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ジブリ好きなら外せない!小金井「江戸東京たてもの園」③

橋を渡れば、ジブリワールド

広大な敷地面積を誇る野外博物館「江戸東京たてもの園」。
いよいよ東ゾーンへ入ります。

東ゾーンへ渡る橋

小さなお濠にかかる橋を渡り、
最初に飛び込んでくるのは、
クラシカルな交番「万世橋交番」です。

万世橋交番

明治時代末期頃のものと推定され、
神田須田町1丁目万世橋のたもとにあったものを
トレーラーでそっくり運びました。

交番内のミニキッチン
交番内の仮眠スペース

交番内には勤務用の机の他、
小さな水場とキッチン、仮眠スペースがあります。
イマドキのお巡りさんでは、
ちょっと収まりきらないようなコンパクトなスペースでした。

そして、こちらは上野消防署(旧下谷消防署)の望楼上部。

上野消防署望楼上部

望楼とは江戸時代で言えば火の見櫓のこと。
大正時代にそう呼ばれるようになったそうです。

こちらの望楼は1970年(昭和45年)頃まで使用されていたもので、
三脚四層式が外廊型、当時の高さは約23.6mありました。
展示されているのはその上部のみです。

下町中通りをそぞろ歩き!昭和の郷愁ただよう町へ

下町中通り

東の広場を抜けるとまず飛び込んでくるのは
真っ黄色な車体。

都電7500形

東京都交通局7500形(7514号)電車です。
昭和37年~42年まで新橋から渋谷までの間を走っていた車両です。
合わせて停留所も復元しています。

当時の様子を忠実に再現

電車の中に入ることもできます。
鉄子や鉄男にはたまりませんね~

 

下町中通りに入ってすぐ右手には丸二商店(荒物屋)。

丸二商店(荒物屋)

昭和初期に建てられた店舗兼住宅で、千代田区神田神保町にありました。
関東大震災後に建てられた「看板建築」と呼ばれる様式。

防火対策のために行われたもので、
建物の全面を覆う銅板は青海波や一文字、網代などの文様を使った意匠性の高いもの。
屋根上部の柱のカタチ、屋上にある低い手すり壁(パラペット)など、
凝ったつくりです。

内部は昭和10年頃の荒物屋を再現。

荒物屋の店内
荒物屋の様子

いまにも奥から店番のおばちゃんがでてきそうですね。

お店の裏手には同年ごろの長屋を復元。

昭和10年ころの長屋と路地

昭和初期の生活が漂います。

なんとも懐かしい光景!
私の祖母が暮らしていた恵比寿の路地裏がこんな感じでした。

伝統工芸を間近で見れるイベントを開催

荒物屋さんの向かい側にある「植村邸」。

植村邸

こちらも建物の全面を銅板で覆った看板建築です。
所有者だった植村三郎氏の設計で、全体的に洋風な印象を受けますが、
2階部分は和風という和洋折衷のデザイン。

1階部分をよーく見ると、
細かい小さな穴が無数にあいています。

アメリカ軍からの空襲を受けた際の爆弾の断片痕だそうです。

植村邸の中では、伝統工芸「竹細工」の実演中。
中野区の斉藤敏(さとし)さんです。

竹細工実演

真竹を幅も厚みも均一になるように加工して竹ひごに。
それを一つ一つ丁寧に編んでいきます。
機能的な日常の道具としてはもちろん、美しさも併せ持つ作品ですね。

「植村邸」のお隣は乾物屋「大和屋本店」。

大和屋本店(乾物屋)

もともとは港区白金台の目黒通り沿いにありました。

木造3階建てで、3階の軒下は「出桁(だしげた)造り」という形式。
何本もの腕木が壁にとりつき、
「出桁」と呼ばれる長い横材を支えるような構造のことをいいます。
格式ある商店の「顔」といったところでしょうか。

大和屋本店の意匠

2階のバルコニーや3階窓下には銅板が使われ、
「植村邸」や「丸二商店」と同じ看板建築の特徴も見受けられます。

大和屋本店の店内
オブジェのように並ぶ鰹節

店内には大きな金庫、大福帳、レジといった小物がしつらえてあり、
大店の風格たっぷり。

オブジェのように並ぶ鰹節がおもしろいですね。

店舗前に取り付けられたタバコ屋の造作は、
昭和20年代のもので、青梅市の個人の方からの寄贈。

そして「植村邸」と東の広場に面して並んで建つ「村上精華堂」。

村上精華堂

化粧品などを扱う「小間物屋」さんです。
昭和3年、台東区池之端に建てられたもので、
人造石洗い出し仕上げ、イオニア式柱(古代ギリシャ建築様式のひとつ)と
かなりユニークな意匠。

人造石洗い出し仕上げというのは、
種石を練り合わせたモルタルを上塗りし、洗い出すことで
自然な風合いを再現する技術で
「看板建築」の外装によく使われる手法のひとつです。

