冠婚葬祭とは?

冠婚葬祭とは?大切な行事の送迎用に貸切バスを予約する手順について

「冠婚葬祭」とは、結婚式やお葬式など、さまざまなライフイベントや行事などを示すことば。よく耳にするものの、その正確な意味を知らずに使っていることもありますよね。

今回は「冠婚葬祭」のもともとの意味と、使われる場面について解説。さらに「冠婚葬祭」に参列するゲストが、快適に移動できるよう送迎バスを手配するコツについても伝授していきますよ!

「冠婚葬祭」のもともとの意味とは?

冠婚葬祭の言葉の意味解説

冠婚葬祭(かんこんそうさい)とは、日本古来から行われてきた大事な4つの儀式を示すことばです。

冠(かん)を示す「元服」とは、人生の節目を祝う儀式

冠婚葬祭の「冠」の意味

元服が行われるようになったのは奈良時代以降。「元=首(頭)」「服=着用」を意味し、頭に冠をつけるということを意味しています。

男性の元服とは?

男性の元服

元服を迎える男性は、子どもの髪型から大人の髪型に変え、冠をつけます(時代により異なりますが公家なら烏帽子、武家なら月代を沿って髷を結うなど)。

女性の元服とは?

江戸時代以降は女性も“元服”が行われるようになりました。結婚と同時に行われる場合や、未婚であっても18~20歳ぐらいで行うこともあったそうです。

女性は結婚後、お歯黒や眉を抜く(剃る)引き眉が行われたのはご存知ですよね。お歯黒はしても、引き眉をしない場合は“半元服”と呼び、祇園の舞妓さんや嶋原の太夫など、花街で行われたそうです。

現代における“元服”は成人式

現代の元服は成人式

現代では「成人式」が「元服」にあたる行事でしょうか。各自治体ごとに1月第2月曜日(成人の日)に満20歳を迎えた若者を招待し、祝福する行事を開催。各ご家庭でも成人を祝う食事会などを行う場合もあることでしょう。

最近では“1/2成人式”として、10歳を迎えた際に小学校でお祝いの行事やイベントなどを行う場合も増えているようです。

“冠”には長寿のお祝いも!

長寿のお祝いでイベントや旅行も

この他にも「冠」は、人生の節目を祝う行事全般を指す場合もあります。赤ちゃんの健やかな成長をお祈りする「お宮参り」「初節句(初めて迎えるひな祭りや端午の節句など)」「七五三」「新入学」「就職」「長寿のお祝い」などなど。

特に「長寿のお祝い」では、家族や親族が集まり、会食や旅行を楽しむ場合があります。そんな時の移動手段として貸切バスはとても便利なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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「婚(こん)」は婚礼、つまり結婚式のこと

冠婚葬祭の「婚」の意味

結婚式の起源は、古事記や日本神話に登場する伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)といわれています。日本という国を作った2柱の神様のことですね。

ところで婚礼を示すことばとして「結婚式」と「挙式」がありますが、それぞれ少し意味が違うようです。

結婚式の意味

「結婚式」は神前・人前・仏前で夫婦となる近いを立てる場のこと。指輪の交換や愛の宣誓などを行う儀式を意味しています。

挙式の意味

挙式とはどんな意味

挙式とは、結婚式そのもの指すのではなく“結婚式を挙げる行為”を意味します。つまり「結婚式を挙げる」といいますが、「挙式を挙げる」とは言わないということですね。

披露宴とは?

ちなみに結婚式の後に行われている「披露宴」とは、夫婦になったという報告を“お披露目する場”です。ゲストを呼び、食事や余興でもてなすパーティを企画し、開催します。

結婚式はすべてを総称することば

結婚式は披露宴を含めた一連の行事をいみする言葉

つまり「結婚式」=「挙式」+「披露宴」と考えるのがわかりやすいかもしれませんね。

結婚式にまつわる用語解説はこちらの記事もぜひ参考になさってください。

仕事の関係で地元を離れている場合、職場や自宅のそばで結婚式を行うケースが良くあります。この場合、地元から家族や親族、友人などを呼ぶ場合、移動手段として貸切バスをチャーターする方が多いことでしょう。

地元で結婚式を挙げる場合でも、式場から披露宴会場、二次会会場まで、送迎バスを手配する場合でも貸切バスは大活躍!初めて借りるという場合でも、簡単に手配できますので、ぜひ検討してみてくださいね。

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■結婚式の準備や心得、マナーは?
ウエディング用語集結婚式のアイデア服装マナーや持ち物送迎バス手配のポイント送迎バスの案内状・文例集会場送迎でタクシーかバスか悩んだら

「葬(そう)」は死者を弔うための儀式

冠婚葬祭の「葬」の意味

歴史上でもっとも古い弔いの儀式跡とされているのが、イラク北部にあるシャニダール洞窟。約6万年前に埋葬されたネアンデルタール人の骨が発見されました。

その骨の周りにはなかったといわれる花粉が発見され、死者を弔うために花を手向けたのではないかといわれています。

ところで死者を弔う儀式を示す言葉として「葬式」「葬儀」が使われますが、それぞれのことばに違いはあるのでしょうか?

