![2019バステクin首都圏より](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_main.jpg)
話題の65名乗り大型バスも展示!「第5回バステクin首都圏」
ぽると出版主催で開催される「第5回バステクin首都圏」を取材してきました!2019年は幕張メッセから、新柴又にある京成ドライビングスクールへ舞台を移しての開催です。
今年、編集部が注目したのは、三菱ふそう×天龍工業で開発した13列仕様の大型バス!シートを1列増やすために、薄型のシートを取り入れ、足元の窮屈さを軽減しているといいます。
![天龍工業が開発した薄型シート](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_01.jpg)
他にもいろいろ注目のバスがたくさん出展されていたので、順を追ってご紹介してきましょう!
1. 気になる13列シートの大型バスをチェック!
2. 都営バスの“フルフラットバス”
3. ハーフルーフ構造のオープントップバスが登場
4. 豪華仕様の中型VIPバス「おいねシャトル」
5. 中国製EVバス「アルファバスジャパン」
6. 後付けできる安全装置続々
7. 注目のバスまとめてご紹介
8. 建物内では関連機器などを展示
気になる13列シートの三菱ふそう大型バスをチェック!
![三菱ふそうエアロエース・13列仕様](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_02.jpg)
やっぱり気になっちゃいますよね?13列仕様の大型バスに、おばさんまっしぐらです。
![三菱ふそうエアロエース・13列仕様の車内](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_03.jpg)
つい先日、東京国際フォーラムで開催された「第14回NASVA安全マネジメントセミナー」で、しずてつジャストラインが紹介していた13列・路線バス。今回のバステクin首都圏で三菱ふそうから出展されると聞いて楽しみにしていました。
出展されていたのは愛知県の名鉄バスが導入したもの。短距離都市間路線用に使用しているそうです。
貸切観光バスの場合はゆったり座れる11列・正座席49名(補助席含め最大59名)がスタンダードなタイプ。
![バスの座席表](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2017/01/bigsizebus02.jpg)
高速乗合バスやスクールバスなどでよく利用されている大型バスは、12列・正座席53名(補助席含めて最大60名乗れる)がマックスでした。
それがさらにもう1列増えて、13列・正座席57名(補助席含めて最大65名乗れる)というから驚き!当然シートとシートの間のピッチは、さらに狭くなるわけですから、体の大きな男性はかなり窮屈なのでは?と思う編集部。
![13列のシートピッチ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_04.jpg)
上の写真はバステクin首都圏で展示されていた名鉄バスのシート写真。下の写真は2019年2月に行われた三菱ふそうの新型大型観光バス「エアロクィーン・エアロエース」の発表会で撮影したものです。
![三菱ふそう・エアロクィーンのシート](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/fuso_kankobus.jpg)
こちらは通常の観光バスなので、12列 ・正座席53名(補助席含めて最大60名乗れる) のシートピッチ。
たしかに足元はやや狭いものの、それほど窮屈な感じがしません。実際に座ってみましたが、短距離であればまったく気にならない座り心地でした。
天龍工業では13列にするために“超軽量シート”を開発。シートピッチは730mm(12列で795㎜)だそうですが、膝前寸法を広くするために背当て形状を調整し、12列仕様よりも広い膝前寸法を確保したそうです。
![](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_05.jpg)
観光バスで採用されているシートに近い座り心地にもこだわったそう。
2019年11月現在で、名鉄バス「名古屋~長島温泉線」、しずてつジャストライン「特急静岡相良線・静岡空港線」で運行中だとのことです。
三菱ふそう「エアロエース」13列仕様で最大定員66名(正座席53・補助席12・乗務員1名)を実現!1人のドライバーで効率よく大人数を送迎できるので、今後ますます注目が集まることでしょう。
天龍工業製13列シート | 標準12列シート | |
初角度 | 13度 | 18度 |
座席間 | 730㎜ | 795㎜ |
クッション高さ | 385㎜ | 390㎜ |
クッション奥行き | 410㎜ | 450㎜ |
クッション膝前 | 299㎜ | 270㎜ |
(資料提供:三菱ふそう)
バスまつりで取材しそびれた都営バスの“フルフラットバス”を直撃
![都営バス・フルフラットバス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_07.jpg)
2019年9月28日、豊洲で開催された「バスまつり」。この時、中の撮影などができなかったフルフラットバス。バステクin首都圏には出展されていたのですかさずチェック!
