります。

しばらくすると空が晴れてきてこの後、雨は上がるとの予想だったのでリベンジしました。足元が悪い下り坂を降りていくと見えてきた「環濠」。

環濠
のろし台や物見やぐら

洞ノ原地区の西端に2重の環濠を巡らせた区画があり、のろし台や物見やぐらなどが再現されています。見張り施設からは30個ほどの被弾も見つかっているそうです。

のろし台や物見やぐらなどが再現

スタッフの方の説明によると、ここから首長墓へ祈りを捧げた祭祀場としての役割もあったのではとのこと。

そしてここからの景色がともかく素晴らしくて息をのむほどです。

弓ヶ浜半島

写真の腕前が悪くて恐縮ですが、弓ヶ浜半島、美保湾、島根半島までを見渡す雄大な景色に圧倒されました。古代人たちも同じ景色を眺めていたのでしょう。

仙谷地区よりも、より近いところから弓ヶ浜を眺めることができるということで、感動すること間違いなしですよ。

妻木山地区で弥生のムラの様子が発掘現場の様子を堪能

妻木山地区
妻木山地区

もう1か所のおススメである妻木山地区へ移動します。こちらも2世紀後半の弥生のムラが再現されています。
スタッフの方おススメの「遺構展示館」へ。

発掘体感ひろば
発掘体感ひろば

「遺構展示館」のお隣には発掘現場を再現した「発掘体感ひろば」もあります。ここでは実際に”考古学者”になりきって発掘調査気分味わえる「はっくつ体験」プログラムも用意されているそうです。

「遺構展示館」
「遺構展示館」

そして「遺構展示館」の中へ。2世紀後半から3世紀にかけて造られた3棟の堅穴住居跡が、発掘当時のままで保存されています。

遺構展示館からの眺め
遺構展示館からの眺め

そしてここからの眺めもおススメ通り素晴らしく、「遺構展示館」の堅穴式住居で暮らしていた人はさぞ力のある人だったんだろうと感じました。タイミングが良ければ、隠岐の島まで遠望できるそうです。

ガイダンス施設「弥生の館 むきばんだ」

ガイダンス施設「弥生の館 むきばんだ」
ガイダンス施設「弥生の館 むきばんだ」

雨が激しく降っている間、立ち寄った「弥生の館 むきばんだ」。館内では鉄器をつくる「復元鍛冶工房」や、弥生人たちが食べていたであろう食材を四季を通じて「恵み実感テーブル」で展示していました。

恵み実感テーブル
恵み実感テーブル

この他、弥生人たちがどのように樹木を利用してきたのか、出土品のレプリカ展示、ムラの移り変わりなどを紹介する展示も。

樹木の活用法
樹木の活用法

体験学習として「火おこし」「勾玉づくり」「ミニ銅鐸つくり」などのメニューも用意されていますので、ぜひ校外学習や修学旅行、子ども会旅行などにいかがでしょうか。

ちなみに訪れたときはたくさん栗が落ちていて秋の実りを体感。スタッフの方いわく、施設がオープンする前からみんな栗拾いを目当てに行列を作っているとか…。

遺跡より食い気!?な秋ですね。

古代史というと学校で習うのはほんの1瞬。ほとんどの方が興味を持たないまま大人になってしまいます。

当時とかわらぬ景色を堪能

しかし、今の日本を形作っている源流はやっぱり古代にある、とオタ活を通じて実感しました。都会化された場所では見ることができない、古代から変わらない景色を楽しめるのもこういった地方での遺跡巡りの楽しみの1つ。

皆さんもぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

Information

鳥取県立むきばんだ史跡公園
開園時間:9時~17時(最終入園時間16時30分)、第4月曜日(その日が祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)休園
利用料金:入園、見学、解説は無料
※弥生体験は別途材料費がかかるメニューあり
住所:鳥取県西伯郡大山町妻木1115-4
問合せ先:0859-37-4000
観光バス駐車場:3台分あり
団体での見学申込はこちら≫

今夜の宿は米子駅前にあるホテル。夜は居酒屋で乾杯!

大阪 満マル 米子駅前店で夕食
屋台居酒屋「大阪 満マル 米子駅前店」で夕食

お昼は海鮮三昧だったので夜は串かつが楽しめる居酒屋へ。ホテルから歩いてすぐだったので酔っぱらっても帰れます。

二度付け禁止の串かつ

昼間は車の運転があったので飲めなかったからここでは思い切り飲んでしまうことに。

屋台風の店構えでカジュアルに

混み始める遅い時間よりも早く17時から飲み始めたのでゆっくりできました。早めにホテルに戻り、明日に供えます。

Information

大阪 満マル 米子駅前店
営業時間:15時~23時、金・祝前日は23時30分まで、土は12時~23時30分、日祝は12時~23時、不定休
住所:鳥取県米子市明治町157 米子駅前パーキングビル1F

出雲縁結び空港から松江・米子へ、貸切バスなら楽々アクセス!

貸切バスで日帰り旅行

島根・鳥取は横に長くて移動が大変。公共交通機関もJRか路線バスかと選択肢が少ないので思うように移動ができません。

でも貸切バスを利用すれば希望する観光地をラクラク周遊できますよ。出雲空港や松江市と米子市は隣接しているので、両方を楽しみたいというとこも貸切バスならばっちり。

今回私たちが楽しんだ出雲縁結び空港から松江、米子までの1泊2日旅行をモデルコースに仕立て、バス料金目安を計算してみました。

■貸切バス料金目安・1泊2日島根・鳥取周遊旅行(90㎞・17時間利用)

1日目
出雲縁結び空港着==貸切バスで移動==ランチ==松江市内観光(松江城・堀川遊覧・小泉八雲記念館・小泉八雲旧居)==松江しんじ湖温泉宿泊(バスはいったん返す)
2日目
ホテルお迎え==米子に移動==江島大橋(ベタふみ坂)を通行==境港・水木しげるロード散策=境港水産直売センター(ランチ・お土産購入)==弓ヶ浜海岸==お菓子の壽城==米子駅着終了

大型バス:170,148円~
中型バス:144,243円~
小型マイクロバス:125,730円~

※バスの営業所から乗降場所までの回送代は含みません。
※有料道路・高速道路代、バス駐車場代、ランチ代、ツアー参加料などは別途実費となります。

出雲縁結び空港の貸切バス乗降場所はこちら≫
島根県発で貸切バスを利用した場合の料金目安はこちらも参考に≫

▼貸切できる観光バスの種類一覧
貸切送迎バスの種類大型バス中型バス小型バスマイクロバスサロンバス

★記事内で紹介した貸切バス料金目安は、2025年9月26日に国土交通省から発表された「新公示運賃額」に基づき計算した最低基準額です。
バス会社ごとに料金を算出する単価が異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。
貸切バスをご利用になる場合は必ず見積りを取り寄せて、正確な金額を確認しましょう。

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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