葬儀の意味

葬儀の意味とは?

どちらも「死を悼み、故人を見送る儀式」を示すことばではありますが、「葬儀」は故人を見送る宗教的な儀式、つまりお坊さんにお経をあげていただく行為をいうようです。

≫葬儀・法事のお布施の相場ってどのぐらい?

葬式の意味

一方の「葬式」は「葬儀」の後に、参列者とともに故人とお別れをするための「告別式」を含めた一連の儀式を示すもの。

つまり「お葬式」=「葬儀」+「告別式」ととらえるのがわかりやすいかもしれませんね。

お通夜の役割

お通夜の位置づけ

ちなみにお通夜ですが、もともとは故人を火葬する前に家族や親族が夜通しそばで過ごし、別れを惜しみ、供養することをいいます。最近では、告別式に参列できない方のために、1~3時間程度のお別れ会として位置づけられています

葬儀場では故人のそばでゆっくり送れるよう、家族が宿泊できるお部屋を準備しているところも多くあります。近しい血縁だけでお通夜を過ごせるよう配慮されていますね。

お葬式に参列する方はご年配者や小さなお子様連れの方も多くいらっしゃいます。斎場が駅から離れていることも多いでしょう。

お葬式ではご年配者が多く送迎バスの手配は必須

告別式の後、火葬場までの移動や精進落としの会場までの送迎など、貸切バスは便利な移動手段天候不順でも参列者が安心して移動できるように、ぜひ手配しておきましょう。

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「祭(さい)」は祖先の霊を祀る、お盆や法事・法要などの儀式」

冠婚葬祭の「祭」の意味

最期の「祭(さい)」とは、祖先を祀る行事のこと。現代では、お正月、七夕、節分、お彼岸などの節目で行われる行事全般をいう場合もあります。

広い意味では神社などで行われる「祭(まつり)」も含まれることもあるようです。

祖先を祀る行事として最もポピュラーなのは法事でしょうか?ちなみに法事と法要の違いについても解説しておきましょう。

≫法事にまつわることばの意味もっと詳しく

法要の意味

法要とは故人を忍び、冥福を祈るため、お坊さんに読経していただくこと。故人が極楽浄土へ旅立てるよう行うもので「追善供養(ついぜんくよう)」ともいいます。

法要は忌日法要(きにちほうよう)と年忌法要(ねんきほうよう)の2種類があります。

忌日法要とは?

法要

忌日法要は、命日を含めて7日目にあたる初七日(しょなのか)の他、49日目の四十九日がポピュラーです。

亡くなると7日ごとに閻魔大王から生前の裁きを受けるそうです。このため本来は7日ごとに法要(二七日、三七日など)が行われるとか!

最近では、初七日の法要を葬儀と同日に行うのが一般的。その後、四十九日は来世のことが決まる大事な日ということで、追善供養を行うわけです。

お裁きが決まってからでは遅いので、法要を行うのは四十九日より前に行うことが大切だそうですよ。四十九日までが忌中ですので、命日を含めて50日目までは、お祝い事に参加するのは控えるのがマナーと覚えておきましょう。

≫法事や葬儀のマナーもっと詳しく

年忌法要とは?

いわゆる一周忌や三回忌などの法要のことをいいます。その後は七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と続きます。

一周忌は命日から満1年目で行いますが、三回忌以降は数え年(満2年)で行うため要注意。ちなみに三十三回忌は「年忌明け」と言われ、年忌法要の最後の法要です。

三十三回忌ともなると家族もかなり年齢を重ねていることもあり、法要を行うというのはあまりないことかもしれませんね。

法事の意味

法事は会食までを含めた一連の行事

法事とは、法要の後の会食を含めた一連の儀式を意味します。お坊さんの読経(=法要)後に出されるお料理は、お斎(おとき)やお清めと呼ばれています。

参列者への感謝の意味をこめたおもてなしでもあり、故人との思い出を語り合い、忍ぶ時間でもあります。

「法事」=「法要」+「会食」ととらえるのが正解ということですね。

≫法事の流れや準備・持ち物などもっと詳しく

お墓への納骨はどのタイミングで?