村上精華堂の内部

奥の土間で化粧品を作り、
卸売りや小売りなどを行っていたそうです。

釜じいの仕事場みたいな文房具屋さん

大和屋本店の前にあるのは「武居三省堂(文具店)」と「花市生花店」、
2階にたべもの処「蔵」が入った店蔵型休憩棟。

花屋、文具店、お食事処

向かっていちばん右手の「花市生花店」は千代田区神田淡路町にあったもので、
1927年(昭和2年)の建造物。

こちらも前面に銅板を張った看板建築。
お花屋さんらしく梅や菊などの四季折々の花々の模様になっています。

これらの模様は墨で書いた下絵をもとに、大工がカシの木を彫って型をつくります。
その型の上に銅板を乗せ、
木槌などで絵を打ち出すというまさに職人技のたまもの。

「花市生花店」は平成3年までこの店舗で営業していたそうです。

花市生花店の店内の様子

店内は昭和30年代頃の店の様子を再現しています。

続いてお隣の文具店「武居三省堂(たけいさんしょうどう)」。

三省堂

創業は明治初期。
建物は昭和2年に建てられたもので、こちらも看板建築です。
建物の表側に茶色のタイルが張られ、屋根が途中で急こう配になる
マンサード(腰折れ)屋根が特徴的。

店内は昭和30年代ぐらいの様子を再現してあり、
壁いっぱいに桐箱が納められています。

筆を納める霧箱が壁一面に

この感じ、あの映画の場面を思い出しませんか?
そうです。「千と千尋の神隠し」の釜爺の仕事場です。
壁一面に備え付けられている引き出しを開けて、
薬草を調合するあの場面です。

天井にもびっしり収納されていて、
地震が来たら・・・と心配になってしまいます。

そのお隣がたべもの処「蔵」が入った建物。

たべもの処「蔵」

小金井のある武蔵野の伝統食、
「武蔵野うどん」が食べられます。

やせた土地柄だったことから、打ち粉にそば粉を使った独特の風味。
ぜひ、味わってみてはいかがでしょうか?

古き良き時代の店先を再現

さらに下町中通りを進みます。

和傘問屋の川野商店では、伝統工芸「手描き友禅」の実演中。

川野商店(和傘問屋)
伝統工芸「手書き友禅」実演

川野商店は、大正15年に江戸川区南小岩に建てられました。
小岩は傘の産地として当時有名。
大正5年ころまでは職人を大勢抱え、生産から卸まで商っていたそうです。

建物内部は昭和5年、問屋としての商いを行っていた当時のものを
再現しています。

そのお隣は小寺醤油店。

小寺醤油店

港区白金で営業していた酒屋さんの建物です。
当時は酒屋でお味噌やお醤油を売ることは珍しくなかったということ。
庇の下の腕木とその上の桁が、前述の大和屋本店(乾物屋)さんと同じ
「出桁(だしげた)造り」になっています。

小寺醤油店の店内

店舗内は昭和30年代後半の柄杓(ひしゃく)や漏斗(ろうと)による
量り売りをしていた時代を再現。

在庫品を収納しておく蔵
店舗の隣は蔵

店舗の隣には在庫商品を収納する蔵が再現されています。

江戸時代の旅籠の面影を残す「万徳旅館」

小寺醤油店の向かい側にあるのが青梅にあった「万徳旅館」。
建てられたのは江戸時代末期から明治時代初期と言われています。

万徳旅館

木造2階建てで切妻屋根。
建築当初は杉皮葺き(一部とち葺き)だったそう。
現在は杉皮の上に波型鉄板を葺いています。

内部の造作や建具回りは古い時代のものを
そのまま使用して営業してきたため、江戸時代の旅籠の様子を
知ることができる貴重な旅館。

万徳旅館の入口
万徳旅館の客室

時代劇にでてきそうなお部屋。

万徳旅館のお風呂場

万徳旅館のお風呂

開放的(!)なお風呂とお台所。

江戸時代風の井戸

長屋のおかみさんたちが洗濯や洗い物してそうな井戸。
一枚、二枚、三枚・・・とお皿を数えるお菊さんの声がぁ・・・。
大丈夫、聞こえてきませんよー。

東京の銭湯を移築、「子宝湯」

さあ、お次は東京の銭湯を代表する建物「子宝湯」。
足立区千住元町で昭和4年に建設されたものです。

子宝湯

中に入ると、天井が高く広々とした空間。

子宝湯の脱衣所
子宝湯の男湯脱衣所

女湯、男湯に分かれてますが、どちらもお出入り自由!
男湯の方は脱衣かごなども展示してあります。

子宝湯の女湯

女湯の方には体重計。赤ちゃんを寝かせるベッドやはかりも・・・。

子宝湯の壁絵

バスタブの上には定番のペンキ絵。
男湯には富士山が描かれていますねー

こんな銭湯が家の近くにあったら、通っちゃいますね。

しかも、銭湯のお隣には居酒屋「鍵屋」!

