![「THE FARM」農園リゾート](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_main.jpg)
職場旅行におすすめ!千葉の農園リゾート「THE FARM」へバスツアーを楽しもう【前編】
千葉県香取市にある「THE FARM(ザファーム)」は、のどかな田園風景が広がる農園リゾート。関東でも屈指の広さを誇るグランピング施設がオープンしたことで注目を集めています。
2019年11月には本格的なフィンランドスタイルの「グランピングサウナ」までオープン!普段アウトドアに興味がないという方でも、これはぜひ行ってみたいと感じている方も多いのでは?
そこで今回は編集部が宿泊体験取材。「THE FARM」の魅力とおすすめの貸切バス旅行プランも併せてご紹介していきましょう。
「THE FARM」とはどんな施設?
![農園リゾート・ザファームとは](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_cottage.jpg)
「THE FARM」 は2010年に和郷園がオープンさせた貸農園&収穫体験施設。2013年には宿泊施設「ザ・ファーム・コテージ」やカフェレストラン、BBQ場、温泉施設がオープンし、“農園リゾート”として注目を集めました。
そして2016年には関東エリアで有数の規模を誇るグランピング施設がオープン!土日祝日や長期休暇は予約開始とともに瞬殺で満室という超人気施設に。
2019年に冬季限定の本格的なグランピングサウナも開業し、ますます魅力的な施設になっています。
![関東でも屈指の規模を誇るグランピング施設](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_shisetsu.jpg)
「THE FARM」を運営するのは和郷園グループ。千葉県香取市の農家を中心とする農事組合法人です。農作物の生産はもちろん、野菜の加工や流通、農作物の輸入、環境事業、農業コンサルティングなどを手掛ける“農業の6次産業化”をリードする団体です。
「THE FARM」はどこにある?行き方は?
![THE FARMへの行き方](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_access.jpg)
「THE FARM」 は千葉県香取市にあります。都内から車で約1時間30分で到着するアクセス抜群のリゾート。
東京駅・浜松町駅から高速バスで1本、最寄りのバス停は「栗源(くりもと)」です。バス停からリゾートまでは無料のシャトル便がありますので、とても便利。
電車でのアクセスは難しいので、大人数の場合は貸切バスをチャーターしていくのが便利ですよ。
「THE FARM」の近くには、成田ゆめ牧場や水郷の町・佐原、香取神宮、成田山新勝寺など、人気の観光スポットが集まっています。
日帰りはもちろん、1泊2日でのんびり楽しんでいくのがおすすめです。
「THE FARM」で楽しめることは?施設をご紹介
![リゾートのフロントなどがある建物](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_resort1.jpg)
「THE FARM」にある施設は以下の通り。
- 宿泊コテージ
- グランピング施設
- キャンプ場
- BBQ施設
- 天然温泉「かりんの湯」
- グランピングサウナ(冬季限定)
- 貸農園(会員制)の他、野菜収穫体験ができる畑
- カフェレストラン
- アスレチックやジップスライダー、クラフト体験施設
- ミニ牧場
- 会議室(多目的室)
主な施設をダイジェストに紹介していきましょう。
木の温もりたっぷりの宿泊コテージ
![「THE FARM」の宿泊コテージ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/cottage_thefarm.jpg)
最大で4名まで泊まれる1Kタイプの宿泊コテージ。今回の取材で宿泊した、最も棟数が多い(14棟)タイプのコテージです。
![コテージ室内からの眺め](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_cottage2.jpg)
天井までの大きな開口部からは、のんびりとした農園の風景が広がり、リラックス感満載!取材時は冬だったので、床暖房やひざ掛けなども用意され、大変温かく快適でした。
一方、最大8名まで宿泊できるグランデタイプ(3棟)は2階建てで、屋上にはゆったりとしたテラスもあります。
![2階建てのコテージ・グランデタイプ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/cottage_thefarm2.jpg)
仲良しグループや家族で宿泊するならこちらがぴったり。
![室内に本物のシンボルツリー](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/cottage_thefarm3.jpg)
大きな窓やオープンエアのテラスから広がる、のどかな田園風景。到着したその瞬間から都会の喧騒を忘れ、リラックスモードに切り替わります。
![屋上テラスからの眺め](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/cottage_thefarm4.jpg)
ペットと一緒に泊まれるコテージ(3棟)もあり、目の前はドッグランになっています。
贅沢にアウトドア体験!グランピング施設
![豪華なキャンプ体験が楽しめるグランピング](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping2.jpg)
最近注目を集めているのがグランピング(glamping)。glamorous(グラマラス=魅力的な)とcamping(キャンピング)を組み合わせた造語です。
グランピングということばそのものは、2005年頃に英国で登場したといわれています(日本グランピング協会ホームページより)。
それよりも以前から、欧米の富裕層の間で、大自然の中で快適で便利な設備を備えたキャンプを楽しんできた歴史もあるので、概念そのものは長い歴史があるといえそうです。
![自然の中で開放的に過ごすだいご味](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping3.jpg)
大自然に包まれて芳醇な時間をのんびり楽しみつつ、自宅でくつろぐように快適な滞在が楽しめるのがグランピングの魅力。
![グランピングエリア](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/gramping1.jpg)
「THE FARM」のグランピングテントには、 ゆったり過ごせるウッドデッキや2台のセミダブルベッド、イージーチェア、ハンモック、洗い場、エアコンなどを設置。電源があり、携帯の充電もできます。
