マイクロバスや観光バスは運転手なしでレンタルできる?

レンタルバスは運転手付き派?自分たちで運転派??

こんにちは!編集部Iです。
夏の合宿シーズンが始まると増えてくるお問合せ。それは・・・

「バスだけレンタルしたい!(運転手無しで借りたい!)」

バス画像

※写真はイメージです

予定が未定だから、自分たちで運転したい・・・
バスだけ借りた方が安く済むから・・・

という思いがヒシヒシと伝わってきます。

合宿だと3~4日泊りがけで出かけていくことが多く、その間、バスも運転手さんも借りっぱなしだと高くつく。
宿泊先と利用施設がちょこっとだけ離れてて、短い距離と時間を往復するだけでバスを使いたいなー。
そんな時は自分たちで運転する(ちゃんと免許のある人が同行するのが前提ですが)方が便利だし、リーズナブルだよね。

それはそうです。

しかし、バスをレンタルして自分で運転するのは非現実的…!
運転手付きバスを借りたほうが楽で、使い方によっては料金も変わらないんです!!

その理由は、「レンタルできるバスの大きさには限りがある(大型バス・中型バスのレンタルは不可!)」「バスのレンタカーはめちゃめちゃ少ない」から。

今回は、滋賀県にある「甲栄レンタカー」さんにご協力をいただき、運転手なしで借りれる大きさのバスの限界を調査してみましたぞ!
どのぐらいの費用がかかるのか、運転手付きで借りた場合と比較してどちらがお得なのか、どんな使い方なら便利なのかをばっちりレポートします。

バスだけ借りる場合の限界は?

結論からいうと、運転手無しのレンタルはマイクロバス」までが限界!

車種でいえば、トヨタ・コースター、日野自動車・リエッセⅡ、日産・シビリアン、いすゞ自動車・ジャーニー、三菱ふそうバス・ローザになります。

レンタルバスのイメージ

乗車人数としては運転席、補助席も含めて25~29人乗りがスタンダードです。

なぜ、マイクロバスまでの大きさしか借りれないの?

その理由は、レンタカーとして使用する車両は「道路運送法第52条」や「自家用自動車優勝貸渡しの許可基準」に「自家用マイクロバス(乗車定員29人以下、車両全長7m未満のもの)」と規定されているからです。

白バス行為(自家用バスを貸切バスとして料金をもらって運行する行為)を防止するのが目的で、大型の観光バスは、緑ナンバーの営業車(お金をもらってお客さんを目的地まで運ぶことができる)を運転手付きで借りないと、法律違反になってしまいます。

大型バスは運転手付きで借りよう

大型バスのレンタルは運転手付きのみ(写真提供:アビコ西部観光)

自家用(白ナンバー)のいわゆる観光バスタイプ(乗車定員30人以上、または、車両の長さが7mを超えるもの)はレンタカー(運転手なし)として使用できませんので・・・

大型バスは乗車定員数が30名以上(全長10m~11m)なのでレンタルNG。
中型バスは乗車定員数が27名前後のものがほとんどですが、全長8m~9mなのでNG。

観光バスタイプでは唯一、小型バスが三菱ふそうバス・エアロミディや日野自動車・リエッセで7m未満のものが存在していますが、レンタルできるところはほとんどありません。

今回取材にご協力いただいた「甲栄レンタカー」さんでは、三菱ふそうバス・エアロミディをレンタルできる大変希少な存在。

三菱ふそう・エアロミディレンタルバス

(写真提供:甲栄レンタカー)

それゆえ、関西圏(大阪、愛知、兵庫など)にお住まいの方から、ぜひ借りたい!という問い合わせをたくさんいただいているそう。

「どーしても借りたいから、配車して!」という要望もあるそうですが、配車場所まで観光バスを届ける往復の費用が掛かるので、「安く借りたい!」という方には不向きです。
「観光バスタイプを運転したい!」けど、自分でバスを買うこと(所有すること)はできないという熱い運転願望をお持ちのマニアな運転手さん向けの借り方、ということでしょうか。

甲栄レンタカーさんにお伺いしたところ、三菱ふそう・エアロミディを借りたいといってくるのは「個人」のお客様が圧倒的に多いそう。

貸し出し条件として、大型免許または中型限定解除取得後2年以上の方に限定しています。
最低で6時間からレンタル可能です。

バスだけ借りた方が安いのか、高いのか?