![都営バスの中扉](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_08.jpg)
中扉から後方の通路がフルフラットになっており、スムーズに乗り降りできるのがミソです。確かに路線バスって前方入り口から中扉にかけて人がたまりやすいですよね・・・。
![後方はフラットな通路](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_10.jpg)
![最後列だけ1段上がっている](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_11.jpg)
バスはスカニア製シャーシー(スウェーデン)とボルグレン製ボディ(オーストラリア)。国産でかつては製造されていたそうなのですが、終了となっていたため、国際色豊かなバスになったそうです。
都営バスでも約15年ぶりの復活とのこと。現在29台が活躍中だそうです。
シートは海外メーカーらしく簡易なものですが、ちゃんとみんくるのシートカバーになっていました。
![バリアフリー優先席](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_12.jpg)
ベビーカーや車いす優先席。海外だとバスの長さがあるので、シートが初めからないスペースが取れるのですが、日本の路線バスは長さが短め。
こちらも車いすを固定する場合は、シートを折りたたんで使う仕様になっていました。
日の丸自動車興業からはハーフルーフ構造のオープンバス
![日の丸自動車興業・ハーフルーフ構造のオープンバス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_13.jpg)
もう一つ、注目を集めていたのが日の丸自動車興業の新型2階建てオープントップバス。こちらは従来のものと異なり、2階席前方の座席上に屋根と空調がついている「ハーフルーフ構造」となっています。
![前方座席のみ屋根があるオープントップバスを開発](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/halfroof.jpg)
日本初導入・スペインのバス架装メーカー「UNIVI(ウンビ)」製で、シャーシーはダイムラーAG社のメルセデス・ベンツOC500LE。定員は58名(うち1名はドライバー席)です。
![定期観光路線でおなじみの2階建てオープントップバス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_15.jpg)
![2階前方席には屋根がついてる](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_16.jpg)
ダイムラーAG社を採用することで、三菱ふそうのサポートが可能。メンテナンスがスムーズになるのがポイントになっています。
![乗り降り自由のスカイバス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_16-1.jpg)
屋根がつくのは、2階席前方の20席部分。雨や夏の日差しを遮る事ができるので、お客様のニーズを探っていきたいというのが狙いだそう。
都市部で約1時間程度のドライブ型周遊コースを走らせるということで、長さは11m以内と小回りを重視。1階席も活用できるように低床化し、車いすも乗車できる仕様になっていました。
![車イス1台分が乗車可能・1階席](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_14.jpg)
主としてインバウンド(訪日外国人旅行客)向けの運用だそうですが、地方から都市部へ遊びに来た日本人観光客にも好評なスカイホップバス。今後も改良を重ねて、継続的に導入する予定だそうです。
客席わずか8名!豪華仕様の Jバス 「おいねシャトル」
![Jバス・おいねシャトル](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_18.jpg)
続いてご紹介するのが日野自動車・いすゞ自動車のボディメーカーであるジェイ・バスの「おいねシャトル(OINE SHUTTLE)。
ベースは中型観光バス(全長9m、車幅2.3m)で、小松工場で生産されたコンセプトモデルカーです。
![金沢伝統工芸品を意識した外装デザイン](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_22.jpg)
カラーリングは黒ベースに赤がアクセント。塗装に七宝文様(フレーク塗装)が施され、太陽や夜のライトが当たるときらきらと輝く、漆塗りをイメージしたという凝った仕様です。
![中型VIPシャトルバス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_19.jpg)
室内にも縁起が良いとされている七宝柄の加賀のれんや、組子細工があしらわれた和のデザインが斬新。ここでも金沢の伝統工芸である木工技術を感じさせています。
ビジネス(白色光)とリラクゼーション(電球色)2種類の室内照明で、時間帯に合わせた演出が可能だそう。
![ハイグレードな電動リクライニングシート](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_20.jpg)
ミニバンなどで使用されているハイグレードな電動リクライニングシートを採用し、わずか8席というゆったりレイアウト。
![多機能シートで快適に移動可能](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_21.jpg)
シートも多機能で、贅沢に快適に移動できそうですよ。
電気で走る中国製大型路線バス「アルファバスジャパン(ALFA BUS JAPAN)」
![中国製EVバス「アルファバスジャパン」](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_54.jpg)
2019年に設立されたばかりの「アルファバスジャパン」。1999年にEVバスの設計製造を目的に中国・江蘇(こうそ)で誕生した会社・江蘇常隆客車(アルファバス) の日本法人です。
世界的に車のEV化が進む中、中国では補助金が支給されることもあり、製造が拡大されています。
本国、中国では上海・成都・常州・無錫・南通など、都市部で次々と導入。このほかにもスペインやイタリアの路線バスとしてm活躍しているそうです。
![日本製のリチウムイオン電池を搭載](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_55.jpg)
日本やヨーロッパにおける運転習慣やデザインを取り入れて設計・製造。コアとなる電池は日本製(日産EV・リーフに採用されているリチウムイオン電池)を使っているので、品質の良さにも注目を集めています。
当日のデモ走行・試乗会の様子を見てきましたが、ともかく音が静かでスムーズな走り。今後の都市交通の主役になるかもしれませんね。
いまあるバスも後付けで先進安全自動車(ASV)に!
