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セーフティバスだけじゃない!安全なバス会社を見分ける方法

セーフティバスとは、日本バス協会の「貸切バス事業者安全性認定制度」で、安全対策への取り組みが優良と認められたバス会社が一目でわかるように設けられたもの。

バス車体にこんなマークが貼られているのを目にしたことはありませんか?

島根・一畑バスは3つ星取得

島根県の一畑バスさんはセーフティバスで三ツ星取得

軽井沢スキーバス事故以来、安全なバスの運行について厳しい目が向けられていますよね。国土交通省からもバスの運行管理の強化、ドライバーの技量チェックの強化、車両整備の徹底に加えて、ドライブレコーダーの義務化やバス事業免許の更新制度などを導入し、貸切バスの安全性を高める具体的で実効性のある施策を打ち出しています。

今回は後付け衝突防止補助装置「モービルアイ」を取り扱うジャパン・トゥエンティワン株式会社が主催する「第5回モービルアイセミナー」を取材してきました。

2017バステクフォーラム大阪

バステクフォーラム2017大阪会場にも出展

東京会場でセミナーが行われた8月21日(月)、三菱ふそうから、モービルアイが三菱ふそうの純正アクセサリーとして採用されたことを発表。新車だけではなく、安全運転支援システムが搭載されていない車両でもモービルアイを後付けすることで、安全運転を積極的に支援していく姿勢を打ち出しました。

今回はモービルアイが「特定ASV(先進安全自動車)」に認定されたこと。さらに、モービルアイを導入して事故削減を実現したバス会社の事例紹介、三菱ふそうとのパートナーシップで一つ先を行く安全対策の実現など、セミナーの内容と合わせてわかりやすくお伝えしていきますよ!

貸切バスにASV技術が搭載されているかどうか、ステッカー表示できるように!

昨年12月「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」の通達が国土交通省からありました。

これは、先進安全自動車(ASV)として「衝突被害軽減ブレーキ」や「車線逸脱警報装置」、「ドライバー異常時対応システム」を搭載しているバスかどうか、利用者がひとめでわかるようにするというもの。3種類のステッカーを配布し、バス車体の側面や後面に掲示できるようになりました。

先進安全自動車(ASV)とは、先進技術を利用してドライバ―の安全運転を支援するシステムを搭載した自動車のこと。

現在実用化されているものとして、

●衝突被害軽減ブレーキ
前方の障害物との衝突を予測して警報を発し、それでも回避できないと判断した場合、自動でブレーキがかかる装置。2015年11月からすべての商用車の新車に装備が義務化されました。
●レーンキープアシスト
走行車線の中央部分を走り続けるよう積極的に制御する装置。アダプティブクルーズコントロールと一緒に使用されます。
●アダプティブクルーズコントロール
設定した速度で走行する機能(先行車なし)、および、車間距離を一定にキープして走る機能(先行車あり)を持つ装置。
●ふらつき警報
車載カメラなどで車線を認識。方向指示器を操作せずに車線を逸脱しそうになると警報をならすなどしてドライバーに知らせる機能(車線逸脱防止支援システム)。
●ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)
滑りやすいカーブなどを走行中に、急激なハンドル操作やアクセル操作を行った場合、車両が不安定な動きになる(スピンなど)のを制御する装置。横滑り防止装置や車両安定制御システムなどと呼ばれています。
●駐車支援システム
バックで車を駐車する際、ハンドルを自動制御して、スムーズな車庫入れができるようにアシストする機能。

などがあります。このうち、衝突被害軽減ブレーキ、ふらつき警報(車線逸脱防止支援システム)を搭載している場合は以下のステッカーを車体に添付することができます。

衝突被害軽減ブレーキステッカー

出展:国土交通省

車線逸脱警報システム

資料提供:ジャパン・トゥエンティワン株式会社

そして、これに加え、ドライバーが運転中に体調を崩し、安全運転を継続できなくなった場合、緊急措置としてシステムで車両を停止させることができる装置を搭載している場合に表示されるステッカーが以下のものです。

ドライバ―異常時対応システム

(出典:国土交通省)

国土交通省の発表したガイドラインでは、ドライバーの異常を自動検知する、もしくは、乗客等が気づいて非常停止ボタンを押すことで自動制御がかかり、周囲に異常が起きてることを知らせる(ハザードランプ点灯やアナウンスなど)システムとあります。

徐々に減速して停止するもの、車線を維持しながら徐々に減速して車線内で停止するもの、さらに可能な場合は、路肩に寄せて停止させる技術へと進化させていくことを狙いにしています。

最近増えている健康起因(脳や心疾患など)による事故。バスやトラックの一部では、カメラやセンサーなどを使って運転手の顔や動作をモニターし、集中力が低下した場合、警報音で知らせるようなシステムがすでに導入されています。

自動車メーカー各社でも、警報音に運転手が反応しない場合は、自動運転に切り替わり、車を停止させるシステムを2020年までの実用化を目指しているといいます。

基本はドライバーの健康管理ですが、万が一に備え、ハード面でもアシストしていこうという流れが強化されてきています。

私たちが貸切バスを利用する場合、このステッカーの有無で、安全なバスかどうかを見分ける判断ができるようになった!というわけですね。バス会社側でも、セーフティバスに加えて、安全対策への取り組み姿勢を「見える化」できるので、うれしいお知らせということになります。

