中型・小型バスで全国で初めてセーフティバス認定を受けたシティアクセス(神奈川・横浜市)
神奈川県横浜市にあるバス会社、シティアクセス。2011年(平成23年)に始まった(公社)日本バス協会の「貸切バス事業者安全性評価認定」で一ツ星に認定され、順調に二ツ星、三ツ星へとランクアップしてきました。
セーフティバスは2年ごとに更新されるため、2015年9月には中型・小型バス専門のバス会社として全国で初めて最高ランクの「三ッ星」を取得し、現在も維持し続けるなど、安全運行へ真摯に取り組んでいるバス会社です。
この制度は、貸切バス会社が安全性に対する取組み状況などを評価・認定する制度で、より安全性の高いバス会社を選ぶときの指標として、平成23年から運用を開始されました。
申請に当たっては、安全面における法令順守事項に関する違反や過去2年以内に死傷事故がないことなど条件があり、どのバス会社も簡単に申請できるというわけではありません。また事故や安全体制に問題があれば降格する場合も。
車体に張られている「SAFTY BUS(セイフティバス)」マークは、バスの安全な運行のためにたゆまぬ努力を続けている証ということですね。
ハイテクな点呼システムなどもいち早く導入
平成23年5月より、バス乗務の開始前と終了後に行っている乗務員への点呼で、アルコール検知器を使用することが義務化されています。
シティアクセスで導入しているアルコール検知器は、遠隔地でも管理者と対面点呼ができるタイプ。チェッカーに息を吹きかえると、PC画面に運転手さんのデータが表示されます。
携帯電話で、宿泊先から簡単にデータを送れるので便利ですね。運転手さんごとにデータを管理し、ひとりひとりの乗務状況や飲酒管理がひとめで把握できるので業務の効率化も図られています。
デジタコ・ドライブレコーダーを導入し、安全研修にも活かすなど安全運行への高い意識維持を継続。
この他、走行時にドライバーの運転状態をモニターし、運転注意力の低下などを知らせるMADS(運転注意力モニター)、万一の衝突時に被害を最小限に抑えるAMB(衝突被害軽減ブレーキ)、適切な車間距離の保持を促すディスタンスウォーニングの装備など、ハード面からのサポートも充実させています。
バスのメンテナンスも運転手自身がチェック
バスの安全は運転技術や乗務員の技量だけではなく、きちんとメンテナンスし、バスごとの個性や癖を理解しておくことも大切。シティアクセスでは運転手さん自らバスを整備し、コンディションをつねに把握しておくことを心がけています。
万が一のトラブルにも対処できる。応急処置ができる。バスのことを知り尽くしている運転手さんなら安心してお任せできますね。
▼シティアクセスの安全研修についてはこちら
・2010年3月に参加体験型安全研修を実施「シティアクセス」
・実地で学ぶ二輪車安全研修「シティアクセス」
・安全運転の原点を再確認「シティアクセス」
・新年度の参加体験型講習会について「シティアクセス」
・2013年度交通事故防止講習会を実施「シティアクセス」
・命をつなぐ「救命救急」とバス火災対応訓練レポート
・トラブルや事故、「当事者意識」を持つことの大切さを実感
・ 1人の体験をみんなの体験に!ドライブレコーダーを活用した安全講習会
・ 相次ぐバス火災事故から身を守れ!実践さながらの迫力「バス車両火災対応訓練」
ホスピタリティを追求したシティアクセスの中型観光バス
お客様の「あったらいいな」を形に、快適さを追求したバスの仕様になっています。
「セレガ‐28」
シティアクセスの中型観光バス「セレガ‐28」は正座席28(補助席なし)。座席は標準より25㎜幅広で、各席独立したハイグレードワイドシートを採用し、長時間の移動も快適に。
車内装備も充実しており、モニター・マイク・ティーサーバー・冷蔵庫・100V電源・WiFi・充電用のUSBポート・プラズマクラスターが装備されています。ミラーリング機能があるのでパソコンやスマホをつなげてモニターに映し出すこともできるので、会社の研修などにもぴったりです。
ドライバー異常時対応システム(EDSS)を備えたASV(先進安全自動車)となっています。
「MM28・MM27」
シティアクセスの中型観光バス・三菱エアロエース「MM28・MM27」は正座席28と27の2タイプで、後部座席がコの字型に回転するサロンバスにも変更可能です。
シートピッチが大型バスや小型マイクロバスに比べて広々としているため、男性で窮屈さを感じさせません。
車内装備も充実しており、モニター・マイク・ビデオ・DVD・カラオケ・ティーサーバー・冷蔵庫・100V電源・WiFi・プラズマクラスターが装備されています。
MDAS(運転注意力モニター)、AMB(衝突被害軽減ブレーキ)を備えたASV(先進安全自動車)車となっています。
コンパクトながら充実した車内装備、小型観光バス
今では希少になっている小型観光バス。広々としたシート感覚の正座席24(補助席なし)、後部座席を回転させたサロンバスに変更が可能です。
車内装備も充実しており、モニター・マイク・DVD・カラオケ・ティーサーバー・冷蔵庫を装備。移動式のWi-Fiを用意することができるので、利用したい場合は事前にリクエストしてください。
小さいながらも貫通式トランクルームが1本あり。
荷物室のあるタイプなど、バリエーション豊富なシティアクセスの小型マイクロバス
通常のシンプルな送迎用タイプから装備が充実した観光用タイプ、空港送迎やゴルフ送迎など、荷物が多い場合にも便利な荷物室付きタイプなどなど。用途に合わせた小型マイクロバスを用意しています。
荷物室付き、衝突被害軽減ブレーキも備えた「L-23」
シティアクセスの日野リエッセⅡ「L-23」は、正座席18+補助席5で最大23名まで乗車できる小型マイクロバス。後部座席に独立した荷物室を備えており、スーツケースやゴルフバッグを積めます。
荷物室にはエアコンも装備。衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報システムを備えるなど、安全面にも配慮されたタイプです。
小グループの観光旅行や町内会の旅行にピッタリな「S-28」
シティアクセスのリエッセ「S-28」は正座席22+補助席6、最大で28名乗車できる小型マイクロバスです。TVモニター・冷蔵庫・DVDを備えたタイプもあり、移動式のWi-Fi(非常設)を別途用意することもできます。
学校や企業などの送迎に利用しやすい「W-28」
シティアクセスの三菱ローザ「W-28」は正座席22+補助席6、最大で28名乗車可能。マイク付きで移動式のWi-Fi(非常設)を別途用意することもできます。
乗降しやすい補助ステップがありますので、冠婚葬祭の送迎にも便利です。
おもてなしの心を形に、制服にもこだわりのあるシティアクセス
シティアクセスの運転手さんが着ている制服。実は高島屋のオーダーメイド!これは会社としてのこだわりなのだそう。
お客様へのホスピタリティを第一に、きちんとした服装で対応したいという気持ちが伝わってきますね。
▼ 関連コンテンツ
≫安全な貸切バス会社の選び方
≫セーフティバス(貸切バス事業者安全性評価認定制度)とは?
≫セーフティバスだけじゃない!安全なバス会社を見分ける方法
≫セーフティバス取得以上に大変?!維持すること、ランクアップすること
バス会社の比較がポイント!