東京の人気スポットと観光バス駐車場情報【武蔵野市・三鷹市・調布市編】

武蔵野市・三鷹市・調布市は多摩地域東部に位置し、都内からも近いことからベッドタウンとして人気が高いエリア。特に武蔵野市には吉祥寺があり、常に住みたい街ランキングで上位を獲得しています。

三鷹市には「三鷹の森ジブリ美術館」があり、調布市には「深大寺」の他、水木しげるさんが長く暮らした街として有名。

今回は緑豊かなベッドタウン、武蔵野市・三鷹市・調布市のおすすめ観光スポットをご案内。貸切バスで訪れた際の駐車場についてもご紹介したいと思います。

武蔵野市・三鷹市・調布市の歴史と空港までのアクセス

武蔵野市は井の頭池周辺から縄文人の集落が発見されています。江戸時代に玉川上水を開通し、農地開発が進みました。

江戸の大火により、現在の吉祥寺へ焼け出された住民が移住してきたことで、栄えた土地柄。1889年（明治22年）に4つの村および飛地が合併して武蔵野村に。この年、甲武鉄道が開通し、境停車場が誕生することで武蔵野発展が始まります。

三鷹市は代々徳川家の鷹狩りが行われる御鷹場。明治時代は神奈川県に属していましたが、玉川上水の水質管理問題により、東京府へ移管されました。

調布市は江戸と諏訪を結ぶ甲州街道を重視。調布市内にも5つの宿場町が設けられるなど、交通の往来が盛んに。幕末に活躍した近藤勇は調布市の出身です。

羽田空港まで移動する場合は、吉祥寺駅から貸切バスを利用して約34㎞、所要時間で1時間ぐらい。成田空港までなら約98㎞で2時間ぐらいです。

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武蔵野市・三鷹市・調布市の人気観光スポット＆アクティビティ

武蔵野市・吉祥寺周辺

武蔵野市を代表する人気スポットといえば吉祥寺。地元住民はもちろん、観光で訪れる人も多くいらっしゃいます。

吉祥寺の台所として有名なのが「ハモニカ横丁」。昭和レトロな街並みと細くて迷路のようにのびる路地裏にはたくさんの飲食店が軒を連ねています。

吉祥寺駅北口にあるのが「サンロード商店街」で、休みの日ともなると大勢の方が買い物や食事を楽しむスポットに。すぐ脇に入ると食べ歩きで人気の高い「吉祥寺ダイヤ街」などもあり、何度訪れても飽きません。

2002年に誕生したのが武蔵野市立吉祥寺美術館。野田九浦の日本画をはじめ、油彩、版画、写真など約2500点を所蔵しています。

日本で初めて郊外公園として開園したのが井の頭恩賜公園。2017年には開園100周年を迎えました。都内を流れる神田川の源流である井の頭池。徳川家光が鷹狩りの際に休憩舎を立てた誤伝山には、イヌシデ、コナラ、クヌギを中心とした雑木林が広がっています。

約42万㎡という広大な敷地内には井の頭自然文化園、井の頭弁財天、三鷹の森ジブリ美術館、スポーツ施設なども。都民の憩いの場となっています。

武蔵野市のパワースポット、吉祥寺の氏神さまといえば武蔵野八幡宮。789年に坂上田村麻呂が宇佐八幡大社の御分霊をお祀りしたと伝えられています。

約1,300坪の広さの境内にはケヤキやクスノキなどの大木があり、都内とは思えないほどの静けさと落ち着いたたたずまい。「誉田別尊」「比賣大神」「大帯比売命」の3柱をお祀りしています。

三鷹市周辺・三鷹の森ジブリ美術館など

井の頭恩賜公園西園内にある「三鷹の森ジブリ美術館」。JR三鷹駅から歩いて約15分、スタジオジブリがデザインしたコミュニティバスなら約5分で到着します。

館長である宮崎駿さんやジブリ美術館おすすめの絵本・児童書がおいてある「トライホークス（三羽の鷹）」、まるで映画に出てくるような不思議な建物の中にはフレスコ画や映画のイメージの元となった様々なスケッチや模型、がらくたたちが転がる常設展示室「映画の生まれる場所（ところ）」などなど。

短編アニメやネコバス、屋上庭園など、ジブリの世界観にたっぷり浸れる展示物がいっぱいです。カフェやショップもありますのでお土産にぜひ。チケットは日時指定の予約制となっています。