故人を荼毘に付した後、骨壺へ遺骨を納めます。その骨壺をお墓に納める儀式のことを納骨といいます。

納骨はとくにいつまでという決まりはありません。手元に置いておきたい場合は、そのままというケースもあるようです。

一般的には四十九日の法要のタイミングでというのが最もポピュラー。まだお墓の準備が間に合わないというときは、一周忌の法要で行うというケースもあります。

お墓は住まいから離れた場所にある、交通な不便なところにあるというのが多いことと思います。また、坂道のきつい場所に墓所があるというのもよくあること。

ご年配者や小さなお子様連れで移動するのは大変ですので、1台でまとまって移動できる送迎バスが便利ですね。プロドライバーの運転なので、安心してお酒を飲めます。

お寺から墓所、会食会場、自宅や最寄り駅までの送迎を全部お任せしてしまいましょう

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▼初めての法事(法要)!準備や心得、マナーは?
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冠婚葬祭の行事でおすすめの貸切バスと手配の手順

送迎用の貸切バスは人数に合わせた大きさのものを手配することができます。ここでは初めて運転手付きで貸切バスを借りる場合の手順とコツについてまとめてみました。

冠婚葬祭の日程が決まったら参加(参列)の有無を確認

送迎バスの選び方のコツ

バスは大きさにより、値段が異なります。最も安く手配するなら乗車人数ぎりぎりの大きさを選ぶのがポイント。

マイクロバスと大型バスは補助席があることが多いので、短い距離(時間)であればそちらの利用も可能。マイクロバスなら26~27名、大型バスなら53名ぐらいまで乗れます。

マイクロバス補助席

冠婚葬祭で比較的人気があるのは、大勢乗車できて料金もリーズナブルなマイクロバス!結婚式で大勢のゲストを二次会場まで一度に送迎したい場合は、大型バスがよく使われていますよ。

「貸切バスの達人」には、マイクロバスから大型バスまでレンタルできるバス会社が全国から参加中!希望のバスタイプで見積りが簡単に取れます

もし、人数が10名前後で、貸切バスか貸切タクシー複数台か迷う場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

≫貸切タクシーと貸切バス、どちらがお得か

▼貸切できる送迎バスの種類一覧
貸切送迎バスの種類大型バス中型バス小型バスマイクロバスサロンバス

日程・およその参加人数が決まったら見積りをとる

貸切バスの料金は、利用した時間と走らせた距離の2階建てで計算されます。「3時間でいくら?」「半日なら●●円」という具合にはいかないのでご注意を。

結婚式なら、自宅から挙式会場、披露宴会場、二次会会場、自宅までの往復送迎希望というように送迎してほしいルートが必要です。それぞれの出発時間、到着希望時間も併せてバス会社に伝えましょう。

「貸切バスの達人」はWebから24時間問い合わせ可能。バス会社に見積りをお願いする際に必要な項目を入力するだけで、送迎バスの料金を無料で取り寄せることができます。

バス会社からの見積りは複数取り寄せ、比較が大切!

バス会社を比較する

実は貸切バス料金、国土交通省により最低基準額が2023年8月25日に公示されました。バス会社はこの金額を下回らないよう単価を決め、独自に料金計算を行うことができ、特に上限はありません。

同じ条件で見積りをお願いしてもバス会社ごと、季節などにより、結構金額に違いがあるんです。

また、バス料金はバスの営業所からゲストがバスに乗る場所までの移動時間・距離(バスの回送といいます)も含めて計算されます。つまり、乗車場所から最も近いバス会社の方がお得ということですね。

よりリーズナブルに送迎バスを手配するなら、複数の見積りを取り寄せ、しっかりバス会社を比較するのが大切!

「貸切バスの達人」なら1回の入力で、複数のバス会社から直接回答がもらえるので、見積り合わせが簡単です。

お願いしたいバス会社が決まったら直接予約!

バスを早めに予約

貸切バス料金をしっかり比較し、お願いしたいバス会社へ「借りたい」旨を連絡しましょう。バスはどんどん予約が埋まってしまうので、見積りを取り寄せてから時間が経ってしまうとすでに満車という場合も!

確実に借りたい場合は、キャンセル料がかかり始まるタイミングを確認し、すぐにでも予約を入れましょう。土日祝日や大型連休にかかる日程の場合は要注意です。

基本バス料金の支払いをもって予約完了となります。支払い方法やキャンセル料については、各バス会社にしっかり確認しておきましょう。

≫貸切バスの予約方法もっと詳しく

貸切バス その他の使い方

■ 観光旅行

≫団体旅行で貸切観光バスの利用について
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≫送迎バス貸切手配について
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冠婚葬祭の送迎用に貸切バスを予約する手順についてまとめ

冠婚葬祭には送迎バスが欠かせない

家族の節目や人生の節目などに行われる「冠婚葬祭」行事。普段あまり顔を合わせる機会のない親戚や友人などとの大切なひと時を、楽しめる貴重な機会です。

普段は地元を離れているという方ならなおさらですね。「冠婚葬祭」の行事に参加するため、飛行機や電車での移動を伴う場合は、ちょっと観光も楽しんでということもよくあることす。

貸切バスならスポット送迎はもちろん、日帰り往復や観光を含めた1泊2日のバス旅行にも対応してもらえます。

初めての貸切バス手配でも簡単にできる「貸切バスの達人」をぜひ活用してみてください。どのエリアでも対応しておりますので、移動先でのご利用でも気軽にお見積りをお願いしてみてくださいね。

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