![充実した設備で快適なアウトドアライフが楽しめる](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping4.jpg)
グランピングテントのバリエーションやロケーションも豊富!なんと以下の7タイプあります。
- 人工の川沿いに広がるリバーサイドテント
- お子様連れに人気のアスレチックテント
- 2階デッキ付きの「THE FARM CAMP ヴィラ」
- 最大5名まで宿泊可能な「THE FARM CAMP ファミリースイート」
- 景観の良さが魅力の「THE FARM CAMP クリフスイート」
- 1日1組限定、薪ストーブ付きの「フォレスト」
- 1棟限定の最高グレード「グランテラス」
![](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping_bbq.jpg)
食材や調味料類はもちろん、BBQセット器材一式もついているので、まさに手ぶらでキャンプが可能です。トイレや温泉も敷地内にあるので、アウトドアは苦手という方でも、快適に過ごせます。
また、テント持ち込みで通常のキャンプを楽しめるエリアもあるので、本格的なアウトドア生活を満喫したい場合でもばっちりです。
![グランピングサウナ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping7.jpg)
2019年11月にはサウナー専門ブランド「TTNE」監修の「THE FARM グランピングサウナ」が冬季限定でオープン。テントサウナでたっぷりと汗をかいた後は、目の前の川に飛び込んでクールダウンが楽しめます。
![目の前の川に飛び込んでクールダウン](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping8.jpg)
若い白樺などの枝葉を束ねた 「ヴィヒタ」 を使ってテントで楽しむサウナは、森の香りでいっぱいに!白樺のオイルは肌を引き締める効果もあるので、女性に特におすすめです。
雨天でも快適!屋根付きのBBQ施設
![全天候型BBQテラス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/bbqterrace1.jpg)
10名まで利用可能なスペースが20区画あるBBQテラス。手ぶらで楽しめるので準備に手間がかからず、気軽に利用できます。
通常のBBQメニューからジビエ、シーフードセット、ダッチオーブン料理など多彩なメニューが選べます。もちろん、自分たちで食材持ち込みもOKですよ。
![ダッチオーブン料理も選べる](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/glamping_menu.jpg)
日帰りでの利用も可能でBBQの後、温泉で汗をさっぱり流して帰ることも可能。
アニバーサリーや仲間内でのパーティでBBQを楽しむ場合の演出もお願いできますよ。
フィンランド式ドライサウナも有り!天然温泉「かりんの湯」
![かりんの湯](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/karinnoyu.jpg)
「THE FARM」敷地内にある日帰り温泉施設「かりんの湯」。1,500m地下からくみ上げたナトリウム塩化物強塩泉(弱アルカリ性の泉質)は、肌がすべすべになると評判です。
![かりんの湯・露天風呂](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/karinnoyu2.jpg)
内風呂・露天風呂の他にフィンランド式ドライサウナがあります。
![かりんの湯・お食事処](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/kamamishi_karinnoyu.jpg)
施設内には園内の野菜や地元食材を使った、しゃぶしゃぶ定食や釜めしなどの多品目の和食が食べられるお食事処があります。
![朝食は野菜たっぷりのバイキング](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/breakfast_karinnoyu.jpg)
宿泊した場合の朝食会場にもなっています。地元で採れた野菜を使ったお惣菜や産みたて卵、ふっくらつやつやのご飯など、農園リゾートならではの贅沢な朝ごはんをいただけます。
安心・安全でおいしい旬の野菜を収穫体験
![1日2回できる収穫体験](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/syukakutaiken.jpg)
「THE FARM」の中に広がる畑では1日、午前・午後の2回、収穫体験ができます。宿泊者は1棟につき、1袋分無料。
年間約50品目の野菜が作付けされ、季節ごとに異なる旬の野菜を収穫できます。
![安心安全なとれたて野菜を持ち帰ろう](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/farm_taiken.jpg)
「THE FARM」 の野菜は、JGAP(食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証)の基準で育てられたもの。JCAP認証を取得した貸農園は日本で初めてのことです。
会員制の貸農園では、常駐のインストラクターがしっかりサポート。種も道具も用意されているので、まさに手ぶらで野菜作りに取り組めます。
![収穫した野菜をお持ち帰り](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/syukakutaiken2.jpg)
収穫代行配達サービスもあるので、職場でレンタルしてチームビルディングの一環として野菜作りに取りくむこともできます。採れたての野菜を使ってその場でBBQを楽しむのもいいですね。
季節ごとに鍋メニューもあるそうです。都会では忘れてしまう季節感のある食事を楽しめるのは、誰にとってもうれしい体験になることでしょう。
みんなで楽しめる豊富なアクティビティ
![薪割体験も可能](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_activity.jpg)
「THE FARM」では、野菜収穫体験の他に農園リゾートならではの以下のようなアクティビティ(有料)が用意されています。
- ジップスライダー
- ブッシュクラフト
- ククサづくり
- ボタニカルキャンドルづくり
- カヌーツアー
宿泊者はもちろん、日帰り利用も可能です。
森林を駆け抜ける爽快感が魅力のジップスライダー
![森の中を滑り降りるジップスライダー](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_activity2.jpg)
森の斜面を一気に滑り降りるジップスライダー。1時間乗り放題が嬉しい!