【関連記事】
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・プロドライバー納得の仕上がり!大型観光バスで初めての8速AMT採用

 

モービルアイが「特定ASV」に認定!車線逸脱警報システムとしてステッカー表示可能

ジャパン・トゥエンティワンが販売するモービルアイは、国土交通省の「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」において、「車線逸脱警報装置」として適合されたことを発表。

モービルアイ570

モービルアイ570 (写真提供:ジャパン・トゥエンティワン)

モービルアイ製品を搭載する貸切バス事業者へ、車体表示用のステッカー交付を2017年6月より開始しました。モービルアイは(2017年8月現在)、後付けできる衝突防止補助システムの中では唯一の適合製品。新車以外で、特定ASV技術を備えた貸切バスであることを「見える化」できます。

現在日本にある貸切バス、高速バスは、約6万台。しかしながら、ASV技術を搭載した新車の生産台数は年に3,000台程度です。どのバス会社でも、バスを購入後、平均17年は使用しており、経営的に考えても、すべてのバスがASV技術搭載のものに買い替えられるのは、まだまだ先のことになります。

バス事業が5年ごとの更新制度になり、安全対策への投資計画が厳しく審査されるようになりました。また、計画的にどのように安全対策に取り組むかなど、年1回、安全情報を届け出ることが求められています。

セーフティバス認定を受けた事業者は2017年9月現在で1,000社を超えましたが、その申請の際、ASV技術を導入していることは評価ポイントのひとつ。新型車両でなくても、モービルアイを「後付け」することで、セーフティバスを取得を有利にすることができるというわけですね。

また、利用者からセーフティバスを持っているところ、ASV技術搭載のバスを手配したいというニーズにも応えることができます。

利用者からはなかなか見えにくい、安全への取り組み姿勢をアピールできるというのは、バス事業者にとってありがたいことですね!

衝突被害軽減ブレーキ×モービルアイで、安全対策を徹底するバス事業者が続々!

安全意識の高いバス事業者では、衝突被害軽減ブレーキなどを備えた新車に、モービルアイも導入する例が増えているといいます。それは、一般的なASV技術は事故が起きた場合、被害を最小限に抑えるためのものであるということ。自動ブレーキなどは、まさに最後の砦ともいうべき装置です。

しかし、モービルアイは事故そのものを未然に防ぐことを目的にしています。事故につながる「ヒヤリハット(突発的な事象やミスにヒヤリをしたり、ハッとしたりするもの)」の段階で、その場で警告し、運転の質向上に役立つ支援ツール。万が一に備えるのが衝突被害軽減ブレーキ、万が一を起こさないようにするのがモービルアイだということ。

モービルアイは、前述の「車線逸脱警報」に加えて、「前方車間距離警報」、「低速時前方車両衝突警報」、「前方車両衝突警報」、「歩行者衝突警報」の5つの警報機能で事故を抑制します。

モービルアイ5つの警報機能

(写真提供:ジャパン・トゥエンティワン)

最近導入が進んでいるドライブレコーダー・デジタルタコグラフと連動型のものは、運転後の教育に役立つツールですが、モービルアイはまさにオンタイムで、その場ですぐ危険運転を察知して指導できるツール。ドライバーの運転質向上と標準化ができるという点において、即効性&実効性のあるツールとして優位性があります。

今回、三菱ふそうがモービルアイを純正アクセサリーとして採用した背景には、一つ先を行く安全対策、事故の大幅削減への取り組み強化を感じます。アメリカではすでに取り扱いを開始済で、手ごたえを実感した上での国内採用だそう。

セミナー当日、登壇した三菱ふそう・トラック・バス株式会社の田中康博氏は

「衝突被害軽減ブレーキは緊急時にかかる急制動であり、乗客に負担をかけます。でも、モービルアイを活用すれば、ゆるやかなブレーキ操作で安全に停止できるのがメリット。パッシブセイフティ&アクティブセイフティ両面から、より高い安全性能を持たせることができる」とおっしゃっていました。

三菱ふそうでは、新車はもちろん、すでに販売済の車両に対しても搭載を可能に。さらに、他社メーカーの車両に対しても販売、取付のサポート体制を整えているそうです。

「大型バスやトラックだけではなく、中型バス・小型バスにも同等の安全性能を強化できる。すぐに取り付けてその場で開始できるところ、車種を選ばないところも、モービルアイ採用の決め手になりました」。

セーフティバスのランクアップや安全への取り組み姿勢をさらに強化したいと考えているバス事業者さん。モービルアイの導入をぜひ前向きに検討してみませんか?実は、ドライバー不足に頭を悩ませている、ドライバー教育や質向上がなかなか進まないと困っている場合も、モービルアイはとっても有効なんです。

「後付け」できるので、いまあるバスに気軽にとりつけられるのもポイント!導入をぜひ検討してみては?

■取材協力

ジャパン・トゥエンティワン株式会社
<東京本社> 東京都渋谷区恵比寿西1-26-7
<豊橋本社> 愛知県豊橋市多米東町2-5-12
モービルアイ(衝突防止補助システム)についてのお問合せ先:
TEL: 03-5456-8520

■参考資料

国土交通省「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドラインについて」

三菱ふそうトラック・バス株式会社「衝突防止補助システム「モービルアイ」を純正アクセサリーに新規設定(2017年8月21日)」プレスリリースより

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