運転手なしで借りられるのは「マイクロバス」のみ。
では、マイクロバスをレンタルする場合の費用はどのぐらいなのでしょうか。

日産・シビリアン(28人乗り)やトヨタ・コースター(26~29人乗り)を例に挙げてしらべてみると・・・
レンタカー料金は、1日平均して35,000円ぐらいのところが多いようです。

ただし、ハイシーズン(夏休みや大型連休など)は値段が跳ね上がり、50,000円近くなるところもあります。
最近は激安のキャンペーン価格で貸し出しているところもあるようですが、カーナビやETC、保険などが別途オプション料金になっており、最終的には平均の料金に近づく感じです。

バスのレンタカー料金はいくら?

一方、運転手付きで「マイクロバス」をレンタルした場合、1日どのぐらい費用がかかるか?というと…
1人の運転手が運転可能な時間・距離(10時間・200km)で計算してみると時期やエリアにもよりますが、だいたい64,000~118,000円ぐらい。

一見すると、バスだけ借りた方が安いじゃん!と思いますよね?
ところが、ここで大きな落とし穴があるんです。

バスのレンタカーは「営業所」が遠いと料金が高くなる!

というのも、マイクロバスを借りれるレンタカー屋の営業所の場所に問題があります。

料金が安いところを見つけたとしても、出発場所の近くに取り扱っている営業所があるとは限りません。
マイクロバスのレンタカーを取り扱う会社はとても少ないので、出発場所のちかくにあればラッキー!くらいの感覚でいたほうが良いでしょう。

だいたいの営業所は8時からオープンのため、早朝移動したいという場合は、前日から借りる必要があります。
帰りが遅くなる場合は、翌日返却となり、結局は運転手付きで借りた場合とさほど変わらない可能性も!

さらに、ガソリンは満タン返しが原則なので、バスだけレンタルする費用にガソリン代、車両保険代などを加算していくと・・・・。

どうです?

「安いからレンタカーがいい!」と思っても、現実的にバスを借りるのはなかなか難しく、費用も意外とかかることがわかりますね…。

では、プロに任せた方がいいケースとバスだけ借りて、自分たちで運転した方がメリットのあるケースについてそれぞれ検証してみましょう!

運転手付きでバスをレンタルした方がいいケース

先ほどお伝えした通り、大型バス・中型バスのレンタルはありません。
観光バスタイプの大型・中型ででかけたい場合は、プロのドライバー付きでレンタルしましょう!

1. お酒を飲みながらみんなでワイワイしたい!

貸切バスは自分たちだけの楽しい移動空間!
サロンバスタイプなら、座席をコの字型に変更して、カラオケやゲームなどを楽しみながら旅することもできます。

サロンバスなら宴会もOK

(写真提供:シティアクセス)

バスだけレンタルだと、運転手さんはみんなと一緒に楽しむことはできません。
もちろんお酒も厳禁!せっかくの楽しい旅行なのにつまらないですよね。
運転手付きなら、気兼ねなく盛り上がれますよ!

2. スケジュール通りに運行したい!

貸切バスの運行は国家資格を持つ「運行管理者」が管理しています。
運行管理者は、お客様の行きたい場所と時間に合わせて、どのようなルートで走らせるか、どこで休憩をとるかなど、事前に確認し、当日滞りなく運行できるように運行表を作成します。

例えば、結婚式の送迎や視察、イベントなど、○○時までに到着しないとまずい!という場合は、プロにお任せした方が安心。
時間に間に合わないと焦って事故を起こしてしまうこともあるので、ご注意を!

3. 安全に移動したい!

レンタルバスを運転する人が、普段からマイクロバスを運転しているベテランドライバーでしょうか?

