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イギリスのバス事情

英国でも移動手段としてバスは人気!

初めまして!イギリス・エジンバラ在住の編集ライター・パイプです。
これから、英国のバス事情についていろいろレポートしていきます。
どうぞよろしくお願いします。

英国は鉄道発祥の地。
しかしながら交通手段としては、実はバスが人気です。
島の中心を南北に鉄道が走るイギリスでは、路線から離れた観光地へ行くのがとても大変。
その点、バスは鉄道が網羅していない場所まで運行していますし、目的地まで乗り換えなしで移動でき、そしてとてもリーズナブル。
これらのメリットがバス人気が高い理由のようです。

そしてもちろん、イギリスにも貸切バスがあります。
小さいミニバスから大きなコーチバスまで、いろいろな貸切バスが日々街中を巡っています。
今回はそんなイギリスのバスと貸切バス事情についてお届けします。

「コーチ」って、バスのこと?

日本で「バス」といえば、路線バスや乗り合いバスなど、一般的にすべてのバスを意味するようですが、イギリスでは路線バスは「バス」、長距離バスは「コーチ」、そして貸切バスは「コーチ ハイヤー」とよばれています。
そしてこれらの車両を運行する事業者は、大きなところから、従業員50人以下の小規模なところまで、さまざま。

大手バス会社

英国大手のバス会社

また、路線バス事業者が長距離バスや貸切バスも運営しているケースもあります。

バスとコーチの現状は?

2009~2010年のDepartment for Transportデータによると、運行しているバスの総台数は46,900台、そしてコーチとミニバスが38,900台。
路線バス台数に対して、貸切バスを含むコーチ/ミニバス台数が意外に多いことがわかります。

またCTP協会(The Confederation of Passenger Transport UK)に加盟しているバスおよびコーチ事業者は800社以上。
そのうち大半が少人数経営の小規模事業者で、地元にマーケットの主体を置いた、貸切バス事業者ということです。

バス利用者は増えているの?

このように数え切れないほどのバス/コーチ事業者が存在する英国ですが、その市場はさらに拡大するだろうと言われています。

その背景にあるのが、シニア世代の増加。80歳代の人口が2020年までに19%アップ、また50歳から79歳の人口もかなり多くなる中、とくに1946年から1964年生まれの団塊世代(英国内での)はレジャーに費やす金額がほかの世代よりも多いといわれ、旅行に出かける人数、またバス利用者も増加するだろうと考えられているのです。

また2013年に「Mail」新聞社によって行われた調査によれば、今までバス旅行に出かけたことのない読者のうち16%が「今後、バス旅行をしてみたい」と回答。
その理由としては「目的地まですべてお任せできる」、「旅のストレスが少ない」、「さまざまな観光地を巡りながら、旅の醍醐味が味わえる」などでした。
バスを使う目的については、万国共通といったところでしょうか。
しかしイギリス貸切バスを含めたバス業界、今後ますますその需要が伸びそうです。

貸切バスにはどんな種類があるの?

街中で見かけた貸切バス

エジンバラを走る貸切観光バス

ここからは貸切バスについてお話しましょう。

まずイギリスの貸切バスの種類と定義ですが、とくに決まりはありません。

英国統計局によると、バスは22名乗り以上(立ち乗り乗客可)、コーチは17名乗り以上、そしてミニバスは8〜22名乗り(立ち乗り乗客可)という枠組み。

学校用のコーチ

学校用のコーチ

しかし、免許を取得する際のカテゴリーから見ると、たとえば、ミニバスについては8〜16名乗りとあります。
またある貸切バス業者さんによれば、16名乗りまではトランジット、16〜32名乗りがミニバス、それ以上はコーチとよぶのが一般的ということ。
このようにいろいろな決まりごとが混在していて、種類や定義にははっきりとした境界線がないというのが実情です。

貸切バスで一番利用の多い車両は、49名乗り。用途としては旅行会社が自社ツアー用に使用する、企業や地域での旅行グループ用に利用する、また個人で借りるケースもかなり多いようです。
この点は、日本とほぼ同じであるかもしれませんね。

またミニバスも利用頻度の高い車両のひとつですが、これは通学用などに多く使われています。
実はこのミニバス、昨年、新規車両登録数が増加しました。

学校用のミニバス

学校用のミニバス

近年、英国では人口の増加にともない、小・中学校数も増えています。
そしてほとんどの学校が通学用にミニバスを用意、もしくは貸切バス事業者にミニバスの運行を委託していますから、ミニバス台数が増えるのも、うなずけます。

車両製造は国内メーカー?