居酒屋「鍵屋」

下谷坂本町(現在の台東区下谷)にあったもので、
1856年(安政3年)に酒問屋として創業したと伝えられ、
酒の小売業を経て1949年(昭和24年)から居酒屋として
営業していたそうです。

鍵屋の店内

平屋だったものを大正期に2階部分を増築。
震災や戦争にも耐え、江戸時代末期の面影を残す貴重な建物となっています。

鍵屋の椅子

椅子はなんと樽!

お湯やにいったついでに、
帰りはこちらで一杯!って感じになっちゃいますね。

そして、子宝湯の東隣にあるのは「仕立屋」さん。

仕立屋

明治12年に建てられたもので、建築様式は出桁造りの町屋。
正面の格子や擦り上げ戸に、江戸時代の面影が残ります。

仕立屋の内部

内部は大正期の仕立屋仕事場と想定して再現。

自宅を仕事場として使い、
親方のもとに弟子が住み込みで働いている様子を知ることができます。

仕立屋の居住空間

江戸時代後期の豪農の屋敷「天明家(てんみょうけ)」

天明家

江戸時代の鵜ノ木村(現在の大田区内)で年寄役を務めたと伝えられている旧家の建物。

建物入口の門構えが半端ない!
屋根はかやぶきです。

長屋門の外側アプロ―チ
長屋門

約1万平方メートルという広大な敷地にあった
庭園、主屋、長屋門、飼葉小屋を移築しています。

天明家の母屋

旧武蔵野郷土館所蔵のもので、小金井市指定有形文化財。

天明家の家の中の様子
昔遊びのイベント開催

この日はこちらでもイベントを開催中です。

天明家の土間
天明家の囲炉裏

主屋はかやぶき屋根ですが、
正面に千鳥破風と言われる三角形の装飾があります。

千鳥破風

家の格がぐんと上がって見えます。

天明家の庭先

開放的なつくりで、夏は涼しく過ごせたことでしょう。
(冬は寒いとはおもいますがね)

昭和の町へタイムスリップ!

建物の裏手には昭和な光景が広がっています。

植木鉢が並ぶ路地裏の光景
路地裏の再現

ドラえもんやのび太が遊んでそうな広場。

土管のある広場

そもそもなんで土管が?
と思っていたら、昭和40年代の高度成長期時代に
下水道工事が各所で行われ、
ストック用として広場に仮置きされていたようです。

縦置きならマリオが出てくるわけですが・・・
こちらではドラえもん風に横置き。

ちなみに私の住んでいるところは
電柱の仮置き場があり、でっかい敷地に電柱がいっぱい置かれ、
巣窟になっています・・・。

水もちゃんと出る井戸

こちらの井戸はちゃんと水がでます。
夏とかスイカやきゅうりを冷やしたらおいしそうですね!

駄菓子屋さん

小腹が空いたらつまめそうな軽食、駄菓子屋さんなども!

小さいお子さんや家族連れ、ご年配の方など、
みんなで1日、たっぷり遊べます。

ミュージアムショップやカフェで一休みもOK

ふぅぅぅー。

どうです?とっても広くてまじめに見て回ると半日では厳しいですよ~。

季節ごとにさまざまな展示イベントなども行っているので、
何回も足を運んで、たてもの園通になってみてはいかがでしょうか?

最後に展示室とミュージアムショップを紹介しましょう!

展示スペースのあるミュージアム

今回は4月におじゃましたので
「小岩井の桜」展を開催していました。

江戸東京たてもの園展示室

江戸東京の桜の名所の様子を錦絵や工芸品などで
紹介しています。

ミュージアムショップ

エントランス脇にはミュージアムショップ。

たてもの園のマスコットキャラクター「えどまる」グッズや
江戸玩具などもここで買えます。

奥にはカフェもあるので、ほっと一息つけますよ!

さて、名残惜しいですが、そろそろ帰ります。
せっかくなので小金井公園を通っていきましょう!

小金井公園

朝とは打って変わって、たくさんの人がくつろいでいます。
桜の花びらのじゅうたんがきれい!

公園内の軽食コーナー

公園内には軽食を販売する車や
出店などがあるので、手ぶらできても大丈夫!

小金井公園の花

こちらは接ぎ木をしたらしく、
白とピンクの花が1本の木で咲かせていますね!

本当はラーメン街道に行きたかったのですが・・・・。
園内を歩き疲れてしまい・・。
また次回にリベンジしたいと思います!

帰りは武蔵小金井駅までGo!

武蔵小金井駅
ココバスはここに停まります

駅の裏手を除いてみたら、ココバスのハイエースタイプを発見!

ココバスのハイエースタイプ

つくば観光交通さんが運行しているやつで
11人乗りです。

皆さんも武蔵小金井を訪れる機会がありましたら、
ぜひ、「江戸東京たえもの園」に足を運んでみてくださいね!
ちょっとしたハイキング気分で楽しめますよ!

ちなみに私の万歩計を見たら、1万6千歩になっていました!!

■写真・取材協力
「江戸東京たてもの園」
http://www.tatemonoen.jp/
Tel:042-388-3300(代)

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