お台場で休憩中のバス

ウィラートラベルの「レストランバス」は想像以上に楽しかった!

2階建てのオープントップバス、しかも、1階は厨房になっており、地元の旬の食材を使ったお料理を楽しみながら旅ができるウィラートラベルの「レストランバス」。

大阪で5月に開催された「2016バステクフォーラム」のウィラーエクスプレスジャパンのブースで紹介されていました。

今回、このバスが期間限定で東京都内を走る!という情報を耳にした編集部I。
すかさず予約し、乗ってきましたよ~。

都内限定運行のレストランバス

新潟のツアー紹介をみて、乗りたいと思ってたんですが、なかなか新潟まで足を運ぶ機会はなく・・・。

このチャンスを逃すまいと8月20日(土)17時30分発のサンセットコースに乗ってきました!

東京駅鍛治橋の駐車場に集合

東京駅丸の内鍛治橋駐車場

レストランバスの発着場所は東京駅丸の内の鍛治橋駐車場です。
バスツアーの発着場として有名なところです。

東京駅八重洲南口を出て、まっすぐいくと高速バス乗り場にでてきます。

東京駅八重洲南口のバスターミナル

そこを右に曲がり、まっすぐ進みます。
「鍛治橋」と書かれた交差点をさらにわたってまっすぐ進むと、鍛治橋駐車場がありますよ!

結構簡単なはずなのに、なぜか私は迷子になりました・・・はとバス・怪談クルーズの呪いだっ!?(方向音痴なだけです)

この丸の内鍛治橋駐車場はバス専用の駐車場で、大型バスが22台停められます。
24時間営業で1時間2,800円で、30分ごとに1,400円。
FAXで予約できます。
東京発着の場合は、ここがイチバン便利ですよ。

1階の厨房では食事の準備が・・・

まだ集合時間前ですが、バスの写真を撮りたくて停車中のレストランバスへ。
川崎にあるバス会社、中日臨海バスさんの運行です。

出発を待つレストランバス

この日はあいにく雨模様で、激しく降ったり、やんだりを繰り返していました。
せっかくオープントップなのに・・・ちょっと残念です。

スタッフの方に声をかけて、バスの中、厨房を撮影させていただきました!

レストランバスの1階は厨房

レストランバスの運行は、ハッピーアワーとサンセット、ナイトクルーズの3回です。
私が乗るのは夕方の回。
厨房では忙しく立ち働くシェフ・比嘉康洋さんの姿が・・・

レストランバス・シェフの比嘉さん

今回は新潟で提供された食材を使ったメニューと缶ビール2本付き!
バスの中ということもあり、火は使わず、すべて電気を使った調理器具を使用しているそうです。

普通のバスツアーでは体験できない、特別な体験ができるとあって、新潟での運行中は連日、満席!
大好評だったそうです。

今回の東京クルーズは、新潟で提供されたメニューをショートコースにアレンジ。
2週間だけの特別ツアーとして開催されました。

雨が降り出し、屋根はクローズで

右手階段を上ると明るい空間が広がります。

2階のオープントップ席へ

残念ながら天井はクローズ。
でも透明なルーフなので明るさはばっちりです。

雨でルーフはクローズ

座席は2人席、3人席、4人席になっています。
あ、ちなみに、座席にはシートベルトがあります。
運行中は必ず、締めておきましょうね。

バス後方ではアテンダントの方が準備中。

レストランバス出発の準備中

まだ運行前ですが、すでに待ちきれないお客様(私もね)が席に案内され、ドリンクのサービスを受けています。

この日は、キリンの一番搾り、サワー、ソフトドリンクが2本ついていて、希望者には追加オーダー(有料)ができます。

アツアツの茶豆(新潟産)が出てきました!

テーブルの前にはドリンクやカトラリーをセットできるホルダーがあります。
万が一、揺れたりしたときでも大丈夫。

そして、巣ごもり卵を乗せた佐渡島産黒豚ハンバーグとあたたかいパン。

レストランバスで提供されたハンバーグ

まさに出来立てでサービスされるので至福のひととき・・・。
お皿は紙製なので落としても大丈夫です。
よく売っているやつとちがい、デザインがおしゃれ!細かいところにも気遣いされていますね。

お隣の席はご夫婦とそのご両親の4人連れ。
実は奥様のご実家が新潟ということで、すでに新潟でレストランバスを体験済とか!
リピート乗車だそうです。
たぶん、沖縄まで乗りに行くのではないかと思われます!!

私(1名で参加)のお向かいには、沖縄から視察にいらした「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」のS氏。
そうです、このレストランバス、10月からは沖縄を運行することに決定したのです!

すごい!沖縄でレストランバス、めちゃめちゃいいじゃぁないですか!!

私、実は数年前、アロマセラピストとして「イースターセブン」の那覇新都心店と残波岬ロイヤルホテルに入っているサロンにお手伝いにいったことがあります。

沖縄にお越しの際は、ぜひ、アロマトリートメントを受けに行ってくださいね。

茶豆って、な~に?

