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実践さながらの迫力「バス車両火災対応訓練」

相次ぐバス火災事故

こんにちは! 編集部Iです。
今回は、横浜にあるバス会社「シティアクセス」さんで行われた
消防訓練の様子をレポートします。

最近、バスの事故や災害のニュースが続いていますよね?

2015年12月の年末、池袋で起きたバス炎上のニュース。
消防車が7台出動するほどの規模です。

ニュースで流れた映像を見ると、
天井もシートもすべて黒く焼けこげ、
鉄のフレームを残すだけの状態になっていました。

その前の8月にも磐越自動車道を走行していた高速バスが炎上。
乗っていた人は無事でしたが、バスは全焼しています。

実際、バスの火災は年間で2ケタというペースで起きているそうです。

シティアクセス消防訓練

2016年2月15日(月)シティアクセス(株)本社で消防訓練を実施

池袋のバス火災以降も、北海道・札幌、長崎県・雲仙など、
相次いでバス車両火災が報告されています。

連日、バス火災のニュースが報道されると
「バスの火災って多いの?」と思いがちですが、
実際は乗用車の方がダントツで多い。(台数も多いしね)

今回は神奈川県横浜市の消防局中消防署と
シティアクセスが連携し、車両火災が発生したと想定した
初動措置、初期消火訓練が行われました。

全国に先駆けた本格的な訓練ということもあり、
NHKや神奈川新聞など、各メディアも取材に来るなど大変注目を集めた
ものになりました。

バス火災の実態について

本社3階会議室で講義

訓練に先駆け、会議室で横浜市中消防署の方から、
バス火災の原因や予防策についての講義を受けた後、
AEDをつかった救命救急要領について学びます。

ちょうど軽井沢スキーバス転落事故から丸一か月ということもあり、
まずは全員で黙とう。

事故の犠牲者に黙とうをささげる

軽井沢スキーバス事故が起きたのは1月15日でした

謹んで哀悼の意を表します。

中消防署・予防課

横浜市消防局中消防署・予防課の中元さん

プロジェクターを使って、池袋の観光バス火災のニュースを見た後、
予防課・中元さんより、バス火災が起きる原因と状況などを伺います。

池袋の観光バスはバス火災の出火もとは
電気系統(蛍光灯付近からの出火)のトラブルといわれています。

国土交通省の発表によると、
火災の多くはバス車両の整備・点検不良が原因といわれており、
比較的車齢10年以上が7割を占めるといいます。

ニュースを見てると古いバスが火事を起こしていると思っていましたが、
走行距離20万㎞以下の比較的新しいバスでも火災は起きています。
また、バスのエンジンは後方にあるため、
風が抜けにくいという構造上、どうしても熱がこもりやすくなります。

予防課・中元さんも
「エンジン付近の出火が多い」とおっしゃっており、
適切な点検整備をしていれば、防げる火災は多いそう。

整備不良どころか、購入してから一度も点検すらしたことのないという
車両が火災を起こしたというケースもあったとか・・・。
これにはびっくりですね・・・。

この他、ショート等の電気系統の不具合、
ブレーキ(サイドブレーキ戻し不足など)やタイヤの過熱なども
火災原因になっているそうです。

特に、後付けしたオプションの配線で起きることも少なくないとのこと。
乗用車の場合、自分でオーディオやさまざまなカーアクセサリーを
取り付けている人が見受けられますが、
素人の配線ゆえ、トラブルを起こしやすい。
どうぞ皆様、お気を付けください。

また「シガーライターで携帯電話を充電したら、
そのままにしてその場を離れないよう」注意を呼びかけていました。

バス火災の原因をつくらない

携帯電話をシガーライターにつないだままにしないこと

いざというときのための救命救急訓練を!