お子さんはもちろん、大人も童心に帰って疾走感を味わってみては?
火遊び・野遊び入門編!ブッシュクラフト
![ブッシュクラフト体験](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_activity3.jpg)
火おこしといっても原始的な方法ではなく、 ファイアースチールを使います(金属製の火打石のようなもの)。ナイフを使った薪割りから、火種の作り方など、焚火を起こすまでを体験できます。
![火種の作り方を教わり自分で火を起こす](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_activity4.jpg)
自分の作った焚火でパエリアを作る体験もできるそうですよ。職場の仲間同士で火おこしコンテスト、おいしいパエリアづくりコンテストを開催してもいいですね。
手触り・香りで癒し効果抜群!ククサづくり
![プレゼントされると幸運が訪れるといわれてるククサ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_activity6.jpg)
アクティブな体験は苦手という方なら、クラフトづくりがおすすめ。ククサはフィンランドの遊牧民であるサーメ人の伝統的な手作りの木製マグカップのことです。
ここではヒノキを荒く成形したものを丁寧にやすり掛けし、手のひらになじむ形へ整えていくワークショップです。作っている間、ヒノキのよい香りに包まれ、癒されます。
「THE FARM」で採取した素材で、ボタニカルキャンドルづくり
![ボタニカルキャンドルづくり](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_activity7.jpg)
「THE FARM」の敷地は東京ドーム2個分の広さ!自然の地形をできるだけ活かし、素朴で美しい景観が広がっています。
敷地内にある落ち葉や木の実、植物などを採取し、それらを使ってキャンドルをつくるワークショップです。どなたでも簡単に作れます。
お土産として持ち帰るのはもちろん、テントやコテージで使ってもいい思い出になりますね。
自然との一体感が楽しい!カヌーツーリング
春から秋(4月~10月)にかけては、カヌーツーリングツアーも催行されています。多古町にあるあじさい公園から出発。栗山川をゆったりと進みます。
この他にも、季節ごとにたけのこ掘りや田植え体験、流しそうめん、焼き芋などさまざまなイベントが開催され、何度訪れても楽しめますよ。
畑の恵みをたっぷり味わえるカフェ
![「THE FARMカフェ」](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/thefarm_cafe.jpg)
農園で採れた新鮮野菜をたっぷり使ったメニューが自慢の「THE FARMカフェ」。薪ストーブを使ったグリル料理やピザ、カレー、パスタ、手作りドルチェなどが揃っています。
![人気の「ハンバーグスキレットグリル」](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/cafemenu.jpg)
どのメニューを注文しても、フレッシュでおいしいを野菜たっぷり食べられるのが魅力です。
宿泊した場合の朝食会場にもなり、カフェでは農園野菜サラダライスブッフェを楽しめます。
解放感たっぷりの大きな窓からは農園が広がり、まさに贅沢なロケーション。謝恩会や誕生会など特別な日を祝うパーティも演出してもらえます。
団体・グループの場合、カフェを貸し切って夕食パーティ(季節ごとにさまざまな食事プランあり)もできます。
貸切バスで出かけよう!「THE FARM」日帰り&1泊2日旅行プラン
![アルモニアが取り組む安全対策について](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2020/01/armonia_safty2019.jpg)
都会からほんの少し離れるだけで、豊かな自然とのふれあいを楽しめる「THE FARM」。日帰り組と宿泊組が混ざったグループでも楽しめるのが嬉しいポイントです。
電車でのアクセスは不便ですが、貸し切りバスを利用すれば都内から約1時間30分で到着!人数がまとまるなら貸切バス利用がとっても便利です。
■取材協力
「THE FARM(ザファーム)」
住所: 葉県香取市西田部1309-29
電話: 0478-79-0666
※料金やサービス等は2020年取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。
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