2016年1月に起きた軽井沢スキーバスの事故。
小型バスの運転には慣れていたけど、大型バスの運転は慣れていなかった運転手さんがハンドルを握っていました。

マイクロバス(定員11人以上29人未満)を運転するには、最低でも「中型免許(限定解除)」以上の免許が必要。
8トン限定なしの中型二種免許、大型自動車免許、大型二種免許を持っていることがベスト。

免許はとったけど、普段は全然運転していないという場合、過信は禁物です。
事故は自分たちで起こすとは限りません。
大勢の人の命を預かり、ハンドルを握る以上、運転手さんには大きな責任があります。

日ごろから常に運転技術を磨き、安全対策のための対策や研修を重ねているプロのドライバーにお任せする。
一緒にバスに同乗する人たちの安全と安心のためにも、 運転手付きでレンタルするのをおススメします!

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運転はプロドライバーにお任せ!

運転はプロドライバーにお任せ!

バスだけ借りた方がいいケースとは?

運転のプロにお任せするメリットはいっぱいありますが、もちろん、使い勝手が悪い場合もあります。

1. 超短時間・距離の移動

貸切バスは最低運行時間が3時間と決まっています。
これに前後、安全点検のための時間を設けることになっているので、最低でも5時間利用した費用で計算する必要があります。
30分~1時間程度の利用だとするとちょっともったいないですよね。

例えば、合宿先で宿とグラウンドを朝・夕往復するだけや、2㎞ぐらいの距離を数回往復するだけ・・・という場合はバスだけのレンタル(運転手無し)もありですね!
ただし、マイクロバスのレンタルも最低6時間からになるので、この場合はタクシーを複数台チャーターしてがお得かも!

2. 行き先を決めない気まま旅をしたい!

貸切バスの場合、バスの運行管理者事前に行程を決め、運転手がスケジュール通りに運行する決まりになっています。

理由は一度に大勢の人を安全に運ぶためです。
行ってみたらバスは通れない道だった、バスを停める駐車場がなかった・・・など、さまざまなトラブルも防げます。

このため、当日の気分で行き先を自由に決めたい!
という使い方はできません。
バスのみレンタルするか、貸切タクシーになります。

3. 近くにマイクロバスをレンタルできる営業所がある

たまたま近くに、格安でレンタルできる営業所があれば、お得かもしれません。
最低限のオプションを申し込んだ場合の費用が1日レンタルで3万円台までなら、メリットがあるかもしれません。
(ガソリン代があるので走らせる距離にもよりますが・・・)
この場合、必ずしっかりした補償がついた保険に入っておきましょう!

各レンタカー会社により、免責(保険で補償されない免責額の値段)事項や保険で補償額を超える損害の負担が異なりますので、こちらも確認しましょう。

マイクロバスレンタルを扱っている営業所が近くにない場合。
結局営業所まで車を取りに行く時間とガソリン代がもったいない気がします。

また、近くまで配車してもらうために、往復の輸送代を別途加算されるのであれば、運転手付きで借りた方がお得。
貸切バスなら、希望する場所まで迎えに来てくれますし、帰りも自宅まで送ってくれますよ!

バスだけレンタルか、運転手付き貸切バスか、迷ったら料金比較を!

バスだけレンタルした方がいいのか、運転手付きで借りた方がいいのか、迷う場合は見積りを取って比較してみましょう。

マイクロバスのみレンタルの場合は、取扱いのあるレンタカー会社で料金の確認を。
運転手付きで借りたい場合は「貸切バスの達人」からwebで見積り依頼が可能!

レンタカーの値段と貸切バスの値段を比べて、ベストな借り方を選択してくださいね!

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■取材協力・写真提供
甲栄レンタカー(甲栄自動車工業)
http://www.koei-jidousha.com/rentacar/index.html
滋賀県甲賀市甲南町野尻548-1
Tel:0748-86-2461(受付時間:9時~18時)
*甲栄レンタカーさんでは、小型の観光バス(三菱ふそう・エアロミディ)以外にもマイクロバス(25~28人乗り)や、ミニバスタイプ(8人~10人乗り)もレンタルできます。

■写真提供
アビコ西武観光(千葉県我孫子市我孫子三丁目28番15号)
シティアクセス(神奈川県横浜市中区新山下3-8-45)

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