太宰治や森鴎外が眠るお墓があることで知られている禅林寺。江戸時代の明暦の大火で移住させられた神田連雀町の町民が浄土宗の寺院として創建したのが始まりです。

太宰治は1939年（昭和14年）、三鷹に住まいを設け、1948年（昭和23年）に玉川上水に入水して亡くなるまでをここで過ごしました。三鷹市美術ギャラリー内には太宰の自宅の一部を再現。

太宰が愛した「伊勢元酒店跡」「野川家跡」「千草跡」など、ゆかりの地が19か所ありますので、ファンの方ぜひ巡ってみてはいかがでしょうか。

新選組ファンの方なら龍源寺へ。近藤勇のお墓があります。近藤勇は現在の調布市で生まれ、15歳の頃に天然理心流近藤周助に入門。その才能を見込まれ、周助の養子となりました。

板橋の刑場で斬首され埋められていた勇の遺体を掘り起こし、生家近くの龍源寺に埋葬。勇の一人娘・たまと結婚して近藤家を継いだ勇五郎やその息子久太郎等の墓もあります。

調布市・深大寺周辺

調布といえば深大寺。日本最大厄除大師として知られ、飛鳥時代後期（白鳳期）を代表する国宝仏「釈迦如来像」が有名です。本尊は本堂にある阿弥陀三尊像。

参道にはいろいろなお店が立ち並び、名物の深大寺そばを食べさせるお店や甘味処なども充実。

水木しげるさんにちなみ、鬼太郎茶屋も人気スポットになっています。

深大寺の北側にあるのが「神代植物公園」です。約48万㎡という広大な公園には、約4,800種類、10万本の植物が30ブロックに分かれて植えられ、四季折々の美しい花を咲かせています。

春と秋にはたくさんのバラが開花し、大勢の来園者を迎えます。大温室には世界最大の花を咲かせる「ショクダイオオコンジャク（インドネシア・スマトラ島原産）」や「ラフレシア」などがあり、開花時にはテレビニュースなどで取り上げられていますね。

深大寺から少し離れますが、真っ黒なコーヒー色をした天然温泉が沸く「湯守の里」もおすすめ。地下1,500mからくみ上げた源泉は体の塩分濃度と同じ濃さで、昆布やシダ類などの植物が熟成された「フミン酸」を多く含み、ミネラルたっぷりの極上のお湯となっています。

調布駅近くにある布多天神社は、社殿裏にある雑木林が鬼太郎が暮らす森のモデルとなったことで知られています。近くにある「鬼太郎ひろば」や「天神通り商店街」で鬼太郎に登場する妖怪たちに出会うことができます。

調布市内にも近藤勇ゆかりのスポット、西光寺や生家跡（産湯の井戸など）などがあるので、巡ってみるのもいいですね。

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武蔵野市・三鷹市・調布市周辺の観光バス乗降所＆駐車場

武蔵野市・三鷹市・調布市周辺は観光バスが乗降できる場所、駐車可能な台数が限られています。停められない場合は回送になります。

【観光バス駐車場】

（1）井の頭恩賜公園・第二駐車場（要予約）

住所：東京都三鷹市下連雀一丁目地内
駐車可能台数：12台（大型バス専用）
営業時間：8時～19時（出庫は21時まで）
※大型バスは平日8時30分～9時まで入庫禁止
料金：1時間まで1,200円、以降30分ごとに500円
予約・問合せ先：大型バス予約　0422-29-8030

（2）小金井公園・第一駐車場（要予約）

住所：東京都小金井市関野町2-8
※吉祥寺から約6㎞、30分程度の移動距離
駐車可能台数：-
営業時間：24時間開場
料金：2時間まで2,000円、以降30分毎に500円
問合せ先：大型バス予約　042-384-2093

（3）神代植物公園第一駐車場（要予約）

住所：東京調布市深大寺北町1-4
駐車可能台数：－
営業時間：24時間
料金：バス2時間2,000円、以後30分ごとに500円
予約・問合せ先：FAXにて予約　0424-88-3234

（4）高橋駐車場（深大寺）

住所：東京都調布市深大寺元町5丁目14-5
駐車可能台数：－
営業時間：24時間
料金：1日1回800円～1,000円
問合せ先：042-482-0551

（5）武蔵野の森公園第一駐車場・第二駐車場（要予約）

住所：第一駐車場　東京都府中市朝日町3-5-12／第二駐車場　東京都三鷹市大沢5-7-2
駐車可能台数：-
時間：24時
料金：1時間まで1,000円、以降30分ごとに500円
※第一駐車場はマイクロバスのみ、大型バスは第二駐車場を予約すること
問合せ先：第一駐車場　0422-32-4682／第二駐車場　0422-32-4682