さて、この日のツアー。
新潟で食材をコーディネートしたスタッフの方もたまたま同乗していました。

レストランバスの食材説明

茶豆というと、山形名産の「だだ茶豆」をすぐ思い浮かべますが、今回は新潟産の茶豆。
「だだ茶豆」の由来は、福島の伊達地方からきた「だて茶豆」がなまったものという説と、新潟の茶香り豆が庄内にきて・・・と所説あるそう。

外見はふつうの枝豆と同じように見えますが、甘く香り高いのが印象的。
なぜ「茶豆」かというと、さやの中に入っている豆の薄皮が茶色をしているからー

茶豆の由来は薄皮の色

ほら、透かして見るとわかります(わからないか・・・)。

そんな、こんなで食材についていろいろレクチャーを受けたり、シェフからお料理についての説明などを受けながらバスは東京駅から銀座へ向かいます。

シェフからお料理の解説

外は残念ながら雨・・・。
連日、ニュースで報道されているあの、豊洲の市場建築現場を通過。

バスはトイレ休憩ポイントになっているお台場海浜公園に向かいました。

雨のお台場は大混雑!

お台場にある自由の女神

陽も落ちて、あたりはすっかり暗くなってきました。
夏休みの真っただ中ということもあり、お台場周辺は大混雑しています。

お台場の自由の女神は平成10年4月にパリからやってきた自由の女神像のレプリカ。
「日本におけるフランス年」を記念して展示したところ、好評だったため、常設されるようになったそうです。

この自由の女神は世界に3か所あり、もう一つはそう、ニューヨークにありますよね。
お台場はレアポケモンがいろいろ出てくるという噂。
このためにお台場まで足を運んでいる人も多いのかもしれません。

お台場で休憩中のバス
夜のレストランバス車内

トイレ休憩でお客様のいない車内をパチリ!
座席の脇にはちゃんと充電用のコンセントもありました。

雨がまだ少し降り続いていて返す返すも残念です・・・。

雨で残念!美しい夜景が広がる首都高速

トイレ休憩を済ませると、バスは一路、レインボーブリッジへ。

隅田川には屋形船がいっぱい!

途中、隅田川にいっぱい浮かぶ屋形船を発見!
すごい数です。

レインボーブリッジ通過
東京の夜景に歓声があがる

ここからは怒涛の撮影ポイントが続きます。
東京の美しい夜景にみんな夢中でシャッターを切り、歓声があがります。
晴れてたら、もっと素敵だったでしょうね~。
ライトアップした東京タワーも素敵でした。

ルーフトップ、オープン!

バスは首都高速道路を降りて、東京タワー方面へ。
と、ここでシェフの比嘉さん、登場。

「残念ながら、ルーフは手動でひらきま~す(笑)」

ルーフは手動で開きます

雨が落ち着いたので、最後にオープントップの解放感を味わってもらおうと、ルーフを開けにきてくれました。
(もちろん、バスが停まっているタイミングでですよ~)

天井がオープンになると涼しい風が

みんな、大喜びでシャッター切ります。
やっぱり解放感が全然違います。
雨で冷やされた東京の町の匂いや音、さんざめき・・・。
高く大きなビルが圧倒的な存在感で迫ってきました。

こんな体験、なかなかできません。

東京タワーのそばを通過し、バスは再び鍛治橋駐車場へ。
約1時間30分のドライブでした。

レストランバスに別れを告げる

この後、ナイトクルーズのお客様を乗せて、また出発!
楽しいひと時をありがとうございました。

皆さん、10月からは沖縄でこのレストランバスが走りますよ!

「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」を発着地に、南部エリアを周遊します。
朝のコースは魚のセリを体験したり、ランチコースでは海ぶどうの養殖場を見学したり、ディナーコースでは泡盛工場を訪ねたりするそうです。

天候不良の時の沖縄は、正直、楽しめるところが少ない。
編集部Iもすごい低気圧で大荒れの沖縄へ旅行したことがありますが・・・。
私が地元の友人と飲みに出かけてしまったので、ダンナと娘は近くにあるラウンドワンでボーリングをしてましたっけ・・・。

天気がいいときはもちろん、雨のときでも楽しめるレストランバスはおススメのツアー。
来年の2月25日まで運行しますので、ぜひ、沖縄を訪れたら乗ってくださいね。

【レストランバス・沖縄プラン】
<催行期間>2016年10月1日~2017年2月25日
●沖縄モーニングコース 大人1人 12,000円(税込)
●沖縄ランチコース 大人1人 14,000円(税込)
●沖縄ディナーコース 大人1人 13,000円(税込)

期間限定での運行になります。詳しくはウィラートラベルのサイトをご覧ください。

★2022年6月~9月までの期間限定で川崎工場夜景コースを走ります!★

■取材・撮影協力
WILLER TRAVEL株式会社
レストランバス

http://travel.willer.co.jp/restaurantbus/top.php

沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
http://www.kariyushi-urban.jp/

イースターセブン
http://www.aroma-easter7.com/
(公社)日本アロマ環境協会 認定校スクール
那覇新都心店/沖縄残波岬ロイヤルホテル2階リラクセーションサロン

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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