イギリスのバス車両製造メーカーはAlexander Dennis、Wrightbus、Optareなどが有名です。

英国で運行してるバスの台数調べ

(出典:2014~2015年のDepartment for Transportデータより)

昨年度の車両登録台数で比べるとAlexander Dennisがトップ、ついでWrightbus、Volvo Bus、そしてMercedesと続き、ドイツメーカーが英国市場のシェア上位を占めています。

しかし、英国がEUを離脱することになった今、ドイツメーカーのバスを目にする機会が減っていくのかもしれませんね。

バスの装備は?

コーチと呼ばれる大型バスのほとんどに、テレビ、CDやDVDプレーヤー、エアコン、リクライニングシートやコーヒーメーカーなどが完備され、装備はかなり充実しています。

バス装備のマーク

バスに備わってる装備のマーク

リラックス空間をとことん追求したコーチも多く、テーブルやキッチン、革製のシート、またWi-Fiを備えつけたものもあり、有名人などにもよく利用されているようです。

日本の貸切バスではあまり見かけないトイレも、ほとんどの大型コーチにはついています。

事業者の免許は?

まず、9名乗り以上の車両で、乗車料金が発生する事業を営む場合、PSV(Public Service Vehicle) Operator Licenseが必要です。
9名以下の車両で乗車料金が発生する場合も、事業主はこのPSV Operator Licenseを取得しなければなりません。

またバスやコーチ、ミニバスを運転する場合にはPCV(Passenger Carrying Vehicles)Licenseを取得します。
1992年以前は事業者、運転手ともにこのPCV Licenseを取得するだけでよかったのですが、法律改正に伴い、事業者はPVC LicenseのほかにPVS Operator Licenseの取得も必要になりました。

車両に対しては、9名乗り以上の車両にはCOIF(Certificate of Initial Fitness)、Vehicle Type Approval Certificate、Certificate of Conformityの免許のうちいずれかひとつを取得することが義務づけられ、また製造から12ヶ月ごとに、Class VI MOTテストを受ける必要があります。

連続しての運転は4.5時間まで

英国バスドライバーの労務規定

英国バスドライバーの労務規定

1人の運転手が連続して走行可能な時間は、かなり細かく決められています。
4.5時間以内に45分の休憩を取る運転スケジュールを基本とし、2時間走行を2回、そのあと4.5時間運転する場合には、最初に15分の休憩、2回目は30分の休憩とする。
また1週間連続して運転する場合には、トータルで56時間以下の運転時間に。
また次の運転までにはかならず、11時間以上の休息を取るなど、いろいろな規定があるようです。

貸切バスの料金目安は?

日本の国土交通省によって定められた「貸切バス新運賃料金システム」のような法律はなく、事業者が個々に料金を算出することが可能です。

たとえばロンドンの貸切バス事業者Aで、繁忙期に60名乗りのコーチを1日借りた場合、料金は420ポンド。
また同じくロンドンのB社は、49名乗りのコーチが550〜650ポンド。
ロンドンに次ぐ観光都市であるエジンバラのC社で49名乗りを1日借りた場合は、435ポンドなど、事業者、そして事業者のある場所によって、価格にバラつきがあります。

ある貸切バス事業者さんによると、価格競争によるサービスの低下が否めず、真面目に仕事をしている事業主にはとても厳しい時代。
「極端に安い、または高い料金を提示する事業者には注意してください」とおっしゃっていました。

イギリスにも「貸切バスの達人」同様に、希望の日時などから、さまざまな貸切バスの値段を一括して調べてくれるインターネットサイトがあります。
各社の見積もりを取ってから、貸切バスを利用して楽しい時間を過ごす。
イギリスも日本も同じですね。

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