シティアクセスのドライバーさんたちは、
日ごろから、救命救急訓練を行っているかもしれませんが・・・。
ここであらためて、AEDの使い方と心臓マッサージの講義。

AEDの使い方のデモンストレーション

ボディを使ったAEDの使い方をおさらい

呼吸と意識レベルの確認後、
目の前にいる方へ119番への通報、AEDを持ってきてくれるように指示。

呼吸が止まっているのを確認後、
服を脱がせ、心臓マッサージを開始します。

AEDの使い方説明

AEDを実際に使い、デモンストレーション

中元さんのデモンストレーション後、
実際にシティアクセスの乗務員さんが実践。

2人でAEDの実践

ひとりは心臓マッサージ、ひとりはAEDを装着

AED装着前の声掛け

みなさん、真剣な表情でのぞみます

119番通報後、救急隊が到着するまでの間、
応急手当を行うことで、命が助かる可能性が高まります。
一般の方でも普通救命講習を消防署で受けることができるので、
私たちも積極的に受けておきたいものですね。

いよいよ外で、バスを使った実践訓練開始

講義後はシティアクセス本社前の駐車場で、
乗務員による避難誘導、119番通報、初期消火訓練を行いました。

シティアクセスさんのバスに、
ドライバーさんや取材陣などが乗り込みます。

シティアクセスのバスに乗車

バスの乗客にふんして乗り込みます

バス後方には煙(人体に無害)を発生させる装置が設置されていました。

消防士さんの説明

消防士さんから煙についての説明を受けます

バス運行中に白煙が上がったという想定です。

「人体には無害ですが、なるべく吸い込まないように注意してください」
との説明がありました。

みるみる視界が悪くなるバス車内

バスが動き出すとすぐに白煙が・・・

駐車場を出て、バスを少し走らせると
みるみる煙が車内に充満。
訓練とはいえ、緊張が走ります。

「窓を開けてください。乗務員の指示に従って、
バスの外に避難してください」

避難誘導

冷静に落ち着いて誘導するドライバーさん

煙で足元も良く見えない状態。
落ち着いて、でも素早く行動。転ばないように・・・。

白煙に包まれるバス

白煙に包まれるバス

消防車や救急車が現場に到着。
素早く救護体制を整えます。

取り残された乗客の救護

救急車からタンカーが降ろされ、救護に向かいます

この日は2名の乗客がバス車内に取り残されてしまったという
設定での救助を行いました。

救護されるスタッフ

バス非常口から救出される乗客役のスタッフ

その間もバスの消火活動の準備が着々と・・・。

消化活動準備中

消火活動の準備中

乗客救出後、いざ放水!

放水開始!

バスのエンジンルームから火が出たと想定

安心してください!ただの中性洗剤ですっ。

中性洗剤でした

泡がでてますが、洗剤なのでバスがキレイになります

無事、火が消えました。

訓練終了

けが人もなくバスの火も消えましたー

これで訓練終了です。
皆さま、お疲れ様でした。

訓練終了

訓練に参加した消防署員の皆さま整列

対岸の火事ではない、気を引き締めて!

観光バスの車両火災を「他山の石」とするため
行われた今回の訓練。

「乗客の安全を最優先に」という藤木社長のことばを胸に刻み、
皆さん、とても真剣に臨みました。

社長あいさつ

消防訓練後のごあいさつ

中消防署・予防課の中元さんは
「シティアクセスさんでは、バスの整備は整備士さんが
きちんと行ってくれていることでしょう。
運転手さんは自分たちの健康管理をしっかりと行ってください。
体調不良とバスの整備不良、どちらも大きな事故につながります」
と、お話されていました。

バスの不調に気づくためには
「普段とどこか違う」という感覚が大切。

エンジンの音がどこか違う。
ハンドルやブレーキの感触が違う。
何か異音がする。
匂いがする・・・などなど。

ちょっとした「違い」に気づくくことで、
火災や事故を早めに察知することができるといいます。

「池袋のバス火災を思い出してください。
実はバスってとても燃えやすいものでできているんです。」
と中元さん。

バスの場合火が付くとあっという間に燃え広がり、
また、とても消火が難しいそうです。

運転手さんの機敏で落ち着いた誘導でスムーズに避難できた今回の訓練。
とても貴重な体験ができました。

シティアクセスさん、取材にご協力いただき、ありがとうございました!

バス火災訓練は貴重な体験

消防車両の活躍を間近に見る貴重な体験ができました

■取材・撮影協力
シティアクセス株式会社
神奈川県横浜市中区新山下3-8-45

横浜市消防局中消防署
中区山吹町2-2
TEL/FAX:045-251-0119

※普通救命講習は公益法人横浜市防火防災協会でも受け付けています。
http://www.ydp.or/jp/gmei-nittei.html
Tel: 045-714-9911(平日9時~16時受付・土日祝休み)

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