![後付けASV車のデモ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_47.jpg)
最新のバスはすべて先進安全自動車(ASV)になっていますが、古いバスにはついていません。すべて新車に買い替えるのは、どのバス会社も厳しいのが現状。
そこで、後付けできる安全機能が続々開発されています。
モービルアイからは「衝突・写真逸脱警報補助システム」に加え、右左折時の巻き込み事故防止効果を発揮する「モービルアイ シールドプラス」を発売。
城東自動車工場のナブテスコからドライバー異常時対応システム(EDSS)が登場しました。
デモ用のバスは産交バスで、1回目は乗客が非常停止ボタンを操作した場合。2回目は運転手自身が操作した場合を体験できました。
三菱ふそう、日野自動車のEDSSを体験したことがありますが、こちらも遜色なく作動していました。
貸切バス事業者安全性評価認定制度でセーフティバスを取得する場合、こういった安全装置の有無が大きな加点ポイントになります。
「うちのバスは古いから」と諦めてしまっているバス事業者さん。ぜひ後付け装置導入を検討してみてはいかがでしょうか。
この他注目のバスをまとめてご紹介!
会場にはこの他にもさまざまなバスが出展。各社ダイジェストにご紹介していきます。
- 三菱ふそうトラック・バス
- 日野自動車
- いすゞ自動車
- 現代自動車ジャパン
- 中京車体工業
- 丸菱工業
三菱ふそうはエアロスター・エアロエース・ローザを展示
![EDSS搭載のエアロスター](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_23.jpg)
三菱ふそうからは、先述の13列シートのエアロエースの他、ドライバー異常時対応システム(EDSS)を体感できるデモ車・大型路線車エアロスター、2019年モデルの小型マイクロバス・ローザを展示。
EDSS搭載のエアロエースの中はこんな感じ。
![大型路線車エアロスター](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_24.jpg)
今回、時間の関係でEDSSデモ走行を体験できずに残念。
![ドライバー席にある非常停止ボタン](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_25.jpg)
2019年2月に横浜で行われた三菱ふそうの新モデル展示会では観光バスタイプでしたが、今回は路線バスタイプ。
![客席側にある非常停止ボタン](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_26.jpg)
運転席側に1つ、客席の前方に設置されたボタンを押すと、非常ブレーキが作動するというものです。
![非常停止ボタンを押すと車内のランプが点滅](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_27.jpg)
![バス側面のライトも点滅して非常停止を知らせる](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_28.jpg)
非常停止ボタンが捜査されると、 車内には警報音(間欠)が鳴り、運転席、客席のスイッチ、車内5か所にある警告灯が点滅。
車外ではハザードランプが点滅、ホーンが連続で鳴り、ブレーキ灯が点灯して異常事態を知らせる仕組みになっています。
![2019年モデル・ローザ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_29.jpg)
そして、第46回東京モーターショー2019でも展示されていた2019年モデルの三菱ふそう・ローザ。モーターショーでは、衝突被害軽減ブレーキを搭載して安全機能を強化した小型観光仕様モデルとして紹介されていました。
![ローザのシート](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_30.jpg)
座席数を減らし、ゆったりとしたレイアウト。マイクロバスとは思えない、くつろぎの空間を提案していました。
日野自動車はリフト付きのセレガ・ポンチョを展示
![日野自動車・大型観光バス「セレガ」](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_31.jpg)
日野自動車からは大型観光バス「セレガハイデッカ」リフト付き、小型路線バス「ポンチョ」ロングです。
![トランクルームスペースに電動リフトを収納](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_32.jpg)
![座席はそのまま折りたたんで車いすを置くスペースを確保](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_33.jpg)
電動リフトはトランクルームの部分に収納可能。座席は折りたたんで車いす乗車スペースを確保できます。
バリアフリー仕様と標準仕様のチェンジが簡単。普段は普通の観光バスとして運行し、福祉バスとして利用する際は、座席を寄せるだけという簡便さです。
![小型路線バス「ポンチョ」のロングタイプ](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_34.jpg)
そして日野自動車からはもう1台。小型路線バス「ポンチョ」です。 乗務員1名含む 29名定員のショートボデーと、 乗務員1名含む 36名定員のロングボデーの2種類あります。
小回りがきくので、全国でコミュニティバスとして人気のある車種です。
いすゞ自動車はエルガとガーラを展示
![いすゞ自動車・ガーラHD](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_35.jpg)
いすゞ自動車は、大型観光バス「ガーラハイデッカ」と路線バス「エルガ」のAT車を展示。
![ガーラハイデッカの車内](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_36.jpg)
今回展示されていたガーラハイデッカ車は、9リットルエンジンと7速AMTを組み合わせたもので、自動検知式EDSS(トライバー異常時対応システム)搭載のものです。
![補助席は座席のひじ掛け部分にスマートに収納](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_37.jpg)
一見、補助席がついていないように見えましたが、ひじ掛け部分にコンパクトに収納されていました!
![コンパクトな補助席](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_38.jpg)
![簡便ながら背もたれもあります](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_39.jpg)
簡便ながら、背もたれやシートベルトもあります。
![いすゞ自動車・エルガAT車](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_40.jpg)
そしてドライバー異常時対応システムEDSS搭載のエルガ・トルコン式AT車。タイヤハウス部分へ燃料タンクを設置することで、ノンステップフロアを広々と確保したモデルです。
![エルガのコックピット](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_41.jpg)
ドライバーのコックピットもすっきりしてますね。
現代自動車ジャパンは 大型観光車ユニバース・AT車を展示
![現代自動車・ユニバースAT車](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_42.jpg)
現代自動車ジャパンのユニバースは2018年に6速・AT仕様車を発売開始。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置、車両安定性制御装置を標準装備しています。
![コックピットの足元すっきり](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_43.jpg)
ドライバーのコックピットも整然としていて、シンプルです。
中京車体工業が架装したリフト付きマルチユースマイクロバス
![中京車体工業・リフト付きマルチユースマイクロバス](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_45.jpg)
中京車体工業がトヨタコースター・ロングボデーをベースに二次架装。車イス用のリフトがついています。
![車イスリフト付き](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_46.jpg)
通常シートは車内に固定されていますが、スライドシートと着脱シートを組み合わせることにより、自由な車内空間を作り出すことができるというのがミソ。
マイクロバスのシートピッチは通常狭い(735㎜)のですが、812mというゆったりとしたレイアウトです。
観光バスタイプの小型に代わる、観光仕様のマイクロバスを考えているバス会社さんは要チェックですね。
丸菱工業のフリーデザイン・シートカバー
![シートカバーを自由にデザインできる](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_50.jpg)
丸菱工業では、純正シートに装着できるユニークなシートカバーを展示。 耐久性が高く発色が美しい インクを印刷機・プリントメーカーとの共同開発しました。
イラストや写真を使った自由なデザインが可能!三菱ふそう・ローザ、エアロクィーン、トヨタ・コースター、現代自動車・ユニバースのシートなどに対応しています。
汚れてもさっと洗濯可能。QRコードの読み取りにも対応しているので広告を印刷することもできます。季節ごとやイベント用にさっと着替えて運行できるので、お客様への提案もできますね。
建物の中はバス機器などの展示ブースに
![今回から関連機器は屋内展示に](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_51.jpg)
今回の会場は京成ドライビングスクール。授業が行われている建物の2階~3階を利用して、バス関連機器・用品・システム展示が行われました。
![一水製作所](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_52.jpg)
従来はバスと共に屋外展示だったため、天候に左右されてきましたが、今回は屋内だったので安心。
どのブースも大勢のお客様が熱心に質問するなど、大変にぎわっていました!
![ぽると出版のブース](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_53.jpg)
1階受付脇では、ぽると出版の出版物が購入可能。「バスラマインターナショナル」のバックナンバーから最新号などがずらり並んでいました。
教習コースという限られたスペースでしたが、デモ走行が安全に行える環境だったので、安心感はありました。
次回はどんなバスイベントになるのでしょうか?楽しみにしたいと思います。
![第5回バステクin首都圏無事終了!](https://www.bus-trip.jp/magazine/wp-content/uploads/2019/11/bustech2019_57.jpg)
■取材・撮影協力
株式会社ぽると出版
「バスラマインターナショナル」
「第5回バステクin首都圏」
【開催日時】2019年11月18日(月) 10時30分~16時30分
【開催場所】 東京都葛飾区高砂5-54-10 京成ドライビングスクール
【協賛】公益社団法人日本バス協会、一般社団法人東京バス協会、関東地区バス保安対策協議会
【後援】国土交通省関東運輸局
【主催】株式会社ぽると出版
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